見習いのハズバンダリーケアのはなし
最近多少耳馴染みになってきたようですが、まだまだ周知されていないハズバンダリーケアについて少しお話しします。
幸か不幸か、我が家の犬たちは代々獣医好きで、どの子も先生に会うのを楽しみにするタイプだったため、彼らの健康ケアにおいてハズバンダリーケアが特に必要と感じたことはありませんでした。
予防接種、投薬、触診、検温等、苦痛を感じたり、警戒心から後ずさりしてしまう犬はいなかったので、診察においては、励ます言葉をかけることはあっても、保定が必要なレベルの犬はいなかったからです。
さて、なぜこんな話をするかと言えば、現見習いが生後4か月から大の獣医嫌いになってしまったため、数年前から診察や注射を受けるのがとても大変な状況にあるからです。
そんなこともあって、2年前ローラ・モナコ・トレッリ氏のセミナーに参加しました。
とても有益なセミナーで、見習いにも少しずつトレーニングを行ってきました。
今回たまたま条件が上手くあって、見習いのハズバンダリーケアに協力してくださる獣医さんと出会いました。
そして先週、初回の獣医訪問。
その時の様子などはこちらに書いています。
http://chn.air-nifty.com/mind/2021/11/post-4f462b.html
今日は二度目の獣医訪問。
前回、最後の方は緊張していたので、病院に入れないかもしれないと思っていましたが、すんなり入れ、診察室への入室拒絶も無く、スムースに入ることができました。
女医さんと会っても特に大きな興奮は無く、診察台には「アップ」のキューで体重が計れるくらい乗っていることが出来ました。
そして前回の続きで診察台に顎乗せ。
じっとしていられる時間はまだまだ短いようですが、とりあえず、やるべきことはわかっているようです。
軽い触診はクリアできていますが、今日は聴診器が少し嫌なようです。
無理はしません。
顎乗せで落ち着いていた時、前回できなかった検温が出来ました。
眼で検温するのは今回のケアで初めて知りました。
ウチでは普通に肛門に体温計を入れるのですが、見習いは恐らく女医さんにはやらせないでしょう。
目標は今年中のワクチン接種。
もちろん、無理矢理保定するのではなく、彼が「いいよ。」というのを待たなければいけません。
人も犬もストレスフリーな診察が出来ることが重要なポイントです。
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