ドッグトレーニング:コミュニケーションは双方向がいい。
愛犬とどうコミュニケーションを取ればいいのだろう。
なぜ、こちらの気持ちが伝わらないのだろう。
なぜ言うことを聞いてくれないのだろう。
そんなことを感じたことはありませんか?
愛犬のことを大切に思う気持ちは誰にでもありますが、ついつい手を貸し過ぎてしまったり、ついつい愛犬の要求を全てのんでいると、気が付いたら愛犬の一方的な要求ばかりを聞くようになってしまい、こちらのお願いはなおざりにされてしまっていたなんてことにもなりかねません。
「かわいい愛犬のため」とか、「この子にはまだ無理」などと過保護になり過ぎず、愛犬が自信を持って行動できるようなサポートをしたり、出来ることを増やしてあげるためのトレーニングをおこなうことで、愛犬とのコミュニケーションはもっと取りやすくなるはずです。
単に、何かを命令してやらせるのではなく、行動を教えたり、行動をサジェスチョンすることでも、愛犬とのコミュニケーションは取れます。
そのためには、こちらの意向をわかりやすく伝えること。
愛犬の気持ちを予測しつつも、出来るだけ自分でできることは自分でやれるようにサポートしていくようにすると、一方通行ではなく、双方向のコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
先日のパピーレッスン、そろそろトイレのタイミングということで、その前に少し遊んで発散させたあと、「お水飲んでくれば?」と声をかけると、ボウルの水を飲みに行ったので、そのあとさりげなくトイレのキューを出したら、子犬は「あっ、そうだった。」とトイレトレーに向かっていきました。
興奮させたり、他のことに気を取られてトイレを失敗させるのではなく、運動不足で「遊んで~!」と催促される前に声をかけて遊んだり、タイミングを見計らってトイレを促したりするサポートで、犬も人との協働作業を楽しんだり、成功体験を積んで褒められることが増えると自信につながっていきます。
さりげない観察で、上手にコミュニケーションを取ってみませんか?
さて今日のレッスンはお散歩が苦手なTくん。
一時期散歩に出られるようになったものの、またいろいろ考えてしまい、なかなか一歩が踏み出せないそうです。
っが、なぜか私が行くと今日も歩いてくれました。
飼主さん曰く、散歩は私とご家族がセットで行くものと思い込んでいるのかもしれないと。
なるほど、そんな勘違いもあるかもしれませんと、途中で隠れてみたのですが、私がいなくてもちゃんと歩いてました。
初めの一歩を踏み出す勇気が必要なようです。
目的地の公園では、楽しそうに走る姿も見られました。
根気よく、散歩の楽しさを伝えていきたいですね。
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