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2021年7月

2021年7月31日 (土)

トリーツ(おやつ)が逆効果になっていませんか?

「正の強化」トレーニングにおいては、犬が好ましい(正しい)行動を取ったことを褒めて、報酬としてトリーツを与えます。
その際、クリッカーや言葉のサインで「合ってるよ!」と伝えていきますが、報酬は必ず与えることで、その行動を強化し、好ましい行動が出やすくしていきます。

そのとき、報酬となるトリーツをどこに置いておくかと言うのが、トレーニングにおいては重要なカギとなります。

例えば、全く新しい行動を教えるときに、ルアーのように、犬の鼻先にトリーツを見せて、行動を引き出す場合、当然犬に見えるところにオヤツなどのトリーツを見せておくわけですが、そのオヤツを見せたままいつまでも犬を引っ張りまわしていれば、賢い犬は「な~んだ、もらえないのか。」とストレスになり、一気にテンションは下がってしまいます。

つまり、新しい行動であれば、犬の気持ちがそれないように、短いステップで犬を褒めてトリーツを渡すことが必要になります。

一つの行動に体が馴れてくれば、目の前にトリーツを見せなくても(手の中に握っていたり、トリーツポーチに入れておく)、ハンドシグナルやハンドターゲットを使いながら犬の行動をサポートし、上手に出来たところで報酬のトリーツを渡すというように、トリーツの使い方も移行していきます。

その場合でも、なかなか褒めてもらえなければ、犬の集中は持続しないので、短いスパンで褒めるのは同じです。

そのような工程を踏みながら、次第に目の前からトリーツを見えなくしていくことで、最終的にはトリーツ(オヤツ)が目の前に無くても、「出来る犬」になっていくのですが、どうしてもハンドラー側が、「出来なかったらどうしよう」というような不安から、犬の目の前にトリーツ(オヤツ)を見せて、「やりなさい。」と言った方向に行ってしまうため、いつまで経っても、トリーツが目の前に無いと出来ない犬から卒業出来ないということがよくあります。

また、目の前にトリーツがあることで、ある意味犬の思考はトリーツの方に行ってしまい、興奮してハンドラーの言っている言葉が耳に入らなくなることもあります。

そのためにも、犬の視界から一度トリーツを隠すということも重要なポイントになってくるわけです。

「オヤツがあればなんでもできる。」という間違ったレッテルを愛犬に貼ることなく、「ウチの犬は言われたことはちゃんとやるから、ご褒美をあげるのよ。」と言えるようになりませんか。

食いしん坊で有名(?)なアシスタントも、目の前にトリーツは無くても、仕事をすればご褒美が出ると思えば、いろいろ頑張ってくれます。
逆に目の前に見せてしまえば、冷静さを欠いて、仕事にならなくなることもあります。

トリーツの出し方、使い方、ちょっと見直して見ませんか?

今日のプライベートレッスンのF君。
飼い主さんと一緒に並んで歩く練習を、ディストラクションの多い場所で行いました。
当然、目の前にトリーツがある段階ですが、ずっと目の前に見せているのではなく、出来たらあげるということも混ぜていきます。

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飼い主さんと目が合えばそれだけでも褒められるF君。

一緒に歩くこともきちんと教えてあげないとできませんね。

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2021年7月30日 (金)

ドッグトレーニング:呼び戻しについて

パピーレッスンに限らず、ドッグトレーニングにおいて「呼び戻し」は必須の課題です。
つまり、名前を呼んでも愛犬が来てくれなければ、愛犬の安全は確保できません。

先日とあるTV番組で、呼び戻しの競技をやっていましたが、名前を呼ばれてすぐ戻ってきた犬は4頭中ゼロ。
なぜ戻って来ないのでしょう。
全く動かない犬や、全く違う方に走って行ってしまう犬など様々でした。

戻って来なかった犬たちは、日常的に戻って来ない、呼んでも来ないことを飼い主さんがそのままにしている可能性が高いです。
絶対に戻ってきて欲しいと思えば、ある意味必死で練習し、戻って来られるようにしてあげる努力をしていたはずです。

日常的に、戻って来なくても構わないライフスタイルであれば、必死で呼び戻しを練習する必要はないかもしれません。
例えば、毎日裏山で勝手に散歩させていて、お腹が空けば戻って来るような場合。
日常的に絶対リードを離すことはなく、ドッグランなどにも連れて行かないような生活であれば呼び戻しは必要ないかもしれません。

また、呼び戻しの練習自体、どうやっていいかわからないという方もいらっしゃいます。
家の中で、子犬は呼ばなくても飼主の足元にまとわりつき、ごはんの時間になれば呼ばれなくても足元で待っているので、呼ばなくてはいけない状況がそもそも存在しないことが多いからです。

そして、反対に犬にとって楽しくない状況に限って飼い主が呼ぶというシチュエーションが繰り返されていくと、犬は呼ばれたら嫌なことが起こると予測し、名前を呼べば呼ぶほど来ない犬になっていくという悪循環が飼い主の気づかないうちに起きている可能性があります。

つまり、名まえを呼んで、犬が好きではない足ふきをやったり、爪切りをしたり、お風呂に入れたり、犬によっては散歩に行きたくないのに、散歩に行くからと呼ばれるという状況が続くと、犬は呼ばれても来ない犬になります。

子犬の頃から、呼ばれたらいいことがあるよと教えていってあげたいですね。

今日のプライベートレッスンのMさん。
おうちの中では、呼ばれると飛んできてくれます。
そこで、今日はお散歩レッスンの合間に、呼び戻し練習。

お散歩レッスンでは、飼い主さんにペースを合わせる練習。

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呼び戻しは、静かなエリアでロングリードを使っての練習。

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繰り返し練習は必ず実を結ぶので、焦らず、根気よく。ですね。

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2021年7月29日 (木)

基礎オビグループレッスン

今日は若い犬たちの基本のオビレッスンがありました。

参加犬の課題はそれぞれです。

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さんは、他の犬が少し苦手なので、他犬がいる中で、出来るだけいつも通りでいられることの強化練習。

他犬を気にして見ても、ちゃんとハンドラーに意識が戻ればそこを褒めていきます。

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途中、若い犬に遊びに誘われましたが、まだまだ一緒に遊べるレベルではないようです。
それでも、過剰に反応することなく、嫌だなと感じたときはハウスに入って様子を見るなど、ハウスも効果的に活用してくれました。

一方もう少し若いMさんは、天真爛漫。
見習いにちょっかいを出す余裕までありますが、そんな中でも、ハンドラーに呼ばれたらきちんと戻ること。

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集中出来たら、一緒に歩くことなどを練習していただきました。

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経験値を積んで、様々な状況の中でも、平常心でいられるよう練習していきます。

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2021年7月28日 (水)

犬との生活:トレーニングを始めると、会話が成り立つようになる。

引っ越しを機にライフスタイルが変わって、困惑しているC君でしたが、お散歩トレーニングやハウストレーニングを始め、飼い主さんがわかりやすくC君にやって欲しいことを伝えられるようになると、C君の飼主さんへの意識が次第に変わってきました。

今までは自分の要求だけを飼い主さんにぶつけていたようですが、最近では、飼い主さんの言っていることを一生懸命考えて、行動に移すようになってきたそうです。

レッスンスタート当初からハウストレーニングをやって頂いていたので、今ではハウスの中に入ってじっとしていられるようになりました。

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おもちゃで遊ぶのも習慣になってきたそうです。

お散歩も、少しずつコミュニケーションが取れるようになって、飼い主さんのお願いも聴いてくれるようになったとか。

私ともちゃんと視線を合わせてくれるようになりました。

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何をすればいいのか、一生懸命考えながら行動するC君。

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シニアになっても、きちんと伝えてあげれば、意識や行動は変えることができます。

力ではなく、話し合いで決めていかれるといいですね。

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2021年7月27日 (火)

