ドッグトレーニングは犬の意欲を引き出す方がいい
なんとも当たり前のお題ですが、それがなかなか上手に出来ないことが多いのも事実です。
今日は、ラリーオビディエンスのイベント会場の山中湖から直接富士川緑地公園に移動し、JKC神奈川ブロック主催の訓練競技会に見習いと参加してきました。
見習いのエントリーはFCIオビディエンスクラスIIIです。
クラスIIIに昇格してから6度目の競技会でようやく合格。
その後不安定な低空飛行が半年。
合格がまぐれか?と思わされた日々でしたが、今年の秋から低空飛行が少し上昇。
最近は70パーセントの出来栄えに上がってきているようで、席次もブービークラスから、ミドルクラスになってきました。
いずれにしても、3年近くクラスIIIをやっていますが、彼との協働作業はとても楽しく、彼の失敗は私の失敗でもあることも多く、日々沢山学ばせてもらっているのが現状です。
技術的な部分のみならず、メンタル面でのサポートの重要さも痛感させられています。
しかし、彼と練習しているとき、私は嫌悪刺激を使うことはありません。
いわゆる首にショックを与えたり体に触って強制するようなことです。
それらの持つリスクは、問題行動のカウンセリングでご依頼をただく度に嫌というほどわかっているので、ある意味効果があると言われても私は使いません。
何かを強制しようとすると、動物は必ず反発します。
人間も押されたら、押されるがままに体を倒すのではなく、自分のバランスを保とうと反発するものです。
犬も自発的に行動できるように人間が工夫することが大切です。
リードを放した途端にどこかに行ってしまう犬ではなく、リードがたとえ手から離れても、怒られるからではなく、自発的に戻ってくれる犬になって欲しいと思いませんか。
強制するより恐らく時間はかかりますが、犬にとって一緒に作業することが楽しいと思えるかどうかが重要なのではないかと思います。
今日の結果は「休止」以外で初めて9.5ポイントが2課目ありました。
70パーセントは越えていますが、1課目鉄板のダンベル持来で、送り出し直前に審査員に気を取られて私の指示を聞き漏らしてしまい得点ならず。
本番はいろいろなことが起きますね。
常歩行進中の作業は今回はハンドラー、見習い共にミスなくできました。
少しずつ完成度をあげていきましょう。
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