ドッグスポーツ:ルールに則って作業するためには
ドッグスポーツには様々なものがあります。
中には、犬にとってのモチベーターが目の前にあるドッグスポーツもあります。
アジリティ、フライングディスク、フライボールなどがそうです。
跳び越えたい、走りたい、キャッチしたいなどなど、犬が自らやりたくなるような動きから構成されているドッグスポーツは比較的簡単に始められると思われがちですが、実は犬をコントロールしなければならない分意外と大変です。
もちろん、遊びとしてやるには入りやすいかもしれませんが、実際競技として高みを目指そうとすると、他のドッグスポーツ同様難しいものです。
よくあるのが、アジリティ競技でスタートラインで待てない犬。
同様にフライングディスクでディスクをキャッチしたあと離せない犬。
どちらも、犬は楽しそうにやってくれますが、ある意味犬は自分のペースで楽しんでいるので、競技に参加する場合、ハンドラーとしては得点に結び付けるために大変苦労することもあります。
なぜなら、犬に求められるものは単にスピード(速さ)だけでなく、冷静さも不可欠だからです。
FCIオビディエンス競技をやっている見習いも同様です。
脚の速さだけは負けませんが、競技中、目の前に様々なディストラクションが置かれると、こちらのキューを聴いてはいるものの、目はそのディストラクションに釘付けとなり、吸い寄せられてしまうことがあります。
やる気は大事ですが、冷静さも不可欠。
さて、以前見習いがオビ競技の「臭気選別」という課題で、指定された方向外に走って行ってしまい、結果、正解の木片は持来したものの、時間切れでゼロ点だったと書きました。
「私の匂いのついた木片を探す」という作業は理解していても、探すべき場所から逸脱してしまうと、当然制限時間内に回答を出すことは出来ません。
ディストラクション(他のオブジェクト)に左右されることなく、正しい場所に探しに行くには、冷静な頭が必要ですね。
※木片の臭気選別中の見習い
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