パピーレッスン:子犬の興奮をあげすぎない

今日は二回目のレッスンに行ったパピーくん。
前回「座っていること」を強化したせいか、伺ったときから自主的に座ってくれました。

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当然クリックアンドトリーツ(フード)でさらに強化。

その後前回のようにおもちゃで引っ張りっこ。
数日会っていなかっただけで、パワーが倍増しています。

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ちょっと遊んだあとは、飽きて悪戯を始める前にサークルにいざない、水を補給し、トイレを済ませたら、すかさず褒めて、サークルから出してあげ、また遊んであげます。

何度か繰り返し、お遊びタイム終了。

サークルの中で多少ぐずってもリアクションせず、さりげなくハウスの中にフードを詰めたおもちゃを入れておきました。

すると、自分から中に入って遊んでいるパピーくん。

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メリハリをつけながら相手をしていくのが大事。
何しろ、小型犬の甘噛みと違い、大型犬の乳歯のとがり具合は半端ではありません。

手をおもちゃにするのではなく、噛んでもいいおもちゃで遊ぶことを徹底的に教えていきます。
力で一発で矯正するのではなく、根気よく、繰り返して伝えていくことが重要ですね。

次回までには、飼い主さんの擦り傷が減っているといいのですが。

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2021年7月26日 (月)

子犬はなぜ夜寝ないのか。

子犬を迎えると、夜鳴きに悩まされる方は少なくないと思います。

母犬や兄妹犬たちと日々楽しく暮らしていた子犬が、ある日突然見知らぬ人(しょっちゅう会いに来てくれていたかもしれませんが)に連れられて、家族と別れ別れになってしまい、夜たった一人になってしまえば、当然悲しくて鳴いたり、吠えたりすることは容易に想像できます。
夜中に起きていると、昼間寝てしまい、昼夜逆転して、再び夜になると鳴くという悪循環が起こる可能性もあります。

一方、小さいショーケースの中に入れられて、夜になると人気が無くなってしまうような場所から迎えた場合は、さほど環境の変化が無いので、ホームシックになる確率は低いかもしれません。

いずれにしても、環境が変わったことには変わりないので、多少の不安やストレスで鳴くことは仕方がありません。
馴れるまで、サークルの横で添い寝をする飼主さんもいます。
私が子供の頃は、子犬が来たら、時計をタオルなどにくるんで、寝床の傍に置くといいと言われたこともあります。
心臓の鼓動の音のように感じるからだと言われました。

しかし、夜中に寝られない原因は他にもあります。
運動不足です。

ワクチンとの兼ね合いで、通常の散歩や外を走らせたりすることが出来ない子犬にとって、運動不足はエネルギーの発散を妨げてしまいます。

兄妹犬と一緒であれば、当然疲れるまで遊んでは寝、みんなが起きたらまた遊ぶというサイクルですので、暇を持て余していることはあまりありません。

もし、夜中にぐずったりするようであれば、寝る前にちょっと遊んだり、部屋の中を走らせたりして疲れさせてあげることも一つの方法です。

我が家で初めて迎えたボーダー・コリーは、寝る時間になって二階の寝室にあがると声をかけると、突然狂ったように居間で走り回り、ひとしきり走った後に排泄を済ませて一緒に二階にあがるという変な癖がありました。

おかげで、夜はぐっすり。
朝まで起こされることはありませんでした。

”a tired dog is a good dog” (疲れている犬はいい犬)という格言があります。
肉体的にも精神的にも十分な刺激を受け(て疲れ)ることが良い犬には不可欠ということです。

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夜中に起きて吠えてしまうような場合は、一度試してみてはいかがですか?

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2021年7月25日 (日)

子犬を迎える:ブリーダー心得と飼い主心得

先日、とあるブリーダーさんとブリーディングに関してお話しする機会があり、改めて繁殖の大変さを確認しました。

実は我が家も1999年に一度ブリーディングしています。
もちろん、一回繁殖したからと言って、ブリーダーではありません。
先輩ブリーダーにアドバイスを頂きながらの繁殖でした。

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犬は「安産」の象徴のように言われていますが、実はそんなに簡単なことではありません。
私も、自宅での出産の他に、知人の出産に立ち会っていますが、どの子もがみんな元気に生まれてくるわけではありません。
死産だったり、蘇生が必要だったり、どんなハプニングが起こるのか想定し、準備しておかなければいけません。
そのための勉強や知識も不可欠と言っていいでしょう。

さらに、生まれた子犬の引き取り手を探すこともブリーダーの仕事です。

一般的に、良心的なブリーダーは前もって繁殖計画をオープンにします。
両親犬が繁殖に適した個体であるかどうかを確認し、両親犬の遺伝的疾患等がクリアかどうかも公開します。
犬種特有の遺伝疾患や、股関節(ヒップスコア)の状態などもそれに入ります。
毛色の問題もあります。
掛け合わせてはいけない毛色同士をかけたりしないように注意深く確認しなければいけません。
そのために、血統書はとても重要な情報源です。

人気の犬舎はオープンする前に、口コミで予約が入ってしまうことが多いものです。
いずれにしても、オープンになったら希望者はブリーダーに予約を入れ、希望の子犬が産まれたらブリーダーから入手することになります。
しかし、予想していた頭数より生まれる子犬が少ない場合もあります。
すると、予約の遅かった人は次の繁殖まで待たなければいけません。

万が一希望者が少なければ、ブリーダーは自宅に残すことも想定しておかなければいけません。
不幸にも病気を抱えていたり、障害を持って生まれた場合も同様です。

最近はインターネットという便利な物があるので、情報の拡散は速いため、残ってしまう可能性は少なくなったかもしれませんが、ゼロではありません。

いずれにしても、ブリーダーのやるべきことは少なくありません。
子犬の行先を決める以前に、母犬の健康管理、出産準備、出産、産後の母犬のケアや子犬のケア。
どれも重要なことです。

子犬を迎える側も、ブリーダーがこれらのことをきちんとやってくれるところかどうか、自分の眼で確かめる必要があります。
つまり、子犬を迎える前の下調べはきちんとやらなければいけないということです。

昨年のコロナ禍以降、日本だけでなく、世界中でペットを飼う人が増えているようです。
新たに迎える犬は十数年一緒に暮らす大切な家族ですから、気軽にお迎えしてしまうと、「犬はトイレでちゃんと排泄出来ると思っていた。」とか、「散歩はいらないと言われた。」など、「こんなはずじゃなかった。」ということが沢山出てきてしまいます。

子犬を迎える前には、経験者(先輩)の話を聴くのも必要ですし、ブリーダーと直接話をしたり、出来ることならブリーダーの元を訪れることも必要ですね。

どんな犬にも罪は無いので、あとは人間の努力次第ということでしょうか。

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2021年7月24日 (土)

パピーレッスン:安全な場所を提供する

子犬の社会化は、その子犬が今後人間社会の中で生きていく中で、少しでもストレスを軽減させてあげるために必須のプロセスです。

しかし、「社会化しなければ!」と頑張るあまり、子犬に負荷をかけすぎてしまっていることがあります。

例えば、「人に馴らす」ために、見ず知らずの人に触ってもらったり、場合によっては抱っこしてもらおうとする人がいますが、実はこれは逆効果になることがあります。

もし自分だったら、自分が子供の頃だったらと想像してみてください。
親に手を引っ張られて、見ず知らずの人に、顔を触られたり、体を触られて不快に思わない人はいないのではないでしょうか。

「犬だから大丈夫!」ではありません。
犬にもきもちがあるので、それを無視してはいけません。

先日、Mくんのお散歩レッスンをしたときのこと。
Mくんが私の足の間や後ろで座っている行動が何度か見られました。

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初めての場所で、多少なりとも緊張感があるためです。
足の間や足の後ろに隠れているのは子犬の選択肢です。
そんなときに、無理矢理新しいものに馴らそうと、外的刺激の前に押し出すことは出来ません。

