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2021年6月

2021年6月30日 (水)

犬との生活:社会化の継続

子犬期に必須の社会化は、子犬が大人になってしまえば終わりというものではありません。
もちろん、どの時点で大人と判断するかは難しいものです。
たとえば大型犬と小型犬では異なりますし、精神的な部分では、オスとメスでも異なるからです。

いずれにしても、生後3か月から半年ぐらいにかけては、多くの経験を積ませながら、少しずつ怖いものを減らしていくためのサポートが欠かせまんが、その後も、新しいものと出会ったときにどう対応するか、その都度犬の状態に合わせたサポートが必要です。


今日のプライベートレッスン、いつものお散歩コースがいつもと違う状態になっているのを見たLさん。

ちょっと警戒している様子が見られたので、リードを緩めて、自分で確認する機会をあげました。
当然、無理矢理リードを引っ張って行くのではありません。

L
さんにはいつでも逃げだせるスペースを取ってあげます。

及び腰で、地面に置かれた多数の電球に近寄ってみるLさん。

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ハンドラー側としては、「大丈夫よ。」という声掛けはしません。
なぜなら、本犬にとっては、大丈夫かどうかまだわからないからです。

自分から見に行って、納得したら自分から戻ってきたLさん。

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以前、見習いVincentがいつもの散歩コースにカバーのかかった見慣れない大型バイクがあるのを見て、唸りながら腰が引けた話は書きました。

そんなときも、「大丈夫だから気にしない。」ではなく、「自分で見てくれば?」と言って、こちらはしばらく待っていました。
見習いは、および腰で大型バイクに近づき、匂いを嗅いで自分で安全を確認することが出来たので、翌日からは全く気にしないで散歩が出来るようになりました。

いつもと違う状況には、人間でも「おや?」となるものです。
ハンドラーとしては、平常心で、犬の確認タイムを取ってあげること。

犬が「大丈夫」と思えるようにサポートしてあげましょう。

※相手が生き物(人間や犬など)の場合は、相手の都合があるので、犬の自由にさせることはしません。
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2021年6月29日 (火)

どういうときに叱りますか?

「褒めるしつけ」が浸透してかなり経ちますが、一方で、「褒めるだけじゃなく、ちゃんと叱らないといけない。」という人がいます。

また、「褒めるしつけ」を、犬が悪いことをしても褒めたり、放置したりするトレーニングと誤解し、「褒めるしつけは意味がない」と言う人もいます。

どちらも、「褒めるしつけ(トレーニング)」の意味を正しく理解していないことによる意見です。

「褒める」というのは、犬が好ましい行動を取っているときに、「それで合っているよ。」と伝ることで、犬がその行動がとりやすくなるという学習理論をもとに推奨されています。
間違った行動に対して褒めているわけではありません。

では、間違ったときはどうするのか。

犬は教えられていない行動は取れないので、当然間違った行動も取ります。
しかし、「間違った」というのは「人間から見て」の解釈であり、犬は間違っているとは思っていません。

そこに必要になってくるのは、「イケナイ!」という圧力ではなく、「そういう行動はとって欲しくないので、代りにこういう行動を取ってくれない?」という提案を伝えていくことです。

もちろん、何度も伝えているにも関わらず、興奮して我を忘れて困った行動を取ってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、ちょっと声が大きくなってしまうかもしれません。

しかし、何も教えていないのに、「それはダメだ!」と力で強要しても、犬には伝わらないどころか、痛い思いをしたことで、次は痛い思いをしないようにと、彼らなりの学習をしてしまう可能性が高くなります。
つまり、叱られたことの意味が伝わっていなければ、それは犬にとって単なる虐待に過ぎないということになります。
そもそも、ちゃんと伝えきれていない人間の側に落ち度があるのに、なぜ叱られなければならないのか。
ちょっと理不尽な話ですよね。

かつてリハビリに伺っていた女の子は、飼い主さんが間違った指導を受けたので、甘噛みをするたびに、首を吊り上げられていました。
そこでその犬は飼い主さんの手が動くと吊り上げられないようにするために、手を噛むという行動を身に付けました。
甘噛みへの対処法が間違っていて、犬にきちんと伝わっていなかったことから起こった悲劇です。

犬ぐらいのサイズであれば、人間の力が勝ることもあるでしょうが、動物園にいるような大型の動物に力は使えません。
では、どうやってコミュニケーションを取っていくのか。
人間が試行錯誤して伝える努力をやめてしまったら、コミュニケーションは取れなくなるでしょう。

さて、今日のレッスンはもうすぐ9か月のMさん。
まだまだ怖いものが沢山ありますし、外に出ればマイペースで飼い主さんのことを忘れてしまいがちですが、少しずつ、一緒に散歩することを教えているので、飼い主さんを意識する頻度があがってきました。

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散歩が大好きで、ハーネスを付けようとすると大興奮。
落ち着いたらハーネスを付けてあげるよと教えてあげたところ、ちゃんと待てたMさんでした。

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2021年6月28日 (月)

犬の行動改善は、その行動だけを変えようとしてもうまくいきません。

今日はC君の2回目のレッスン。
お引越しによって今までのライフスタイルが変わったことで、C君はいろいろ混乱してしまい、困った行動がでてきていましたが、ひとつひとつ、新しいおうちのルールを根気よく伝えていくことで、少しずつ改善が見られてきました。

