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2021年7月 5日 (月)

犬との生活:毛が抜ける犬種ですか?

犬には、毛が抜けるタイプと抜けないタイプがあります。
我が家のボーダー・コリーは抜けるタイプ。
大きく分けると、年に2回大きく抜けます。

時期はそれぞれ。
おおよそは夏前と冬前ですが、個体差があるので、親子3頭飼いをしていたときは、少しずつ時期をずらして抜けるために、家の床が綺麗だったのは年に34か月ぐらいだったような気がします。

さて、ボーダー・コリーの被毛はダブルコートです。
オーバーコートとアンダーコートを着ています。

アンダーコートは名前の通り、オーバーコートの下に着ている、真綿のように柔らかい毛です。
細いのでよくからみ、毛玉になってしまう部分でもあります。

さて、見習いのようなミディアムコートと違い、アシスタントはロングコート。
アンダーコートもしっかりためていますので、日ごろからブラッシングをして、なるべくアンダーコートを抜いておくと風通しもよくなりますし、血行もよくなり、床に抜け毛が落ちる割合も減ってきます。

まず、通常のコーム(金櫛)で軽くブラッシングしながら抜けかかっていた被毛を抜いた後、アンダーコートの毛玉をほぐし、最後にアンダーコートを抜いていきます。

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この時アンダーコートを抜くのに使っているのが、先代のボーダー・コリーの時から愛用しているピロコーム。

202107053-2
右は銅製、左は真鍮。
銅製の方が少し柔らかめ。

抜いたアンダーコートが櫛の歯に絡みつくので周りに散らないというメリットがあります。
メーカーさんがその後改良を重ねたようで、最近の商品はこんな感じになっています。

202107052
※ボーダー・コリーの場合、右の「かため」か中央の「やわらかめ」が有効です。

犬の被毛ケアの道具はいろいろ出ていますし、私はこのメーカーの回し者ではありませんが、とにかくロングコートのボーダーには使いやすいので、よくおススメしています。

ミディアムコートの見習いは短いので、多分これでなくても大丈夫かも知れませんが、とりあえず同じもので取っています。
よく取れます。

この作業を怠ると、ゴーストタウンのように床の上を毛玉ボールが風で舞う家になってしまいます。

一方トリミング犬種(トイプードルやシュナウザーなど)に換毛期がありませんが、その代わり、定期的にトリミングに連れていかなければいけません。
その分費用もかさみます。
トリミング犬種を迎えるときはそれなりの覚悟が必要です。

大変さはそれぞれですね。

犬を迎えようと思ったときは、そんなことも考えなければいけません。

また、アレルギーがある場合、毛が抜ける犬種は避けた方がいいとも言われています。

それぞれのライフスタイルに合った犬種選びの中に、換毛する犬種か、トリミング犬種か考えることもおおきなポイントになるでしょう。

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