子犬が落ち着いて周りを観察する余裕が出てくれば、自然と足の後ろから出てこられるのです。

つまり、子犬にとって安全と思われる場所を提供することで、子犬は怖ければいつでもその場所に戻ることが出来るのです。

さて、今日のプライベートレッスンは日々進化しているT君のハウストレーニング。

前回までは、クレートの上部を開けておかないと入ってくれないというお話を聞いていたのですが、今回はちょっと上部を閉めてやってみたところ、意外と簡単に頭を突っ込んでくれました。
下地は大分おうちで作って頂いたという感じでしょうか。

しかし、後ろ足はクレートの外に出ています。

そこで、数回トリーツをクレートに投げ入れながら、「ハウス」の声掛けをしていたところ、奥まで行ってぐるっと回れるように。

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すごい。

そして、その後は休憩を入れながら招呼の練習を混ぜてレッスンを行っていたところ、なんとT君休憩の合間に自分からハウスに入って様子を見るようになってきました。

「ハウスも悪くない」と少しは思ってくれたのかもしれません。

そして私が帰るころにはなんと、

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勝手に入って伏せてくつろいでいます。

T君にとって、ハウスはまだ「安全な場所」と確信できてはいませんが、とりあえず嫌な場所ではなくなったようです。

行動は少しずつ変えられますね。

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2021年7月23日 (金)

パピーレッスン:環境設定がポイント

今日も子犬をお迎えしたばかりのお宅に伺ってきました。
昨夜空輸されてきたばかりで、お疲れの上に、環境が急に変わってなかなか眠れなかったそうです。
お伺いした時、お腹も空いているようだったので、ミルクをかけたフードをあげてしばらくしたら、「出して~!」の要求吠え。

排泄の失敗を避けるために、サークルの中で遊び、飽きそうになったところでハウスに戻したら、すぐに寝てしまいました。

子犬は寝るのが商売。
寝られる環境を作ってあげるのが大事ですね。

さて、夕方のレッスンはデイリートレーニングとドッグダンスのMさん。

左ヒールの意味は大分わかってきましたが、時折かぶり気味だったり、後肢が開いてしまったり。
そこで、今日は左側に障害物を置いての練習。

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お尻が曲がりにくい環境を作って、ちょうどいいポジションでトリーツを出していきます。

すると、Mさん出過ぎたときに、自分で下がって調整するようになってきました。

ヒールポジションの強化はもちろんですが、ちょっと後退歩行の練習を入れてみることにしました。
この時も、お尻が曲がりにくいように、両サイドの障害物を置いてみました。

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「バック」のキューはまだわかっていませんが、後肢の使い方が少し上手になってきました。

早いうちにきちんと教えてあげると、犬たちも失敗しづらくなりますね。

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2021年7月22日 (木)

パピーレッスン:子犬の学習能力を侮らない。

犬たちは日々人間の動きを人間が子犬を見ている以上に観察しているので、様々なチャレンジをしてきます。
そこには、いかなる目論見があるわけでもなく、ただ、好奇心と欲求があるだけです。

最近子犬をお迎えしたばかりのお宅で、今日はパピーくんと初対面しました。

慣れない環境で、多少寝不足もあり、初対面なのに、まったく私に好奇心を抱いてもくれず、ひたすらサークルで眠そうにしていましたが、しばらくしたら、「そろそろ出してくれないかなぁ。」と吠え始めました。

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実はおうちに迎えてすぐ、サークルの中で吠えたときに出してしまったそうで、吠えれば出られるとパピーなりに学習したわけです。

そこで、出してあげたい気持ちを少し我慢していただき、それぞれのご用をしにその場から離れていただいたところ、「あれ?行っちゃうの?」という感じで、期待通りの結果を得られなかったパピーくんは、なんと自分からハウスに入っていきました。

実はハウスもまだ一度も自分から入っていないそうですが、パピーくんが眠そうにしているときに、私が何度かハウスの中にフードを投げ込んでおいたので、気になって見に行ったようです。

もちろん、ハウスの中に入っているときは、さりげなく「ハウスだね~。」と声をかけておきますが、まだハウストレーニングまではやっていません。

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そのあと、飼い主さんがまだ戻ってきそうにないと知って、自分からトイレトレーに行って排尿。
私はさりげなくトイレのキューを言っておきました。

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パピーくんがちゃんとトレーでトイレが出来たのはまだ12回らしく、いつも吠えるとサークルから出してもらえるので、出してもらうとカーペットの上で排泄してしまうということが続いていたようです。

つまり、トイレのタイミングを見計らって、目の前にトイレがある環境を作っておけば失敗はほぼ防げるのですが、サークルから出してしまったことで、フカフカのカーペットの上でもトイレが出来ると覚えてしまったようです。

しかし、まだ3日目。
これから、吠えてもサークルからは出られないよと教えてあげることで、自分で考えてトイレトレーで済ませることを学習していくのは難しくはありません。

トイレが上手に出来れば、ご褒美はサークルから出られること。

遊び方がわからないパピーくんに、来たばかりのおもちゃで誘ってみたら、意外とまんざらではない様子。

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一人遊びもいいけれど、人と遊ぶのはもっと楽しいよ。と日々教えていくことで、コミュニケーションはさらに取りやすくなっていくでしょう。

飼い主さんと「根気よく」を合言葉に、これから頑張っていくパピーくんです。

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2021年7月21日 (水)

ドッグトレーニング:呼び戻しは必須です。

パピーレッスンでは、お散歩レッスンに入る前から「呼び戻し」を遊びの中で教えていきます。
当然遊びなので、犬は「行かなければいけない。」ではなく、嬉しそうに自ら走って来る環境設定をしていきます。

その後お散歩に出るようになっても、必ず「呼び戻し」練習は繰り返し行い、ディストラクションのハードルがあがっても、必ず戻って来るように伝えていきます。

先日のM君も、気になるものにロックして突進する前に、ハンドラーの元に戻って来る練習を繰り返して行いました。

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ディストラクションが少ない場所での練習が上手に出来るようになれば、少しずつハードルをあげながら、「呼び戻し」を鉄板にしていかなければいけません。

例えばドッグランで遊ばせていても、ママの元に帰るより、他の犬と遊ぶ方が楽しければ愛犬はなかなか戻ってきてはくれません。
追いかければ、それさえもゲームにしてしまうのが犬たちです。

そのためには、名前や呼び戻しのキューを言って犬にとって嫌なことは決してしないこと。
すなわち「ポイズンドキュー(毒入りのキュー)」にならないようにすれば、戻って来る確率は格段とあがってきます。

さて、なぜこんな話をするのかと言えば、今日ちょうど見習いと練習をしていたところ、遠くにお散歩中の小型犬が目に入ったのですが、距離があったので気にしていなかったところ、しばらくすると背中の方から、「〇〇ちゃん、行っちゃダメ!」という声が聞こえてきました。
もしやリードが着いていないのかと振り返ると、犬だけが飼主さんより先にこちらに向かって走ってきていました。

走って来られるのが苦手な見習いなので、そのまま気づかないふりをして彼と前進することに。

私たちが全く止まらないので、小型犬は途中であきらめ、飼い主さんに捕獲されました。

これがアシスタントであれば、「あらこんにちは。」で済むのですが、あいにく見習いは少々神経質。
一見さんの場合、特に男の子には大緊張して、吠える可能性も高いです。

お互いが嫌な経験をしないためにも、呼び戻しはきっちりお願いしたいもの。

「ウチの子は大丈夫」と思っても、相手が大丈夫じゃない時があるので、きちんと呼び戻して安全を確保してあげましょう。
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2021年7月20日 (火)

パピーの観察力と学習能力は素晴らしい

今日は生後4か月のM君のプライベートレッスンがありました。

今回3回目ですが、1か月ほど間が空いているので、前回のことを忘れてしまったのではと懸念していました。

案の定、対面すると、ピョンピョンと、前回お伝えしたことはどこかに行ってしまったかのようでしたが、しばらく様子を見ながら跳ばないことを強化していたら、「あっ、あのおばちゃんか。」と思い出してくれたようで、跳ばなくなったうえに、一度しか教えていないリードウォークを楽しそうにやってくれました。

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その後、二回目の対面となるアシスタントを車からおろして様子を見ていると、アシスタントの真似をして自発的にオスワリ。

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最後は、私やアシスタントをディストラクションにして「呼び戻し」とリードさばきの練習。

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ちょっと繰り返し練習をしたところ、前回のことをちゃんと思い出してくれたM君。

まだまだ進化の途中ですので、これからもいろいろな行動を習得していきます。
中には好ましくない行動も出てきますが、出来るだけ好ましい行動を見逃さずに強化していくことで、好ましくない行動を強化しないようにすることが可能です。

これからも飼主さんの努力と忍耐は不可欠ですね。

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2021年7月19日 (月)

ドッグトリック:「バウ(おじぎ)」は「フセ」からできますか?