まずはお散歩。

今まではご自宅の庭で思う存分好きなことをしていればよかったのですが、集合住宅に住むことになったらそうはいきません。
お散歩に行かないと、心身ともに健康にはなりづらいので、公道を歩く練習から。

お庭にいたときは、匂いを嗅いで、マーキングして終わっていたのを、リードを着けて飼い主さんと一緒に道を歩くことを教えてあげなくてはいけません。

初回のカウンセリングでお伝えしたことを、飼い主さんが一生懸命やって下さり、外でも飼い主さんの声が耳に届くようになってきました。

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さらに、散歩に行くようになってから、なんと300グラムのダイエットにも繋がり、足にも筋肉が付いて来たようです。

おうちでは、ハウストレーニングもお願いしたところ、自分から入ってくつろげるようにもなってくれました。

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ハウスが好きになってくれれば、次のステップはインターホンへの対応。

ひとつだけの行動を改善しようとするのはなかなか難しいものですが、散歩に出られるようになってお腹が空いてムラ食いが減り、運動することで、帰れば疲れてハウスに入って休めるようになり、様々なトレーニングでトリーツを使うことで、C君もいろいろ考えるようになって、飼い主さんと話が通じやすくなってきたようです。

すべてが繋がっていると考えると、サポートもしやすくなりますね。

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2021年6月27日 (日)

T君、ダイエットの成果が。

今月からレッスンを開始したT君。
お散歩が嫌いで、自力でほとんど歩かなかったうえに、ドッグフードもあまり好きじゃなくて、初めて会ったときはちょっと、いや、かなり重そうだったT君。

まだ若いこともあり、お散歩好きになってもらえるように、目標を持ってレッスンに励んでいただいたところ、先日トリミングに行ったら、600グラム減と言われたそうです。

トリミングに行くたびに、「また増えてます」と言われていた飼い主さん。
T
君のダイエットに光が見えてきたようです。

また、レッスン開始当初は、外にいると尻尾を巻き込んでいました。

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レッスン4回目の今日、ちょっと小走りする尻尾はほんの少し上がって見えました。

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おうちではハウストレーニングも進化し、ハウスの中ではオスワリして頭を出していたのに、最近は伏せる瞬間も見られるようになったとのこと。

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生活習慣を変えるのは時間がかかりますが、Tさんの健康も考えて、ストレスをなるべく減らして、少しずつ変えていくようサポートしていきます。

飼主さんとT君の頑張りは必ず結果を出してくれるでしょう。

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2021年6月26日 (土)

ドッグダンス:ポジションとトリック(ウィーヴ)練習

今日は等々力のDogLifeDesignさんでのドッグダンスプライベートレッスンがありました。

今回2回目の参加となるRさん。
初回から「ヒール」の練習をお願いしていますが、なかなかオヤツが外せないとのこと。

今日はまず、「ヒール」の意味をRさんにきちんと伝えることから。

ドッグダンスのヒールポジションの数はFCI(国際畜犬連盟)ルールでは全部で10個。
もちろん、最初からすべてのポジションを教えることはありませんが、ヒールポジションの意味をきちんと伝えないと、他のヒールポジションの意味も伝わりません。
そこで、まず左脚側位置のヒールから。
ポジションは犬とハンドラーの位置関係を示すもの。
ハンドラーが動けば、犬はポジションを変えることなくハンドラーについて行けばいいということを教えてあげます。

そのためには、まずはハンドラーが動かない状態で、犬がヒールポジションに入れることが重要なポイント。
その次に、ハンドラーの一歩の動きに犬が反応して動けるようにサポートしていくこと。

同時に、クリッカーの使い方も飼主さんに練習していただきました。

Rさん、トリーツを持っていなくても、ハンドターゲットに移行してついて来れらるようになってきました。

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最後はドッグダンスのトリックのひとつ、ウィーヴ(犬がハンドラーの足の間をくぐって歩く)の練習をしていただきました。

Rさんはとても大きいので、ハンドラーさんの足の下に入ったことはありません。
そこで、足の下をくぐることにまず馴らしてあげることから始めます。

トリーツを持って誘導するだけだと、どうしてもまだ足の下をくぐるという意識になれなかったので、トリーツで誘導したあと、くぐった先に投げるという方法を取りました。

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最初は足の下をくぐることを少し躊躇して、外側から回ってオヤツを取るという行動を取っていたRさんでしたが、ハンドラーがタイミングよく投げてあげることで、その後はスムースに足の下をくぐることが出来ました。

足の下をくぐることがスムースになってきたら、誘導の手の位置を少しずつスラロームになるように変更していきます。

「ウィーヴの教え方」は下記の動画で観ることが出来ます。

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2021年6月25日 (金)

パピーレッスン:ロングリードを効果的に使う

今日は生後5か月のパピーさんのお散歩レッスン。

ちょうどアシスタントニコルが我が家にやってきたお年頃です。

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V
さんのおうちには先住犬がいるので、お兄ちゃんとのお散歩はずんずん行けるのですが、お兄ちゃんがいないときは、広い通りに出られないとか。

