パピーレッスン:初めてのハーネスとリード
今日はお散歩前のパピーくんに初めてハーネスとリードを着ける練習をしました。
お伺いしたら、まず落ち着かなくてはサークルから出られないことをリマインド。
上手に出られたら、ご挨拶のあとおもちゃで遊びます。
いつも訪問を大喜びしてくれるパピーくんですが、その勢いだと大興奮で私をおもちゃにしてしまいそうなので、ちゃんと道具(おもちゃ)で遊んで落ち着いたら、ようやくハーネスとリードを装着します。
ハーネスは着脱しやすい、頭を入れるタイプで、胴のところに2ヵ所ワンタッチ留め具がついています。
頭を入れるときも、ハーネスの先にフードを見せて、自分から頭が入りやすい状況を作ってあげます。
ハーネスが装着出来たら、床にフードを少し撒いて、気持ちが床に向いているときに、さりげなく背中のDカンにナスカンをとめます。
リードが顔の周りいブラブラしていると、格好の獲物になってしまうので、とりあえずたるませない程度に持って、子犬の視野に入らないようにしておきます。
最後はフードを手に持ち、子犬の名前を呼びながら歩き、ついてきたらすかさずご褒美のフードをあげるようにします。
余裕があれば、クリッカーを使うとさらに効果的です。
「おいで」で声をかけながら歩き始め、ついて来られたらすかさず褒めてフードをあげるという動作を繰り返していると、次第に子犬の意識がこちらに向きやすくなってきます。
床に置いたスマホを見つけてダッシュしそうになったときも、ちょっとテンションを高めに「おいで~」と呼んで破壊を回避。
最後は試しに「オスワリ」と言ったところ、なんとその場ですぐ座ってくれました。
日ごろオスワリを強化している成果が出ています。
リードを着けたときに注意することは、リードはある意味犬の動きを妨げるので、犬にとっては邪魔ものと思われ、噛みついて引っ張ることもありますし、目の前にぶら下がっていれば、おもちゃのように噛んで遊ぼうとすることもあります。
そうなってから、「ダメダメ!」とリードを引っ張って取り返そうとすれば、子犬はますます興奮してしまいます。
最初からリードを視野外に置くことと、もし噛んでしまったら、無理矢理引っ張って取り返すのではなく、フード(オヤツ)を床に撒いて一度気持ちをそらしてリセットすると、いちいち叱る必要もありません。
リードが引っ張りっこのおもちゃにならないようにするには初めが肝心ですね。
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