今日はLさんのプライベートレッスン。

日常マナーから始まり、基礎トレーニング、ドッグダンスも少しずつ練習しています。

ドッグダンスはいろいろなトリックも教えられるので、教える側も学ぶ側も楽しいものです。

L
さんもいろいろ覚え始めたところですが、「バウ」もそのひとつ。
誘導があれば、「バウ」の形が取れるようになりました。

202107191

これから少しずつ、ハンドシグナルを外していくことになりますが、その過程で、「フセ」から「バウ」が出来るように教えてあげることにしました。

「バウ」を教えるときは、通常立止から誘導しながら教えたり、犬が自発的に取るストレッチの動きに名前を付ける「キャプチャリング」という方法を使いますが、一般的には短時間で教えられる立止から教えることが多いので、「フセ」の状態から「バウ」の姿勢に入れなかったり、教える側も、「フセ」からでも出来ることを知らない場合が多いようです。

しかし、ちゃんと教えてあげると、立った状態からでも、伏せた状態からでも、お尻を上げる「バウ」の姿勢が取れるようになるのでやってみましょう。

Youtube
の動画にあげているので、ご参考までに👇。


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2021年7月18日 (日)

ドッグトレーニング:物品を咥えたまま、他の作業が出来ますか?

愛犬との遊びの中で、レトリーブ(モノを投げて持ってきてもらう)は一般的です。
遊びなので、犬が持って来たくなるものを目の前で動かしたり、あるいは投げてやることで、取りに行くという行動は意外と簡単に引き出しやすいものですが、咥えたものを持ってハンドラーの元に戻り、手渡しすることを教えるのは少々時間がかかります。

以前この「持来」の教え方は書いています。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2016/02/post-d5da.html

今回は当然「持来」が出来る犬に対してお願いしたもう一つの行動についてのお話です。

「持来」が出来るということは、「物品を咥えて保持しながら動く」ことが出来るということです。
そこで、今日は我が家の犬たちとボールで遊んでいるとき、ボールを咥えたまま、いろいろなトリックにチャレンジしてもらうことにしました。
例えば、スピン(360度回転)、バック(後退歩行)、お手、おじぎなどです。

最初見習いに頼んだところ、スピンがとてもいい加減な動きで、バックに関しては、咥えていたボールを落として自分だけ下がる始末。

「ホールド(咥えて)」と言われれば咥えるのですが、そのまま「バック」のキューを出しても、ボールをポトッとおしてしまいます。
頭が固いようです。

一方アシスタントの方は、とりあえずスピン、お手、バック(数歩)をこなしました。

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見習いが咥えながらの作業が出来ないわけではありません。
オビディエンス(服従訓練)においては、咥えて歩く作業も経験していますし、地面に置いたダンベルを拾いあげ、障害を跳ぶという行動も出来ています。

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ではなぜできなかったのでしょうか。

実は再度物品をダンベルに変えてやってみたところ、見習いはダンベルの方が落ち着いて作業をこなすことが出来ました。
バックも下がることができました。
なぜボールだと出来なかったのか。

恐らく、おもちゃとダンベルは彼にとっては全く異なるものだと認識されたのでしょう。
ダンベルは仕事モードなので、落ち着いて人の話が聴けますが、ボールなどのおもちゃになってしまうと、遊びモードに入って、多少興奮状態になってボール自体がディストラクションになっているということです。

こういった行動は、個体によってとらえ方が違うので、全然その差が出ない犬もいるでしょう。

「持来」を教えたことで、アシスタントも見習いも、指示した物はほとんど咥えて持ってくることができますが、作業中に別のことを言われてすぐ出来るかどうかは、咥えたものによって変わる可能性があるということがわかりました。

梅雨が明けて、なかなか外で遊べる時間が取れなくなった昨今、おうちの中で、「持来」遊びをしてみてはいかがですか。

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2021年7月17日 (土)

パピーレッスン:次の行動を予測する

今日は生後6か月のボーダー・コリーVさんのプライベートレッスンでした。
前回お散歩のレッスンで「歩き方」を学習してもらいましたが、今日はとても暑い日でしたので、ご自宅前の日影でディストラクションに対してどう行動すればいいのかのお勉強にしました。

丁度いい具合に、目の前の校庭ではボールで遊ぶ少年たちが騒いでいます。
フェンスはありますが、当然動いている子供やボールは目の前に見えています。

日常のお散歩は涼しい時間が多いので、子供たちが騒いでいる時間帯はめったに外に出ないということでしたから、まずはその環境で落ち着く練習をスタートしました。

気になっている対象物を見ることは問題ありません。

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要は興奮して吠えたり、突進したりすることなく、落ち着いていることを教えたいので、そういう行動が出ない状況や、ハンドラーに意識を戻す瞬間を褒めます。
ロックしそうなときは、名前を呼んで意識を戻しますが、さほど興奮していないときは、自発的に意識が戻るのを待ちます。

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また、ご近所の子供さんが玄関前に現れた時や、車が出入りするときなども、当然気になって目がいきますが、距離が取れているので、落ち着いていられたら褒めます。

極めつけは、宅配のお兄さん。

車を停めてこちらに近づいて来ようとしているとき、伏せている状態をすかさず褒めます。

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ハンドラーに意識を戻したときも褒めます。

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何にもしていないことを褒められて、犬は意味が分かるのかと思われがちですが、すでにVさんは「オスワリ」や「フセ」という行動に対して、きちんと褒めて習慣化するトレーニングを積んでいるので、何をすれば褒めてもらえるのかを考える力を持っています。

ボーダー・コリーは特に動体視力がいい作業犬ですので、子供やボール、バイクや車など、目の前で音を立てながら動くものに対して反射的に突進するという行動が出やすい犬種です。

「今までやらなかったから大丈夫」ではなく、成長過程での変化も考え、出る可能性がある行動は、早めに予防しておくことが重要です。

子供やバイクに飛び掛かるようになってから、止めさせるのは時間がかかります。
興奮のスイッチが入る前に、日常生活の中で当たり前に目にする物に対しては、動じない練習をしておくことで、これから出るかもしれない好ましくない行動を予防することが出来ます。

お互いストレスを抱える前に、早くから冷静でいられることを褒める方が簡単ですね。

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2021年7月16日 (金)

犬との生活:クルマに犬を乗せる

中・大型犬以上の場合、犬と一緒に出掛けようと思うと、日本においてはどうしても車での移動が必須になります。
欧州のように、電車に自転車や犬を覆うことなく乗せられるという習慣が無いので仕方がありません。

犬飼いの立場になれば、犬が乗せられれば当然行動範囲も広がるのでしょうが、人口密度が高い都会では特に、電車にかさばる物を乗せることは敬遠されがちです。
場合によってはベビーカーでさえ肩身の狭い思いをしているくらいですから、「犬を乗せろ」とはなかなか言えない現状がありますね。

ということで、どうしてもマイカーなどの車移動になってしまいます。

そこで、問題となるのが、どうやって犬を車に乗せるかということです。
一番に考えてもらいたいのが、「安全」です。

最近あまり見かけませんが、以前とある自動車メーカーのCFで、ダミー人形が追突時に車外に飛び出しているのがありました。
重たい人間でさえ飛んで行ってしまうという状況で、小型犬や中型犬が飛ばない訳がありません。