そこで、今日はお兄ちゃんがいなくても自分の足で歩いてもらうためにサポート。

案の定おうちの前の通りはさっさと歩いてましたが、だんだん外の通りに近づくと緊張感が。

しかし、あにはからんや、止まることなくスムースに通りに出られ、飼い主さんもびっくり。
同伴者が違うこと自体が環境の変化にもなったようです。

ロングリードを使いながら、好奇心を満足させ、怖い物にも自分から近づけるようにサポートしていきます。

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思った以上に沢山歩いて、頭を使いながら、緊張したVさん。

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帰ってきたら、水を沢山飲んで、休憩。
おうちの前ではこちらの声が耳に入りましたが、散歩に出ると、全然聞こえなかったVさん。

少しずつ平常心でお散歩できるよう、日々のサポートが欠かせませんね。
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2021年6月24日 (木)

9月の3Daysイベントの申込開始は今週末

9月の17日、18日、19日に予定しているイベントのお申し込みは26日(土)20時からです。

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詳細は下記をご確認ください。

http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/cat22079485/index.html

最終日のラリーオビディエンストライアルのご参加予定の方は8月20日横浜にて練習会を予定しております。
ドッグダンスやオビディエンス(基本トレーニング)の経験者でラリオビにチャレンジしてみたい方は、お気軽にお問合せください。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

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2021年6月23日 (水)

パピーレッスン:選択肢を増やす

今日は生後3か月のM君2回目のプライベートレッスン。
しばらく旅行に出るというので、その前にリードウォークの方法をお伝えしに行ってきました。

M
君は先住犬と一緒にお散歩に出ると歩けるそうですが、一人の時は途中で止まってしまったり、地面が気になってなかなか上手に歩けないとのこと。

そこで、得意のロングリードを使いながら、お散歩に一緒に行くハンドラーにもアテンションが向くように練習することから始めました。

顔を見てくれたら褒め、気持ちがそれそうなときは声をかけ、反応してくれたら褒めるということを繰り返していきます。
また、こちらの動きが一定だと飽きてしまうので、速度をあげたり、距離を取ったりしながら、M君にも走ってもらいながらお散歩の楽しさを伝えていきます。

その後、犬と遭ったときの興奮が普通じゃないということでしたので、アシスタントにディストラクション役をやってもらうことに。

アシスタントとの距離を測りながら、存在に気づいても、むやみに走って近づかないよう、声掛けや、距離を取りながら歩く練習。
刺激対象物との距離が近ければ当然興奮はマックスになるので、そうなる手前でアテンションを取る練習。
ハンドラーの声が聞こえたら褒め、所々で呼び戻しを入れていきます。

アシスタントが無反応なので、M君も変に興奮することがありません。

落ち着いてからようやくアシスタントとの距離を縮めましたが、そのころには馴れてしまって、大して興味もない様子。

アシスタントの行動を褒めれば、隣で同じ行動を勝手に取るM君。

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もちろん、こちらは「フセ」も「オスワリ」も言いませんが、やってくれたらどんどん褒めます。
M君はどうやったら褒められるかいろいろ考えながら行動しています。
ネガティブな「イケナイ」や「NO!」
を連発してしまうと、犬はどんな行動を取ればいいのか考えて選択することができません。

褒められる行動が取れる環境づくりの中から、M君自身に選択し、好ましい行動の出現頻度を上げていくことで、ハンドラーも犬もストレスを減らすことが出来ます。

後半アシスタントと一緒に歩いたところ、少しアシスタントにちょっかいを出すようになり、羽目をはずして跳びついたら「ワフ!」と諫められ、ちょっと学習したM君。

お散歩、と言ってもおうちの前の私道のみの数十メートルを行ったり来たりしながら頭と体を使ったM君は、おうちに帰ると自らハウスに入って爆睡。
ちゃんとハウストレーニングの効果も出ています。
嬉しいですね。

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2021年6月22日 (火)

ドッグトレーニングは行動を教えるだけではありません。

犬のトレーニングというと、オスワリやフセ、マテが出来るようになることのように思われがちですが、実際はそれらの行動が出来るようになるだけではなく、何をしたらいいのか、何をすべきなのかを考えることを教えることがトレーニングの目標と言っても過言ではありません。

言われた行動が出来るようになることは当然のことですが、日常生活の中で、言われたからするだけではなく、今どうしたらいいのかを考えることが出来るように、精神的にも成長させてあげることが大事なポイントになります。

犬に考えることを教えるには、やってはいけないことではなく、やって欲しいことをわかりやすく伝えていくことが早道です。
それによって人と犬双方のコミュニケーションが取りやすくなり、お互いのストレスを軽減させていくことも出来ます。

さて、今日「犬曰く」で、「散歩中他の犬との挨拶が必要か?」という記事を見ました。
私が普段からクライアントさんにお伝えしていること、まさにそんな内容でした。

社会に犬はいて当たり前。
ちょっと歩けば必ず散歩中の犬と出会います。
いちいち挨拶させる必要ありますか?
あなたは知らない人が急に近づいてきて、友達になりたいと言われて嬉しいですか?
犬にだって相性はあります。
近寄られて緊張して吠えたり、攻撃的になったりする犬もいます。
そういうタイプの犬を連れている飼い主さんはとても緊張していたりします。
「犬が近寄って来なければいい。」と思っている人は少なくないはず。

