ドッグトレーニング:苦手に馴らす
犬の行動が環境によって大きく左右されることは何度も書いています。
おうちでは何の問題も無くても、外ではいろいろ大変だというのはよくある話です。
しかし、実は家の中でもその片鱗が出ていることがあります。
よくあるのが郵便屋さんのバイク音。
郵便は必ず個別に配達されます。
いわゆるインターホンの来客と同じで、玄関前まで来て何かをポストに入れたり、あるいはインターホンを鳴らしてやってきたりするものです。
つまり、バイク音がすると、誰かが家の前までやってくることを犬はちゃんと知っているので、音を聞くと警戒心がでて、場合によっては吠えると言う行動に出るわけです。
そして同じ音を外で聞くと同じような反応が出てしまうことがあります。
すでにバイク音がインプットされて、次に誰かがこちらにやってくると犬は予測するのです。
個体によってはバイク音全てに反応する犬もいます。
いわゆる騒音自体が気に入らない場合です。
しかし、バイクのエンジン音によって反応が異なる場合は、先ほどの個別の理由による反応とも考えられます。
先日のプライベートレッスンでは、そんなことも含め、いちいちどんなバイクも気にしないでいられるように伝える練習を外で行いました。
当然ご自宅内でも同様の練習は続けていただいています。
正の罰を使わないトレーニング法のため、犬に嫌悪刺激は与えません。
効果は地道な繰り返し練習でのみ得ることができます。
どんなトレーニングもすぐに犬が出来るようになるわけではありません。
根気よく続けていくことが大事ですね。
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