こういったことを書くと、大概、「ウチは安全運転だから。」という答えが返ってきます。
大事な家族を乗せて乱暴運転する人はほとんどいないでしょう。
ただ、道路を走っているのは自分だけでは無いので、どこから車が飛んでくるかはわかりません。

以前住んでいた家の近所。
住宅街で、しかも一方通行になっていた場所ですが、たまたま横から出てきた車が前方不注意で一方通行を直進してきたトラックの側面に衝突。
助手席側に乗っていた男性がシートベルトをしていなかったことから窓から転落して死亡しました。
その後、のどかな住宅街の角に、「死亡事故発生現場」の立て看板が設置されました。

恐らく、そういう事故に遭う確率はとても低いと思います。
しかし、ゼロではありません。

最近よく見かけるのが、助手席の窓から顔を出している犬や、運転席で運転者の膝の上に乗っている小型犬。
「ウチの犬は大人しいから大丈夫。」でしょうが、災いはどこから降って来るかわかりません。

そこで、お願いしたいのは、
犬のいる場所を固定すること。

・ハードクレートが乗せられる場合はハードクレートを固定しましょう。
※犬が移動するのを防ぐ目的であれば、ソフトクレートでもかまいません。
・車の形状や犬が酔うという原因でクレートが乗せられないときは、ハーネスを付けて、シートベルトなどに固定しましょう。

車酔い対策としては、
・車に乗せる前は食餌を控える。
・車に乗るだけで緊張してしまう犬の場合は、車に乗ってもエンジンをかけないで、中でリラックスする時間を作って、車に馴らす。場合によっては遊んでもいい。
・車が怖くて乗れない犬の場合は、犬の大好きな物を車の中に置いたり、中から犬を呼ぶ。
※この時無理矢理引っ張ると、もっと嫌いになる犬もいるので注意が必要です。
・最初から長距離の移動をしない。
・獣医師から酔い止めを処方してもらう。
・子犬の頃酔っていても、体の成長と共に三半規管が鍛えられてくると酔わなくなる犬もいるので、様子をみる。


我が家もかつて母子3頭のボーダーコリーと暮していた時は、後部座席に3頭フリーに乗っていました。
場合によっては、カーゴスペースに乗っていることもありました。

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ガレージが狭く、リアゲートが開けられないので、クレートを積むことが出来なかったからです。
しかし、車の買い替えを機に、後部スペースをフラットにして、クレートを積めるようにしました。

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おかげで、運転中は犬たちの動向を気にすることなく、運転に集中することが出来るようになりました。
危険回避で急ブレーキを踏んでも、犬が飛んでこないか心配する必要もなくなりました。

車好きな私としては、車はただの移動の道具ではないので、見た目や使い勝っても大事です。
しかし、犬と暮らすようになってからは、犬をどこにどうやって乗せるのかが最大の課題。

カッコいクルマには当分乗れそうにありません。
もちろん、大きさとお値段に糸目をつけなければ、カッコよくて、犬を乗せやすいクルマもありますが、そこはガレージの大きさやお財布との相談になるので、贅沢は言えません。

コロナが終息すれば、愛犬とのお出かけも解禁。
是非、安全性を確保して、ドライブを楽しんでください。
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2021年7月15日 (木)

相手や、相手の犬のきもちを想像する。

今日のプライベートレッスンで、クライアントさんからこんなお話を聞きました。

散歩中、他犬に対して興奮することなくやり過ごせるよう一生懸命愛犬をサポートしていたところ、愛犬が静かにオスワリをして待っていられたので、沢山褒めてあげていたら、真後ろに今やり過ごしたはずの犬が戻ってきたため、結局驚いた愛犬が激吠えして、嫌な経験値が増えてしまう結果となり、とてもがっかりしたというもの。

こういうことは本当によくある話です。

逃げ場が無く、他犬との距離が取れない(歩道が狭かったり)ために、オスワリをさせて飼い主に集中させ、褒めながらオヤツをあげている間にやり過ごそうとしているのに、なぜか相手が立ち止まって自分の犬を寄せて来たり、なかなか立ち去らなかったりという場面です。

そして、こちらの犬が吠えてしまうと、中には「自分の犬は何にもしていないのに、なんで吠えるんだ!しつけが出来ていない犬だ!」と捨て台詞を吐いて行く人もいます。

愛犬が見知らぬ他犬に対して緊張したり、興奮してしまい吠えてしまうことをよくわかっている飼い主さんの多くは、「吠えないでやり過ごして欲しい。」と思っています。
そのためには、どうやって愛犬をサポートしたらいいのか、試行錯誤しながら頑張っている飼主さんは少なくありません。

先日、「吠え」は出なくても、車通りの多い交差点に興奮する子犬のケアの話を書きました👇。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2021/07/post-75713a.html
少しずつ、「大丈夫」を増やしてあげる方法ですが、他犬に対する攻撃性の無いリアクティブな反応も同じです。

もちろん、何をやってもダメだからとあきらめている飼主さんもいますが、なるべく吠えないで欲しいと願っていることは同じだと思います。

「犬は吠えて当然。」と寛大に見てくれる人もいますが、世の中そういう人ばかりではありませんし、犬を飼っている人も飼っていない人も、同様に嫌だと思う気持ちがあることも事実です。
また、吠える原因が犬にとってストレスになっていることは事実です。

「好きで吠えさせているのではない。」

「だったらなんとかしなさいよ。」

と言ったやりとりが聞こえてきそうですが、吠える犬を持っていない人の中には、吠えてしまう犬と暮らしている飼い主さんの気持ちが全く想像できない人がいます。

先ほどのクライアントさんは、他犬をやり過ごすために、愛犬に集中し、良い行動を褒め、愛犬と会話をしているのですが、その状況を全く把握せずに、自分の犬が行きたがっているからと犬を相手の犬に近づけてくる。

中には、「犬友達を作ろうと思って。」という方もいるかもしれません。
しかし、たとえ悪気がなかったとしても、「いいですか?」や「近づけても大丈夫ですか?」ぐらいの声掛けをしてからというのが基本のマナーです。

犬同士にも相性があります。
相手が嫌だというサインが読めないのであれば、飼い主さんに聞いてみましょう。

犬嫌いな子は社会化不足が原因とは限りません。
飼い主さんが手を抜いたのでも、犬の性格が悪いわけでもありません。
ちょっと、引っ込み思案や警戒心が強かったり、あるいは嫌なトラウマを持っていたり、打ち解けるまでに時間がかかることが多いものです。

ちなみに我が家の見習いは、小さいころから、公園の諸先輩方に相手をしていただき、犬同士の挨拶はわかっているので、子供の頃は一見さんとも仲良く遊んでいました。

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大人のオスになって、オス犬に対する警戒心が強くなりましたが、時間をかければ気にしないでいることは出来ます。

しかし、急に寄って来られれば、こういう顔になります。

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吠える、吠えられるはお互いストレスになるので、出来るだけそういう状況を作らないサポートが出来ればいいですね。

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2021年7月14日 (水)

愛犬とのコミュニケーションは双方向

引っ越しを機に、散歩に行く習慣が新しく始まったCさん。
元々運動していなかったわけではなく、お庭で遊べるという好条件があったことで、散歩に行っていなかったそうですが、集合住宅に引っ越されたことで、お散歩が必須になりました。

シニアになって、初めてお散歩に行くことになったCさん。
当然上手に歩けないので、まずはその辺りからレッスンをスタートさせましたが、同時に、おうちの中でのハウストレーニング、日常のトレーニングなどなど、飼い主さんとCさんの会話が始まったことで、Cさんが飼い主さんの言葉に耳を傾けるようになってきました。

愛犬の要求に応えるだけでは、会話は一方通行になりがちです。
人間の側からも、「こうして欲しい」と伝え、犬に考えてもらう機会を与えることで、お互いへの関心も深まります。