相手の犬や自分の犬が嫌な思いをしないようにサポートしてあげられるのは飼い主さんだけです。

子犬であれば、小さいころから犬を見ても興奮しないでいることを教え、すでにトラウマを持ってしまった犬に対しては、無理に刺激対象物に近づけるのではなく、大丈夫な距離感を少しずつ小さくしていくサポートが必要です。

「行っちゃダメ!」より「オイデ。」だったり、遠くから他犬を見ても興奮しなければ、「お利口だね。」と褒めながらいい経験値を増やしていく。
そんなこともトレーニングには不可欠です。


今日のプライベートレッスンのLさんはお散歩から始めました。

いろいろ怖いものがあるLさんですが、ママとコミュニケーションが上手に取れるようになって、お散歩も大分楽しくなってきたそうです。

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静かな場所では、尻尾も上がって、楽しそうにママを見てくれますが、車通りが多かったり、騒々しい場所では尻尾が下がって、テンションも下がり気味。

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それでも、大丈夫なことを増やしながら、ママの声も届くようになってきました。

ちゃんと成長していますね。
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2021年6月21日 (月)

パピーレッスン:子犬だって出来ることは沢山あります

今日は生後3か月のパピーさんのレッスン。
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回目です。

前回カウンセリングにお伺いした時に、トイレの数、ハウスのこと、遊び方のこと、フードのことなど、いろいろお話させていただいたので、レッスン開始前にちゃんとご準備してくださった飼い主さんのおかげで、トイレの失敗も大分減り、フードも完食できるようになったそうです。

お伺いすると、ちゃんと覚えていて歓迎してくれたM君。

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少しずつ自分からハウスに入るようになったそうなので、今日は「ハウス」というキューで入れるようにハウストレーニングから。

何度か繰り返すうちに、何も言わなくても自分からハウスの中で待っている頻度があがりました。
ちゃんと考えて行動しているのがよくわかります。

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その後、持っているフードが欲しくて跳びついてきたM君。

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跳びついてむしり取るのではなく、落ち着いて座ったらもらえるということも少しわかったようです。

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まだまだ、始まったばかり。
好奇心旺盛なM君のこれからが楽しみです

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2021年6月20日 (日)

ドッグトレーニングは飼い主さんの頑張り次第

今日のプライベートレッスンはトイプードルの男の子。
お散歩嫌いで、まったく歩けなかったT君
1回目のレッスンで、「散歩も悪くないよ。」と伝えて、今日が3回目。
数メートル歩くと座り込んで、お尻を押してもらったり、抱っこをせがんでいたT君がなんと500メートル歩いて公園まで辿りつくことが出来ました。

途中数回座り込みましたが、飼い主さんが心を鬼にして手を貸さないことを繰り返してくださるので、自力で立ち上がってついてきます。
リードは一切引っ張りません。
T
君がその気になるまで私がそばで待つだけです。

さすがに息が上がっていたので、公園で休憩することに。

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喉が渇いたようですが、外では水を飲んだことが無かったT君。
飼主さんも水入れやボウルを持っていません。
そこで、我が家が普段使ってる排泄用のビニール袋(店で購入している新品のプラスティックバッグ)に水を入れたところ、散々迷った挙句飲んでくれました。

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帰り道は一度も止まることなく、自宅まで。

マンションの裏口が見えて、ようやく尻尾があがりました。

今のT君の目標はダイエットと、散歩を楽しんでもらうこと。

今は飼い主さんとの根競べのようになっていますが、外に出て歩くことが習慣になり、体が少し軽くなって、嫌なことは一切起きないと学習してくれれば、きっと飼主さんとの散歩も楽しめるようになるはず。
無理強いすることなく、T君の自主性をサポートしながら、目標に向かってみんなで頑張っていきます。

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2021年6月19日 (土)

ラリーオビディエンストライアル開催

ドッグリゾートワフの屋内ドッグランにて、WCRL規定ラリーオビディエンストライアル無事開催いたしました。

コロナ禍、感染対策を行う中で開催されたラリーオビディエンスの競技会。
WanByWan
主催のトライアルも今回で9回目となります。

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今回は有限会社オリエント商会様に協賛していただき、犬たちが喜ぶオヤツをご提供いただきました。
嬉しい限りです。

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今回もWCRL公認ジャッジ、川端千賀子氏との共同ジャッジでの開催でしたが、見習いVincentがラリオビデビューしました。

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いつもFCIオビディエンス競技を頑張っている見習いですが、今年になって新たなチャレンジということで、先週はドッグダンスコンペデビュー、そして今週はラリオビトライアルデビューとなりました。

結果はレベル1A210点(/210点)で1席、レベル2AはなんとBarking(吠え)のペナルティで205点(/210点)の2席。
FCI
オビディエンスで吠えることはほとんど無いのですが、ラリオビは次から次へと、ドッグダンスのようにキューがとぶので、頭がいっぱいになったのでしょう。
まだまだ修行が足りません。

因みに5月で10歳になったアシスタントのニコルはレベル3Bに参戦。
結果は210点満点でしたが、タイム差で2席となりました。
ドッグダンスだけでなく、ラリオビもゆっくりペースです。

ラリーオビディエンスは、作業の途中で犬を褒めたり、課題によってはご褒美ををあげられる競技ですので、若い犬やシニア犬も楽しめるドッグスポーツです。
一度トライしてみませんか?

