犬の気持ちをサポートする
今日のプライベートレッスンは、我が家の自宅の傍で行いました。
ということは、生徒さんにとっては初めての場所。
普段はどちらかというと都心の静かな環境で暮らしているLさん。
ところが、我が家はどちらかというと近所にスーパーなどの店がある、そこそこ騒々しい住宅街。
日差しの暖かい午前中は、買い物がてら小型犬の散歩に出てくる人も多く、細い歩道でのすれ違いなどもあります。
一本裏の道に入れば、一方通行の人通りが少ない道ですが、敢えて大通りを歩きながら、近所の公園まで歩きました。
他犬がちょっと苦手で、ついつい吠えてしまうLさんですが、レッスンを重ねてハンドラーさんも対応が上手になったこともあり、Lさんに余計なストレスをかけることなく、吠える場面もかなり減っているのが現状です。
しかし、今日は初めての場所ということもあって、多少緊張感を感じましたが、それでも尻尾がさがってしまうこともなく、無事に公園まで歩き、ベンチで座って他犬の動きを距離を持って観察することもできました。
その際、すでにやっているマットトレーニングを利用し、マットの上でじっとしていてもらうことにしました。
最初は立ったままで、まったく座る様子を見せませんでしたが、その後は自分から座ったり伏せたりすることが出来ました。
このとき、Lさんには敢えて「オスワリ」や「フセ」は言いません。
「マット」と言うだけで、座るかどうかはLさんに任せました。
なぜなら、馴れていない場所では、何かあった時にはすぐその場から逃げたいと思っているLさんにとって、「オスワリ」や「フセ」を強要するのはストレスを与えてしまう可能性があるからです。
Lさんのトレーニングは、平常心を育てること。
おうちで出来ることは沢山あるので、それをおうち以外の場所で出来るようになることが目標。
飼い主さんのサポートが欠かせませんね。
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