散歩中、勝手に好きな方に歩いて行くのではなく、飼い主さんの存在にも意識を向けられるようになったCさん。

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おうちの中では、一人遊びだけでなく、投げたおもちゃを持ってきて、手渡ししてくれるようになったそうです。

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歳半になっても、ちゃんと学習していくことが出来ます。

まずは会話から始めてみましょう。

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2021年7月13日 (火)

ドッグトレーニング:グループレッスン

今日は基礎オビクラスのグループレッスンでした。
参加犬は、ベテランの男の子と、まだ若い女の子たち。
そして、なぜかみんなトイプードルさんたちでした。

さて、ベテランのC君は、ドッグダンスを長くやられていますが、今日はヒールポジションの強化と、トリーツを出すタイミングなどの再確認。

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犬の動くタイミングは個体によって違います。
ちゃんと全部聞いて納得してから動く子と、頭の一文字を聞いただけで動き出すせっかちな子。
ドッグダンスでは曲が流れているので、犬が遅れて動いているように見えないように、個々のタイミングに合わせてキューを出していくことも必要です。

さて、若い女の子たちは、日ごろプライベートレッスンで出来ていることを、ディストラクション(他の犬)や他の人間がいる中でやれるようにしていくための練習。

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集中力が持続しづらいので、短いスパンで繰り返していきます。

時にはハンドラーさんを見るだけでも褒めてあげます。

普段出来ると思っていたことが、環境が変わるだけでも出来なくなります。
「出来る」を増やすためにも、グループレッスンはとてもいい練習になります。

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2021年7月12日 (月)

ドッグトレーニング:「ダメ!」という回数を減らすためには。

今日は若い男の子の1回目のプライベートレッスンがありました。

大型犬のF君は、悪い子でもなければ、問題を抱えているわけでもありません。
元気で、遊び好きで、甘ったれで、やんちゃなだけ。
いわゆる、正常な若い犬です。

しかし、飼い主さんは彼の思い(要求)を全て受け止めることは出来ません。

では、どうすればいいのか。

彼にやって欲しい行動を教え、やって欲しくない行動は出来るだけやらないように習慣づけていくだけです。

そのためには、やって欲しい行動を自発的にやってくれればしっかり褒めるし、言ったことがちゃんと出来れば当然褒めます。
反対に、やって欲しくない行動に対しては、彼にとっては何のメリットも無いと教えていきます。
罰が与えられるわけではありません。

そして、まだ彼には難しいこと。
例えば、刺激の多い中で落ち着いて伏せていることや、人間が何か食べているときは食べ物を欲しがらないことなどは、まだ彼に理解してもらうのは難しいので、その場合は、彼が人間にとって好ましくない行動を取りづらい環境を作ります。

そこで、一番重要なのがクレート(ハウス)トレーニングになります。

お客さんに跳びついちゃダメ!
テーブルの上の物を食べちゃダメ!
カバンの中に顔を突っ込んじゃダメ!
玄関の靴をかじっちゃダメ!


クレートは上記のようなシチュエーションにならないためにとても有効ですし、旅行などで宿泊する際にも大変役に立つので、F君もクレートトレーニングからスタートしました。

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ネガティブワード(ダメ!やNO!)を使う回数を減らせば、必然的に褒めることが増えてくるはず。


まずは、クレートの中に自分から入りたくなるように、クレートを魅力的な場所にしていくことから始めます。

焦らず、コツコツ、繰り返し。ですね。

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2021年7月11日 (日)

デイリートレーニング:出来るを増やす

今日はお散歩嫌いなT君のレッスン。

レッスンの回を重ねるたびに、お散歩の時間が増え、自力での移動距離も少しずつ増えてきたT君。
あいにくの梅雨空で、お散歩がままならなかったここ一週間。
ちょっといい習慣が逆行してしまったかもという懸念がありましたが、最初エントランスから出るときにちょっと躊躇があったものの、後からママが出てくると、どんどん先を歩いて行くほどに。
数歩歩いて座り込んでいた一か月前が嘘のようです。

そして今回はちょっと離れた公園まで。
長い階段も自力で登って、目標地点到達。

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草の上の散歩も楽しんでくれました。

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そして、なんと一番驚いたのが、速足が最速だったT君が今日初めて外で走りました。

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飼い主様と一緒に大感激。

T
君が少しずつ変わっていく姿をみんなで楽しんでいます。

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2021年7月10日 (土)

デイリートレーニング:好ましい行動を強化する

今日は若い男の子のプライベートレッスン。
いつもはご自宅界隈でのレッスンでしたが、今日は初めての公園で行うことにしました。

最初は場所慣らしからでしたが、思いのほか落ち着いていたので、少し刺激のある場所に移動。

S
君にとっては、車の騒音が少し苦手。
追いかけたりするのではありませんが、早くその場を立ち去りたい気持ちが勝って落ち着かなくなってしまい、飼い主さんの声も届きづらくなるそうです。

そこで、ご近所の幹線道路より少し交通量が少ない公園の前の道で練習。

何も言われなくても、自分から座っていられるS君。
大型車や爆音をあげる単車に対して目を向けます。

202107103

しかし、動くことなく、すぐに飼い主さんに意識を向けてくれるので、そこを強化していきます。

202107104

もしこの位置でS君が落ち着きを無くすようであれば、車道から距離を取って同じことを繰り返しますが、S君難なくこのハードルを越えてくれたので、最大のネックである交差点を渡る練習に移行しました。

幹線道路ほどではありませんが、少し前のめり気味のS君。
何回かアテンションを取りながら、交差点を渡ってみたところ、最後は大分落ち着いて渡れるようになってきました。

S
君に限らず、幹線道路の騒音が苦手な犬たちは意外と多いものです。
嫌なことに少しずつ馴らしてあげるには、嫌なことと好きなことをリンク付けさせることも効果的です。

少しずつ、気にならなくなれるようサポートしていくことが大事ですね。

最後はアシスタントと一緒にリラックスすることも学んでいただきました。

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2021年7月 9日 (金)

ドッグダンストリック:ウィーヴを教える

昨日のプライベートレッスンはドッグダンス。

私のレッスンでは、ヒールポジションからお教えしていますが、ヒールポジションは簡単ではありませんし、奥も深く、一朝一夕にはできません。
しかし、だからと言ってそればかりをやっていると、ハンドラーも犬も飽きてしまう可能性があるので、トリックの練習も行っていきます。

一番簡単に教えられるのは、昨日書いた「スピン」ですが、昨日のレッスンでは「ウィーヴ(股くぐり歩き)」をやって頂きました。

前回手の誘導の方法をお教えしたので、Mさんとても上手にハンドラーの足をくぐって歩くことが出来ます。
まだまだ、言葉のキューだけでは動けませんが、少しずつハンドシグナルに移行しています。

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今回はハンドラーの足使いの練習が必要になる「ウィーヴ」の前進と後退の組み合わせです。

ハンドラーと犬が同じ方向に前進するのが一般的なウィーヴですが、途中でハンドラーは後退しはじめますが、犬は前進を続けるというもの。

前進も後退も、スムースに移動できると、犬の動きもスムースになります。

ウィーヴの練習動画は👇



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2021年7月 8日 (木)

ドッグダンス:ムーヴの起点と終点を教える

ドッグダンスのトリックには様々な動きがありますが、比較的簡単に教えられるのが「スピン(お回り)」。
回る方向は、時計回りと反時計回りの二つありますが、いずれにしても、360度一回転することです。

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最初に「スピン」を教えるときは、ハンドラーの目の前で教えることが多いものです。
JKC
の服従訓練CD(コンパニオンドッグ)の競技の自由課目にも「お回り」がありますが、基本的には正面停座からの作業です。
しかし、ドッグダンスの場合は、脚側時(ヒールポジション)やフロントポジション、更には遠隔での作業もあります。