次回は919日(日)を予定しています。
お申込み等詳細は👇をご覧ください。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2021/06/post-2350b9.html

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2021年6月18日 (金)

犬の観察力を侮らない。

先日パピーさんのレッスンに伺ったときのこと。

基本のキをちゃんと教えたいとおっしゃる飼い主さんの意向もあって、家庭犬のデイリートレーニングだけでなく、ヒールポジションや、姿勢変更なども、きちんと理解出来るように細かくお教えしているMさん。

ターゲットがあることで、勝手に動いてしまうのを防ぐメリットがあるということをお見せしようと、アシスタントにプラットフォームに乗ってもらうことにしました。

プラットフォームとは、マットのようなもので、その上にいるといいことがあると犬が学習していると、ハンドラーと離れて作業する際も、落ち着いてプラットフォームの上にいることができるというものです。

案の定プラットフォームを床に置けば、さっさと上に乗って、「何するの?」と聞くアシスタント。
そこで、姿勢の変更やスピンなどの回転の動きなど、プラットフォーム上で作業をしてもらい、その都度きちんと褒めていたところ、その後サークルからMさんを出すと、Mさん何も言われないのに、勝手にプラットフォームの上に乗って伏せました。

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アシスタントがプラットフォームの上で何かやるたびに、オヤツをもらっているのを見ていたからでしょう。

当然、何も言わなくてもちゃっかり乗っているMさんも褒められました。

多頭飼いの場合、新入りが先住犬の行動を真似るというのはよくある話です。
犬たちはお互いよく観察していますから。
その点、ある意味「二頭目は楽」と言われますが、要は一頭目が良い見本でなければ楽にはなりません。
多頭飼いを考えるときは、先住犬とちゃんとコミュニケーションが出来るようになってからの方が、「こんなはずじゃなかった」とならないで済みますよ。

もちろん、一頭ずつ真剣に向き合う時間を作ることが大前提ですが。

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2021年6月17日 (木)

気持ちづくりは時間をかけて

今日のグループレッスンは屋外。
幸い雨もあがり、無事行われました。

普段家の中では出来ることを、外でも出来るようにする練習を続けています。

日常のお散歩コースでは大分出来るようになってきたLさんですが、広い場所や、周りに犬がいると集中しづらいのはどの子も同じ。

まずは、ディストラクションの中でも平常心でいることから始めなければいけません。
当然、一度で出来るようになるわけではないので、様々な場所での練習が欠かせません。

ロングリードを着けて、飼い主さんに集中しながら歩けるようになってきたLさんの次の課題は、脚側停座でじっとしている時間を伸ばすこと。

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視界には、子供、犬、走っている人など、様々なディストラクションがありますが、後半は大分馴れてきました。

出来ることを確実に増やしていくことが大事ですね。

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2021年6月16日 (水)

ご褒美は状況によって変わります。

犬の好ましい行動を褒めて強化していくトレーニング方法においては、トリーツ(オヤツ)が一般的に使われますが、どの子もオヤツが好きなわけではなかったり、あるいは、オヤツの種類によってご褒美になったりならなかったりと様々です。

状況によっては、オヤツが口に出来ないほど興奮している場合もあるので、そのあたりの見極めは大変重要になってきます。

オヤツがご褒美になっていなければ、当然そもそも学習が始まらないということにもなりかねませんね。

さて、今日はプライベートレッスンに回目のFさん。
お伺いしたときは、バケツをひっくり返したような雨模様だったので、どこで練習しようかと悩んだのですが、飼い主さんのお散歩コースで、屋根のある場所を教えていただいたので、無事、楽しくレッスンすることが出来ました。

Fさんは、他の犬への関心が強いので、気持ちがそがれてしまうとなかなか飼い主さんの声が届かないそう。
そこで、気になる物(ディストラクション)があっても、冷静でいられるようになる練習をしていますが、今回丁度いい距離に小型犬が飼い主さんとまったりくつろいでいてくれたので、そんな中での練習となりました。
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対象の犬との距離がポイントです。
どの程度なら飼い主さんの声が届くのか。

ロングリードを使いながら、上手に呼び戻すことが出来ました。

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その後も、人、音など、さほど大きくないディストラクションの中で集中を取る練習を繰り返した後、お腹もいっぱいになってきたので、最後は走って遊ぶことに。

朝からあいにくのお天気で十分にお散歩が出来なかったこともあり、Fさん、思い切り走りたかったようです。
そんなときは、オヤツはご褒美にはなりません。
一緒に走ること自体がFさんへのご褒美となります。

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走りながらでも、名前を呼ぶ声に反応することが出来たFさん。
少しずつ、名前の価値をあがってきたようです

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2021年6月15日 (火)

クレート(ハウス)にカバーをかける?かけない?

