« 犬のエラーへの対処 | トップページ | WCRLラリーオビディエンス勉強会 »

2021年10月13日 (水)

ドッグトレーニング:ハードルは少しずつあげていく

犬のトレーニングを始めると、犬の意欲につられて、ついつい早く先に進みたくなってしまうものです。

例えば、ヒールウォーク(脚側で歩く)。
通常のお散歩と違って、ハンドラーの左側を離れないように歩くことですが、初めにちょっとトリーツなどで誘導して歩き始めると、犬が楽しそうについて来るので、犬が理解しているような気になってしまうものですが、その時点ではまだ犬は行動を理解していませんし、言葉のキュー(「ヒール」や「ツイテ」など)との関連付けも出来ていません。

しかし、出来た気持ちになってしまうと、翌日「ヒール」と言っても全然付いてきてくれない犬に、「昨日やったじゃないの。」と言いたくなってしまいがち。
でも、犬にしてみれば「なんのこっちゃ。」だったりするわけです。

トレーニングの合間に、見習いVincentと遊具を使って遊びました。
初めてチャレンジしたのが9月28日。

202110131

この時は、左手にトリーツを持って、少しずつ上りたい気持ちを引き出し、一段目に後肢があがったら沢山褒めて終わりにしました。

次にチャレンジしたのが9月30日。

202110132

この日は誘導しながらさらに1段上がってみました。

それから少し日があいたので、一度リマインドしたあと、10月8日にさらに一段。

202110133

この時点で、トリーツを持たなくても、ここまではスムースに上がれるようになりました。
何も言わなくても、この前に立つと自分から上りたくなっているようです。

そして10月12日、自発的に上り始めたので、「クライムアップ」のキュー付け。
自分で一番上まで登りきることが出来ました。

202110134

最終日の模様はこちら👇


ひとつひとつ、手順を追って教えてあげることが大事ですね。

-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

|

« 犬のエラーへの対処 | トップページ | WCRLラリーオビディエンス勉強会 »

ドッグトレーニング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 犬のエラーへの対処 | トップページ | WCRLラリーオビディエンス勉強会 »