« どういうときに叱りますか? | トップページ | ラリオビ定期レッスン »

2021年6月30日 (水)

犬との生活:社会化の継続

子犬期に必須の社会化は、子犬が大人になってしまえば終わりというものではありません。
もちろん、どの時点で大人と判断するかは難しいものです。
たとえば大型犬と小型犬では異なりますし、精神的な部分では、オスとメスでも異なるからです。

いずれにしても、生後3か月から半年ぐらいにかけては、多くの経験を積ませながら、少しずつ怖いものを減らしていくためのサポートが欠かせまんが、その後も、新しいものと出会ったときにどう対応するか、その都度犬の状態に合わせたサポートが必要です。


今日のプライベートレッスン、いつものお散歩コースがいつもと違う状態になっているのを見たLさん。

ちょっと警戒している様子が見られたので、リードを緩めて、自分で確認する機会をあげました。
当然、無理矢理リードを引っ張って行くのではありません。

L
さんにはいつでも逃げだせるスペースを取ってあげます。

及び腰で、地面に置かれた多数の電球に近寄ってみるLさん。

202106301

ハンドラー側としては、「大丈夫よ。」という声掛けはしません。
なぜなら、本犬にとっては、大丈夫かどうかまだわからないからです。

自分から見に行って、納得したら自分から戻ってきたLさん。

202106302

以前、見習いVincentがいつもの散歩コースにカバーのかかった見慣れない大型バイクがあるのを見て、唸りながら腰が引けた話は書きました。

そんなときも、「大丈夫だから気にしない。」ではなく、「自分で見てくれば?」と言って、こちらはしばらく待っていました。
見習いは、および腰で大型バイクに近づき、匂いを嗅いで自分で安全を確認することが出来たので、翌日からは全く気にしないで散歩が出来るようになりました。

いつもと違う状況には、人間でも「おや?」となるものです。
ハンドラーとしては、平常心で、犬の確認タイムを取ってあげること。

犬が「大丈夫」と思えるようにサポートしてあげましょう。

※相手が生き物(人間や犬など)の場合は、相手の都合があるので、犬の自由にさせることはしません。
-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

|

« どういうときに叱りますか? | トップページ | ラリオビ定期レッスン »

犬のデイリートレーニング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« どういうときに叱りますか? | トップページ | ラリオビ定期レッスン »