クレート(ハウス)は一般的に、犬にとって安心できる寝床として使用するため、置かれている場所によってはカバーをかけて暗くしてあげることも必要になります。

例えば、家族みんなが集まる居間のような場所ににクレートがある場合、夜になってもテレビの音がなっていたり、電気が煌々と点いていれば、なかなか寝る状態にはなりづらいものです。
そんな時は、静かな場所に移動してあげるか、あるいは、クレートにカバーをかけて暗くしてあげるという方法があります。

また、最近はテレワークのため、飼い主さんは家にはいるものの、仕事をしなくてはいけないケースも多くなっています。
もともと、常に犬の傍にいられるライフスタイルであったとしても、敢えて、クレートを活用して、犬を一人にさせる時間を作るようにお奨めしていますが、実際犬をかまってやれないときは、クレートの活用が効果的です。
飼い主が目の前にいて、視線があってしまえば、犬たちは期待感満載で出してもらおうと様々な要求を出してくることもあります。そんなときも、カバーをすることで、視界を遮断して、一人になる時間を習慣にしておくと、お互いストレスが溜まらずにすみます。

さまざまなドッグスポーツの待機にも役立つクレートですが、家の中と違って、カバーをかけるべきか、かけない方がいいのか悩む方もいらっしゃるでしょう。

競技の場合は、沢山の犬たちが参加するので、他の犬にとってストレスにならないようカバーをかけておく配慮も必要です。

クレートの中の犬にとっても、目の前を気に入らない犬が通ったり、中を覗かれたりするのはストレスになって吠えることもあるので、お互いのためにカバーはあった方がいいでしょう。

一方、自分の犬にクレート待機を馴らすのであれば、敢えてカバーをかけておかない選択肢もあります。
他犬の存在が視界に入るぐらいの場所にクレートを置いて、吠えたり騒いだりしなければ褒めるという方法で、外的刺激の中でも落ち着いてクレートにいることを教えていきます。

放置して、勝手に馴れさせるのとは違います。
周囲の刺激が嫌悪刺激ばかりだと、クレートに入ることすら嫌いになってしまう可能性もあります。

いずれにしても、クレート待機に馴れるようにするには、多少時間と努力が必要です。

さて、我が家の犬たち。
見習いは生後4か月でアシスタントのワークショップ参加中にクレート待機を余儀なくされましたが、その際はクレートの中に一食分のフードをコング3個に詰め込み、カバーをかけておきました。
目の前でアシスタントが動いていれば、気になって寝られないからです。
おかげで3日間のワークショップを無事乗り切り、以後レッスン中もクレートがあれば静かに待機が出来るようになりました。

レッスンの場合は、生徒さんのディストラクションにもなるので、敢えてカバーをかけないこともありますが、競技の場合は他の犬のディストラクションになってはいけないので、基本カバーはかけています。

一方アシスタントは、カバーが無い方が私の存在を目視できるので、安心して待機できるようです。
用事でその場を離れても、動く姿を目視しているので、必ず戻って来ることを理解している分、カバーで周囲が見えない状況より安心していられるようです。

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いずれにしても、クレートの中が安心できる場所と認識させてあげることが大事。
ご自宅内だけでなく、出先でも安心して待っていられるようにクレート活用をお奨めします。

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2021年6月14日 (月)

犬を飼う資格ってなんでしょう?

SNSで、「犬を飼う資格ってなんだろう。」という話題があがっていました。

かなり前から、日本でも犬を迎える選択肢として「保護犬」が候補にあがることが一般的になってきています。
しかしながら、保護犬を迎える場合、意外とハードルが高いのも事実。
なぜなら、もう二度と犬に寂しい思いをさせたくないと保護団体側が願っているから。

引き取っては見たものの、諸事情で再び遺棄ということにならないよう、保護団体側も審査規定を厳しくしているところは多いのです。

家族構成、年齢制限などは大きなネックになっていたりします。
年齢が高い場合は、万が一の場合、後継する家族がいればクリアすることもできるようですが、いずれにしても簡単ではありませんし、安易に迎えて欲しくないという気持ちもあります。

しかし、たとえカップルだったとしても、いつ離婚するかはわからないので、誰にも先のことはわからないというのも事実でしょう。

そのような足かせが無いのがペットショップということで、年齢が高かったり、独身者の場合はペットショップで見つけることが多いという話もききました。

我が家もかつてブリーディングした際には、かわいい子犬たちの行先として、安心できるご家族を探したいという親御心がありましたので、飼育に関して、ある程度の要望は出したのを覚えています。

話を元に戻しますが、犬を飼うにあたって、「資格がない」と言われたことで傷つく人は少なくないでしょう。
では、「資格」とは何でしょう。

もちろん、検定試験があるわけではありません。

犬種によっては、元々ある特性を生かしてあげられる環境を提供できれば一番ですが、それが出来ない場合は、疑似体験であったとしても、特性を殺さない生活を保障してあげることは最低限必要なのではないでしょうか。

ブログでもよく書いていますが、「小型犬だから散歩はいりませんよ。」という根拠のないセールストークに惑わされるのはもってのほか。
昔見た映画「猿の惑星」で、檻の中に入れられた人間の生活を思い出してしまいます。
(知らない人は沢山いるでしょうが。)
寝場所以外、日々の生活が家から一歩も出してもらえないとしたら、なんと不幸なことでしょう。
窓の外から、様々な香りや音がしてくるのに、見に行って体験することが許されない生活。
ある意味虐待と言ってもいいでしょう。

