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2021年9月23日 (木)

ドッグトレーニング:環境刺激に馴らす

今日はドッグダンスの練習会に参加させていただきました。

本番と同じようなリンク設定でリンクインし、ルーティン(演技)の練習をするというもの。

持ち時間18分の中で、どんな練習をしてもいいので、それぞれのペアの課題に合わせた練習ができます。
我が家の見習いVincentとの課題は、見習いを緊張させないこと。

どんな競技であっても、全く緊張しないハンドラーは少ないと思います。
競技自体を楽しんでいる某メジャーリーガーを見ていると、非常にうらやましいと感じます。
人間だけの作業であれば、自分の失敗とあきらめることは出来ますが、犬との協働作業においては、人間と犬それぞれがいつも通りに動けていないと当然結果はついてきませんし、それ以前に楽しめません。

我が家の問題は、ハンドラーが多少緊張気味ということもありますが、見習いの方もまさにその緊張を反映して、競技リンクに入ると頭がいっぱいになり、私に「ヘルプ!」と言いに来ることです。

そこで今日の練習会では、リンクインをいかに楽しくするか。

リンクイン後の気持ちをリラックスさせるために、いろいろ工夫しながら何度も繰り返して練習してみました。
もちろんその間、一切ネガティブなことは言いません。

202109231

当然、何度も何度も、リンクインのみの練習となったため、一曲通して踊れたのはたった一度でした。

それでも、前回のファンマッチでハンドラーが間違えたキューを間違えなかったことで、エンディングポーズはバッチリ(?)決まりました。

202109232

ドッグダンスだけでなく、オビディエンスの競技リンクも苦手な見習い。
環境刺激に弱いと言ってしまえばそれまでですが、強くなるためには本番に近い環境の中での練習も欠かせません。

環境刺激に関しては、競技犬だけの問題ではありません。
例えば愛犬とカフェにお出かけしようと思ったら、最初から、他の犬が間近にいるカフェに飛び込むのではなく、公園のベンチに座ってテイクアウトのコーヒーを飲んだり、スイーツを食べたりしているときに、愛犬を足元に敷いたカフェマットにフセさせ、視界に犬が入っても落ち着けたら褒めるという練習をするのも有効ですよ。
もちろん、ご自分が食べているスイーツはねだらせないことも大事ですね。

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