そこで、重要なポイントとなるのは、起点と終点が同じになるように犬に教えていくことです。
つまり、フロントポジションから360度回れば、当然フロントポジションに戻って来ることになりますし、左脚側位置から360度左まわりすれば、元の左脚側位置に戻って来ることになります。
中途半端な回転であれば、起点と終点が異なってしまい、次の動きやポジションチェンジなどに入りづらくなります。

例えば、フロントポジションからのスピンが終わったら、そのままバックステップに入ってもらおうと考えている場合、犬が360度回れば、ハンドラーと向かい合ったフロントポジションに戻って来られるので、バックステップは、まっすぐにハンドラーから離れていくことになりますが、270度しか回らなければ、バックステップのキューをかけた場合、犬は曲がった方向に離れていくことになります。

そうならないために、フロントからスピンのキューを出せば「フロント」、左脚側(ヒール)位置からスピンのキューを出せば「ヒール」という終点のキューを犬が動き始めたら早めに出すことで、犬は目標地点に向かって動こうとし、動き自体も素早くなります。

単純に「スピン」というだけでなく、必ず戻って来る場所を伝えてあげましょう。

スピンの教え方動画は👇

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2021年7月 7日 (水)

ドッグトレーニング:出来ることを褒めて確実に。

今日は生後6か月のF君のカウンセリングに伺いました。
元気いっぱいでなかなか話が通じないとのこと。

生後6か月のオス犬と言えば、人間で言えば中高生の思春期。
心も体も成長する時期ですし、大型犬の場合はさらなるパワーアップや体が大きくなる時期でもあります。

F
君もご多分に漏れず、天真爛漫、大興奮で、人の声はまったく耳に入らない状況でした。

しかし、F君、冷静になれば出来るそうなので、
まずは冷静になってもらうことから、繰り返し伝えていくことにしました。

そこで必要なのは、F君に考える時間をあげること。

ネガティブなことばかりを言うのではなく、F君が好ましい行動を取ったらすぐ褒めることを繰り返していたら、F君一生懸命考えて、行動に変化が出始めました。

最後に、飼い主さんには呼び戻し強化練習をお願いしたところ、F君にちゃんと声が届くようになりました。

202107071

これからは、飼い主さんにも頑張って頂きながら、F君との接し方などを工夫していただくことになります。

まずはF君の出来ることを確実にしていきながら、考えること、おうちのルールをきちんと伝えていくことが重大なポイントになります。
そのためには、F君の周りの環境を整えてあげることも欠かせませんね。

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2021年7月 6日 (火)

ドッグダンス:現場力(アドリブ)は不可欠

今日はドッグダンスのグループレッスン日。

前回、フロントポジションでのサイドステップ練習をやって頂きましたが、大分安定して後肢が動かせるようになってきました。
練習の成果が出ていますね。

そこで、今日は練習の成果が出たフロントポジションを入れて作ったショートルーティンで動いてもらうことにしました。

ルールはひとつだけ。
トリーツを手に持たないで、言葉のキューとハンドシグナルを使って犬に指示を出す。
もちろん、上手に出来たら必ず褒めてトリーツをあげます。

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実は先日、ドッグダンスをやられている方に「オヤツ(トリーツ)が外せないのですが。」というご相談を頂きました。

常に犬の目の前にトリーツを見せて指示を出していれば、目の前のトリーツが無ければ動けません。
トリーツを持たないで動けるよう、犬に確実に行動を教えてあげなければトリーツは外せません。
トリーツで釣っていいのは、新しい行動を教えるときだけ。
ある程度練習を重ねて体が動けるようになってきたら、トリーツをはずす練習をしていかなければいけませんね。

今回のショートルーティンのコンテンツ(ムーヴやトリック)はすでに犬たちは習得済みなので、目の前にトリーツを出さなくても理解できています。
トリーツを手に握らず、自信を持ってキューを出すことで、ハンドラーの自信にも繋がっていきます。
トリーツをはずすことは、犬に行動を教える過程では絶対に外せない工程といってもいいでしょう。

さてルーティンの方は、ハンドラーだけが音楽を聴きながら動いていただき、そのあと犬たちのパーツやシークエンスの練習を行い、最後は犬と一緒に通しで動いてもらいました。

当然犬と一緒に動き始めると、思い通りには行かないことは沢山ありますが、そこはハンドラーの臨機応変さが不可欠。

犬に指示を出し、出来たら褒め、うまく行かないときはアドリブでその場を乗り切る。

ハンドラーはとにかく忙しいのがドッグダンスです。
インストラクターのむちゃぶりにもちゃんと対応出来た生徒さんたちでした。

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2021年7月 5日 (月)

犬との生活:毛が抜ける犬種ですか?

犬には、毛が抜けるタイプと抜けないタイプがあります。
我が家のボーダー・コリーは抜けるタイプ。
大きく分けると、年に2回大きく抜けます。

時期はそれぞれ。
おおよそは夏前と冬前ですが、個体差があるので、親子3頭飼いをしていたときは、少しずつ時期をずらして抜けるために、家の床が綺麗だったのは年に34か月ぐらいだったような気がします。

さて、ボーダー・コリーの被毛はダブルコートです。
オーバーコートとアンダーコートを着ています。

アンダーコートは名前の通り、オーバーコートの下に着ている、真綿のように柔らかい毛です。
細いのでよくからみ、毛玉になってしまう部分でもあります。

さて、見習いのようなミディアムコートと違い、アシスタントはロングコート。
アンダーコートもしっかりためていますので、日ごろからブラッシングをして、なるべくアンダーコートを抜いておくと風通しもよくなりますし、血行もよくなり、床に抜け毛が落ちる割合も減ってきます。

まず、通常のコーム(金櫛)で軽くブラッシングしながら抜けかかっていた被毛を抜いた後、アンダーコートの毛玉をほぐし、最後にアンダーコートを抜いていきます。

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この時アンダーコートを抜くのに使っているのが、先代のボーダー・コリーの時から愛用しているピロコーム。

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右は銅製、左は真鍮。
銅製の方が少し柔らかめ。

抜いたアンダーコートが櫛の歯に絡みつくので周りに散らないというメリットがあります。
メーカーさんがその後改良を重ねたようで、最近の商品はこんな感じになっています。

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※ボーダー・コリーの場合、右の「かため」か中央の「やわらかめ」が有効です。

犬の被毛ケアの道具はいろいろ出ていますし、私はこのメーカーの回し者ではありませんが、とにかくロングコートのボーダーには使いやすいので、よくおススメしています。

ミディアムコートの見習いは短いので、多分これでなくても大丈夫かも知れませんが、とりあえず同じもので取っています。
よく取れます。

この作業を怠ると、ゴーストタウンのように床の上を毛玉ボールが風で舞う家になってしまいます。

一方トリミング犬種(トイプードルやシュナウザーなど)に換毛期がありませんが、その代わり、定期的にトリミングに連れていかなければいけません。
その分費用もかさみます。
トリミング犬種を迎えるときはそれなりの覚悟が必要です。

大変さはそれぞれですね。

犬を迎えようと思ったときは、そんなことも考えなければいけません。

また、アレルギーがある場合、毛が抜ける犬種は避けた方がいいとも言われています。

それぞれのライフスタイルに合った犬種選びの中に、換毛する犬種か、トリミング犬種か考えることもおおきなポイントになるでしょう。

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2021年7月 4日 (日)

愛犬の良い行動を見逃していませんか?