まぁ、そこまで極端な話ではなくても、そもそも犬は動物ですから、歩いたり、走ったり、活動的であるはずです。
なかには、お座敷生活が好きな犬もいるかもしれませんが、原因は社会化不足だったりすることも多いものです。

いずれにしても、犬が犬らしくいられる生活を保障する。
空腹を感じることなく、体に痛みを感じることなく、安全を確保し、人とのコミュニケーションを楽しめる生活を営めるようにサポートしてあげることが出来るのであれば、敢えて「資格」と言う言葉は必要ないのではないでしょうか。

犬を退屈させて、悪戯されて怒るのではなく、犬が退屈しないようにちょっと努力することが最低限必要な資格かもしれませんね。

さて、今日のカウンセリングでお会いしたMくん。
先住犬にいつも遊んでもらっているそうで、まだ飼い主さんと遊んだことがなかったそうです。

ということで、早速遊ばせていただきました。

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初めての引っ張りっこ遊びにしては、とてもいい食いつき加減。
楽しかった~!

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2021年6月13日 (日)

ドッグダンス競技会に参加してきました。

週末はDDJP(ドッグダンスジャパン)さん主催のトレーニングデイと競技会に参加してきました。

私がドッグダンス(フリースタイル)を始めた2003年は、国内ではまだ大きなドッグダンス競技会の開催がありませんでした。
2004
年の秋、初めて全国規模の競技会が横浜で開催され、以後、隔年から毎年、さらに年に数回から十数回開催されるようになったドッグダンス競技会。

DDJP
さんは定期的に海外から講師やジャッジを招いて競技会を開催していますが、コロナ禍で、昨年からはビデオコンペとなっています。

今回見習いのVincentHTM(ヒールワークトゥミュージック)のノービスクラスで参加しました。

日常的にオビディエンスの競技に出ている見習いなので、ヒールウォークは得意そうに見えて、実は本番に弱い。
なんとか精神力をサポートしていかなければいけないのは、オビ競技もドッグダンス競技も同じなようです。

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いずれにしても、今回も全国各地から50組以上のエントリーがあり、とても楽しい競技会でした。

久しぶりにお会いする人、毎回ルーティンの精度を上げてくるペア、新しいルーティンをお披露目したペアなどなど、目の離せないルーティンばかり。

わが家のペアは秋に向けてゆっくり精度アップしていきましょう。


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2021年6月11日 (金)

デイリートレーニング:原因はひとつじゃない。

先日からプライベートレッスンが始まったTくん。
課題は、お散歩に行けるようにすること。

「散歩に行け(か)ない犬」と聞くと、一般的に犬を飼ったことが無い人は「あり得ない」と答えます。
なぜなら、「い~ぬは喜び、庭駆け回り・・・。」という言葉が犬の代名詞のように、犬は外で楽しそうに走り回るものという先入観があるからです。

しかし、実際犬と暮らしてみると、いろいろなことがわかってきます。
「犬なのに・・。」と思わず口をついて出てしまうようなことがあります。

ご飯を食べない。
散歩が嫌い。
呼んでも来ない。

これは別に特に変なことではありません。
いろいろな原因が組み合わさって起こることなので、万が一そういう状況になったら、原因を解明し、犬の行動を改善するようにサポートをしてあげればいいのです。

さて、Tくん。
静かなブリーダーさんのところで、生後6か月まで暮していたので、外の刺激が苦手です。
仕方ありません。
逆に犬ばかりの中で育っているので、犬には全く関心が無く、吠えられても知らん顔。
素晴らしい!

でも、お散歩に行かれないのは問題です。
運動不足もあって、気が付いたらちょっと重くなってしまいました。

身体が重いと動きたくないのは人間も同じ。
悪循環から、ますますお外に行きたくありません。

前回、本当に動かないTくんの姿を目の当たりにしました。
座り込むとテコでも動きません。

202106111

そこで、ロングリードを使いながら、なんとかT君をその気にさせる作戦に。

その後も飼主さんが頑張って、なるべく外に出るようにしてくださったおかげで、なんと今日は自ら歩いてくれました。

202106112

しかし、T君、楽しくて歩いているのではないのはボディーランゲージを見れば明らかです。

外に出られるようになれば、今度は少しずつ外の環境に馴らしながら、楽しくお散歩が出来るようにサポートをしていきます。

3
キロダイエットを目標に、ご家族みんなで頑張ることになりました。

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2021年6月10日 (木)

WanByWan 3Daysイベントのご案内

2021年9WanByWan主催の3Daysイベントを山中湖のwoofにて開催しますのでご案内申し上げます。

🍀スケジュール🍀
①9月17日(金)ドッグダンスワークショップ(募集ペア数20組、最低催行ペア数10組)
②9
18日(土)ドッグダンスリハーサルショウ
③9
19日(日)WCRL規定ラリーオビディエンストライアル(最低催行エントリー数20
※ご希望のイベントだけに参加ができますので、下記お申込み方法に沿って希望イベントにお申込みください。
場所:ドッグリゾートwoof
401-0501  山梨県南都留郡山中湖村山中280  TEL0555-72-8000

