子犬のトイレを失敗させないためには。
先週我が家に新入りがやってきました。
生後2ヵ月ボーダー・コリーです。
現在アシスタントが10歳、見習いが6歳ですが、昨年小型犬の子犬を二か月近く預かっていたので、子犬育て自体はさほどブランクはありませんが、小型犬と中型犬ではさすがに様々な面で違うので気は抜けません。
子犬を迎えたすべてのお宅の関心事は何と言っても「トイレ」。
トイレを失敗させないようにとみなさん気合を入れていますが、なかなかうまく行かないのが実情です。
さて、今回の子犬(見習2)、クレート(ハウス)をサークルの中に入れ、アシスタントがかつて留守番時に使っていたネット付きトイレトレーを設置。
サークルの下には1.8mx2.0mのクッションフロアを敷いています。
なぜなら、アシスタントは子犬の頃、床掘りをして、フロアマットをビリビリにした経験があるからです。
その上にさらに全面にトイレシートを敷きましたが、実は見習い2はブリーダーさんのところでトイレシーツを破っていたそうで、案の定、敷き詰められたシーツは全てビリビリに破られたため、トイレシーツは撤去しました。
トイレのタイミングを見計らって、クレートから出たらすぐトイレに直行できる場所にトイレトレーを置いて、さりげなくトイレのキューを念仏のように唱えることにしました。
すると、トレーの上でさっさと済ませてくれるように。
回り始めたら「大」と予測して、さりげなくトイレコール。
こういったことを寝起き、食事の後、遊んだ後、クレートから出した後、カート散歩から帰った後などに言い続けていたら、翌日にはすぐにトイレをするようになりました。
しかし、見習い2にはひとつ困った癖が。
食糞です。
実は見習い1にも食糞癖があったので、これまたしつこくトイレコールのあとはすぐに撤去していましたが、お散歩デビュー後も外でその癖が出たので気が抜けませんでした。
行動を出さないようにしたところ、すぐにやらなくなりました。
見習い2も気を抜かずに観察を続ける必要があるでしょう。
また見習い2はサークル内でのトイレは問題ないのですが、サークル外で遊んでいるときは、まだ自分からトイレに行ったことがありません。
昨日は遊んでいる最中に、急に回り始めたので、サークルの中にいざなったところ無事トレーで排泄。
まだまだ手助けが必要です。
こんな感じで見習い2にとってまだまだサークルは不可欠ですが、実は見習い1は我が家に来た日からサークルを使用していませんでした。
なぜかというと、室内の2ヵ所に設置したトイレ―シーツに自分で行ってトイレを済ませると、勝手にクレートに入って寝るという不思議な子犬で、しかも2ヵ所用意したのに、1ヵ所しか使わず、夜もトイレに行きたくなるとクレートから出てトイレを済ませ、またクレートに入って寝ていたのと、部屋の中で全く悪戯をしなかったので、サークルは必要ありませんでした。
当たり前ですが、子犬はみんな性格が違うので、同じように教えてもすぐ出来る子と出来ない子がいます。
しかし、学習の速さはちがっても、根気よく教えていけばみんな出来るようになります。
子犬育てはある意味忍耐ですが、失敗させない環境づくりも大事です。
まだまだお散歩デビューまで日がある見習い2は日増しにパワーアップしてその力を発散できず悪戯が止まりません。
見習いが去年の子犬にしたように遊んでくれればいいのですが、こちらは全くその気がないようで、多頭飼いなのに一頭飼い状況。
仕方ないので私がせっせと遊んでやります。
体力がどこまで持つか。
さて見習い2はいつサークルが外せるようになるでしょうか。
※私の管理下では、サークルの外でも自由に遊んでいます。
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