小型犬のパピートレーニングでは、さほど重大視されない「跳びつき」問題ですが、中・大型犬の場合は、人間が怪我をする可能性もあるので、見過ごすわけにはいきません。

そこで、跳びつく犬を手で押し返したり、「ダメ!ダメ!」と声を荒げたりする人がいますが、実際は犬に伝わっていないことが多いものです。

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犬が跳びつくのは、やはり嬉しい時。
飼い主さんの気を引きたかったり、大歓迎しているときなど、犬は興奮状態なので、そもそも人の声が耳に入らない状況です。
そんな時に何かを伝えようとしても、なかなかうまくはいきません。

パピーレッスンに伺うときは、どの子も大概跳びついて来るので、私はひたすらその興奮がおさまるのを待って、犬が飽きて跳びつくのをやめたり、オスワリしたときをすかさず褒めています。
すると、何度も何度も繰り返すうちに、犬は跳びつくよりも、座るという行動を頻発するようになるわけです。

ここで大事なのは、犬が跳びつく行動をとっていないときをすかさず褒めること。

しかし、人はついつい、犬が取る好ましい行動を見逃してしまいがちです。
すると、やはり跳びついた方が相手をしてもらいやすいと犬は学習するわけです。

つまり、人の意図していない犬の行動が少しずつ強化されてしまうことになります。

犬が取る好ましい行動とはなんでしょう。
当然のことながら、犬は好ましいとは思っていません。
判断するのは人間なので、「いいことだよ。」と伝えてあげなければ、犬は「好ましい」のか「いけないこと」なのかはわかりません。

例えば、家の中に落ちている家族の靴下を咥えて走り回ることと、犬用のおもちゃを咥えて走り回ることの違いがわかりません。
しかし、犬が靴下を咥えると人間は大騒ぎをしながら犬から取り上げようとしますが、犬用のおもちゃで遊んでいるときは気にもかけません。

犬は何を学ぶでしょうか。

さて、「跳びつくことは悪いこと」と言っているように聞こえますが、私は跳びつきを禁止しているのではありません。
跳びついていいときは当然ウェルカムです。

以下は我が家の帰宅時の様子。
帰ってすぐ跳びつかれると、荷物を持っている私は怪我をしないとも限らないので、我が家の犬たちは「アップ」と言われるまでは、跳びつくのを我慢します。
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歳を超える家族がいることもあり、勝手な跳びつきは危険です。
ちゃんと教えれば出来ることですので、やってみませんか?



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2021年7月 3日 (土)

リアクティブにさせないためには。

「リアクティブ」という言葉は犬の行動を評価する時よく使われます。
辞書では「反応性が高い」と書かれています。

外的刺激に対し、興奮してり吠えたり、場合によっては攻撃するような犬のことを「リアクティブ」とひとまとめにしてしまうことがありますが、興奮すること自体は、攻撃的になることばかりではありません。
中には嬉しくて大興奮し吠えてしまう場合もありますし、中には怖くて「こっちに来るな!」とわめいている場合もあります。

例えば、嬉しくて吠えながら向かっていく犬。
本犬は全く悪気はなかったとしても、向かってこられた犬がみんな大歓迎するとは限りません。
二頭が接触した場合、ハッピーエンドにならないこともあるわけです。

当然、犬を見れば攻撃を仕掛けたくなる犬もゼロではありません。

怖いと思って吠えている犬に「大丈夫だ」と言って無理やり他の犬に近づけようとすれば、窮鼠猫を噛む状態にならないとも限りません。
相手も、大人しく噛まれているとは思えないので、お互いが嫌な経験をしてしまうことになります。

では、リアクティブな犬たちにはどう対処すればいいのでしょうか。

喜んで大興奮している犬の場合は、セルフコントロールを教えていきます。
怖いと思って警戒している犬より、喜んでいいる犬の方が、しばらくたてば興奮がおさまるからです。
落ち着けば、行きたい方向に迎えることを学習させます。
この場合、行きたい方向に向かうことが報酬となるわけです。

攻撃的な犬に関しては、個々の犬によって対処法が変わるので、今回は触れませんが、怖くて吠えている場合は、一度刺激の対象物から距離を取って、どれくらい距離をとれば落ち着いていられるのかを検証します。

その後、犬に選択肢を与えつつ、「おいで」のサインで犬を刺激から離すことを繰り返しながら、犬は何も怖い経験をしないことを学習させていくのです。

どちらの場合でも、すぐに治るわけではありません。
犬が学ぶ時間を与える必要があるからです。

さて、先日見習いとの練習が終わって、私が肩のリハビリでディスクを投げていた時、そばを同じ犬種を連れた方が通りかかりました。
たまたま同じ犬種と言うこともあり、挨拶をさせたかったのか、こちらに近づいていらっしゃいました。

見習いは、私から離れた場所で「マテ」の状態です。

202107031_20210703213201

聞けば、その方の連れている犬は若いオスとのこと。
あいにく見習いは、初対面のオス犬が苦手です。
生徒さんの場合は、生徒さんにもきちんとお伝えてしているので、お互い距離を取ったり、何かの場合は呼び寄せることで、緊張させないようにし、回を重ねるごとに馴れていってもらいます。

近寄っていらした方は、見習いを見て、「ちゃんと待っていてお利口さんですね。」とおっしゃってくれました。
ちゃんと待っていなければ、本犬も嫌な思いをしてしまうので、私は重ねて待つようにいいました。
距離は20メートルほど。
これぐらいあれば、十分リアクティブにならずにいられます。

そして、声をかけて下さった方には、丁寧に見習いとの挨拶を遠慮させていただきました。

見習いも叱られることなく、相手の犬も嫌な思いをすることなく、平和な時間が過ぎました。

アシスタントだと、まったくこういう気遣いはいらないんですけどねぇ。

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2021年7月 2日 (金)

DDJPビデオコンペの結果

先月ドッグリゾートワフのインドアドッグランで行われたDDJPさん主催のビデオコンペの結果が出ました。

ジャッジは以下の3人です。
Attila Szkukalek
Emmy Marie Simonsen
Fruzsi Wilheim

我が家はアシスタントニコルがFS(フリースタイル)のインターメディエイト(中級)クラス、今回ドッグダンスコンペデビューとなった見習いVincentHTM(ヒールトゥワークミュージック)のノービス(初級)クラスにエントリーしました。

以前書いたように、ニコルは当日朝から不調だったので、結果は当然ついてこないものとわかっていましたが、ジャッジのコメントは温かく、ハンドラーと犬がドッグダンスを楽しんでいるように見えると書いて頂きました。
特に、私がドッグダンスを始めてから、初めて横浜で開催されたのコンペでジャッジをしてくれたAttila Szkukalek氏のコメントは、ニコルがキューに反応できず、ルーティンの流れに支障が出たにもかかわらず、ニコルの良さも見て下さっていました。

一方Vincentは、途中から破綻した5月のプレコンペからは少し改善されてルーティンらしくなっていましたが、後半Vincentをフォローするための私のハンドシグナルが目立ってしまったことがコメントでもしっかり指摘されていました。
正確なヒールポジションをきちんと理解してもらうためには、まだまだ練習不足のようです。

結果は3人のジャッジの平均点ですが、当然のことながら、ニコルはブービー。
Vincent
は彼の頑張りが評価されて、3席/7頭に入りました。
これからも精進していきましょう。

Presentation(表現)6.50
Content(内容)7.00
Artisitic Interpretation(芸術的解釈)6.97
Animai welfare(動物福祉)3.00

Total(合計)23.47


写真は5月のコンペのものですが、昨日丁度届いたので代りにアップ。

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2021年7月 1日 (木)

ラリオビ定期レッスン

今日は月に一度のラリーオビディエンスグループレッスンでした。

202107011

先月行われたラリーオビディエンストライアルに初参加された生徒さんがいらっしゃるので、反省会も合わせて行いました。

初参加ということもあり、いろいろ緊張されたそうで、パートナーにも伝わっていたようです。

普段は出来ていることでも、競技会という状況や、馴れない場所での作業は緊張して当然。
パフォーマンスが落ちても仕方ありません。
必要なのは、普段できることをどこでも出来るように確実にしていくこと。

前半は現在の各々の課題について再確認。

課題で出てくる、遠隔時の「マテ」、歩き出しのユニゾンなどなど、それぞれの課題に合わせて練習。

その後はコース練習を行いました。

次回のラリーオビディエンストライアルは、919日です。
お申込みは始まっています。
詳細は👇
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2021/06/post-2350b9.html

皆様のご参加お待ちしております。

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