ハウス?フリー?どっちがいい?
パピーレッスンから、ハウストレーニングをお願いしているWanByWanですが、中には、ハウスに入れるのはかわいそうだからと、レッスンを断られたこともあります。
かわいそうではないんですよ。とお話ししても、ハウスやサークルを使うことで、犬を隔離すると考えてしまう方には、なかなか受け入れていただけないものでした。
最近では災害時の同行避難や、地震の時に、家の中で物が落ちてきたりしても、ハウスにいることで安全が確保できることをお伝えすると、最初は気が進まなくても、次第にハウスを受け入れて下さる方が増えてきました。
また、緊急時以外でも、愛犬と一緒に旅行に行くとき、ダイニングルームに犬を連れて入れられないようなケースでは、馴れない部屋に一人で待たせなければいけません。
しかし悪戯や、不安からの排泄の失敗などの心配を回避できることから、ハウストレーニングを歓迎していただけるようになりました。
また、ドッグスポーツなど、様々な競技に参加する際も、待機中はほぼハウス(クレート)になるため、ハウスで落ち着いて待てないのは、犬のパフォーマンスを落とす可能性があるので、出来ればリラックスしてハウスで休んでいて欲しいものです。
先日、クライアントさんから、所用で一日犬を預ける予定があるというお話がありました。
預け先によっては、ハウス管理の場合と、フリーの場合があります。
ハウス管理であれば、ハウスに馴れていない犬は、閉じ込められてストレスで吠えたり泣いたりする可能性があります。
しかし、逆にフリーの場合は、知らない犬たちと接触する可能性があるため、犬が苦手な子にとっては、飼い主さんと離れていることだけでもストレスなのに、他の犬たちとの接触でさらにストレスをためてしまうかもしれません。
ハウスに入っていること自体はかわいそうなことではありません。
ハウスの中でも楽しいことがあると教えてあげることで、ハウスのストレスは軽減されていきます。
フリーお預かりより、ハウスの方が犬にとってストレスが少ない可能性もあります。
ハウス管理か、フリー預かりか。
愛犬の状況を考えながら、お預け先を考えてあげたいですね。
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