« 環境は行動を変える | トップページ | ドッグトレーニング:知らないことは教えてあげるだけ »

2021年11月26日 (金)

WCRL規定ラリーオビディエンスグループレッスン

今日はラリオビに興味をもたれた方々のグループレッスンの日でした。
先月から始め、今日は2回目のレッスン。

前回は競技の概要をお話しし、後半、サインカードが置いてある中で犬と一緒に作業することを体験していただきました。

今回は、ラリオビ競技で欠かせない姿勢の維持や変更について練習していただくことに。

「姿勢」とは「オスワリ」「フセ」や「タッテ」と言った一般的な3姿勢を言います。

「オスワリできますか?」と聞かれて、「オスワリぐらいできます。」と答える飼い主さんは少なくありません。
つまり、「オスワリ」と言われて、犬が腰を下ろすことが出来れば、とりあえず第一関門は通過できますが、それだけでは100%「出来る」ことにはなりません。

では、どのレベルが100%「出来る」に相当するのでしょうか。

①犬と視線が合っていなくても、言葉のキュー1回で犬がすぐに腰を下ろすことが出来る。
②周りにディストラクションがあっても、言葉のキュー1回で犬がすぐに腰を下ろすことが出来る。
③オスワリをしたあと、ハンドラーが次のキュー(指示や解除)を出すまでオスワリを維持していることが出来る。
④オスワリをしたあと、ハンドラーが動いても、ハンドラーの次のキュー(指示や解除)が出されるまではオスワリを維持し続けることが出来る。

以上のことがクリア出来ていれば、「オスワリできます。」ということが出来ます。
そして、クリアできていなければ、通常のオビディエンス(服従訓練)と比べて簡単なように見えるラリーオビディエンスもペナルティ無しに合格することは出来ません。

つまり、いくら競技中オヤツをあげられるポイントがあったとしても、途中で犬を褒めることが出来たとしても、やるべきことをきちんとやらなければ、ペナルティ無しで課題をクリアすることは出来ないということです。

ご参加のみなさんには、まず姿勢とはどういうものなのかから始まり、ヒールポジションの位置、姿勢の維持など、学んでいただきました。

202111261

簡単そうと侮れないラリーオビディエンス。
まずは、犬にきちんと伝えることから始めていきましょう。

現在WCRL規定ラリーオビディエンスのイベント参加者募集中です。
12月17日:ラリーオビディエンスセミナーと練習会
12月18日:ラリーオビディエンストライアル
詳細はこちら👇
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2021/09/post-76894e.html
締め切りは11月27日です。

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

|

« 環境は行動を変える | トップページ | ドッグトレーニング:知らないことは教えてあげるだけ »

ラリーオビディエンス」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 環境は行動を変える | トップページ | ドッグトレーニング:知らないことは教えてあげるだけ »