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ドッグダンスワークショップ
ドッグダンスに必須の様々なムーヴを犬たちに教えていくための基礎トレーニングと各トリックやムーヴ、ポジションをスムースに繋げていくためのスキルアップを目標にしたワークショップです。

課題案:

①ポジションからポジションへのトランジット
②オヤツの外し方
③ヒールポジションを維持するための基礎トレーニング
④バックステップの導入および正確なバックステップのためのトレーニング
⑤遠隔作業の教え方(送り出しや遠隔作業の精度をあげるためのトレーニング)
※ご参加を申し込まれた方には、上記案の中で特にやって欲しい内容を二つ選んでいただくとともに、取り入れて欲しい課題があれば希望を書いて頂きます。
なるべく参加希望者の希望に沿った形で行いたいので、貴重なご要望お待ちしています。

講師
菅沼礼子氏(Homecare For Animals主宰)
三井惇(WanByWan代表)

参加費:
10,000
円(1ペア)

リハーサルショウ
2タイプ(6分間・10分間)の持ち時間を自由に使って練習及び演技ができます。
時間内であればルーティンを踊られてもパーツの練習をされても構いません。
音楽をかけながら馴致したり遊んでいただいても構いません。
持ち時間を自由にお使いください。(持ち時間全てを利用される必要はありません。愛犬の状態を確認しながらご利用下さい)
お一人で多数枠にエントリーされても構いません。

コメントあり、表彰あり。
リンクスペース:20m(横)x15(奥行)m
ルーティンタイム:4分以内
ビデオコンペなどに利用されることも可能
モチベーターの利用可。
トリーツなどを落とした場合は出来るだけご自分で回収をお願いします。

参加費:6,000円(持ち時間6分)、10,000円(持ち時間10分)

コメンテイター:
WanByWan
代表:三井惇
CPDT-KA
ドッグトレーナー、JKC公認訓練士
2016
年ドッグダンスの解説本「ニコルとドッグダンス」を出版

ラリーオビディエンストライアル
WCRL規定の正式競技です。
クラス:Level 1A1B2A2B3A3B、ベテランA、ベテランB

参加費:5,000円
WCRL
登録費:5,000円(登録はご自身でWCRLのホームページから行うことも可能ですが、犬の登録が出来ていないと、競技結果が反映されません。)

※ラリーオビディエンストライアルの詳細およびお申込み方法等は以下をご参照ください。

ジャッジ:
川端千賀子氏(WCRL公認ジャッジ)
三井 惇 (WCRL 公認ジャッジ)

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※ワークショップ、リハーサルショウおよびラリーオビディエンストライアルの参加費のほかに、woofの施設利用料金と弁当代が別途かかります。(ドッグラン内に個人的に飲食物を持ち込むことはできませんので、ご参加の方はお弁当をご注文下さい)
参加人数が最低人数を超えた場合はwoofの施設利用料金が団体割引の対象となる場合もあります。
※woof
にご宿泊の場合はご自身でご予約ください。
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🍀お申し込み方法
下記の内容をそれぞれご入力のうえ、メールでお申し込みください。

【件名】WBWイベント申し込み

202194日(土)に募集を締め切ります。 
定員になった場合、締切日より早く締め切る可能性があります。 

ワークショップ
1.参加者のお名前(フリガナ)
2.
参加の場合のパートナーの名前(フリガナ)
3.
参加犬の犬種・性別・年齢
4.
メールアドレス(PCからのメールが受信できるアドレス)
5.
お弁当の数
6.woof
ご同伴者の数・・・大人名 子供名 犬
7.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
8.
参加者のご住所とお電話番号
9.
課題案の中で希望があれば二つお選びください。(①②③④⑤)
10
.ワークショップで取り上げてもらいたい課題があれば教えてください。

リハーサルショウ
1.
エントリーのご希望
6分タイプ(MFHTM/その他)
10分タイプ(MFHTM/その他)
MF
あるいはHTMのカテゴリー分けをされている場合はFCI規定に沿ってコメントさせていただきます。
2.
ハンドラーのお名前(フリガナ)
3.
パートナーのお名前(フリガナ) 犬種 性別 年齢(開催時)
4.
メールアドレス(PCからのメールが受信できるアドレス) 
5.
曲名(フリガナ)および 曲の長さ (決まっている場合)
6.
お弁当の数
7.woof
ご同伴者様の数・・・大人名 子供名 犬
8.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬
9.
参加者のご住所とご連絡先

◆WCRL規定ラリーオビディエンストライアル
WCRLあるいはUSDAA登録:
済んでいる(犬の登録番号:      )
済んでいない:同時登録を希望する(5,000円) / 自分でする
2.
ハンドラー名(アルファベット):
3.
パートナーの名前(アルファベット)
4.
犬種および性別:
5.
犬の生年月日:
6.
犬の体高(肩の位置で):
7.
参加クラス:
LEVEL1A
LEVEL1BLEVEL2ALEVEL2BLEVEL3ALEVEL3B、ベテランA、ベテランB
参加クラスについては詳細をご確認の上、対象クラスのみ残してください。
8.
参加者のご住所ご連絡先:
9.
課目修正申請がある場合は以下にお書きください。
例:ハードルの高さを〇〇センチにしてほしい。
10.
お弁当の数
11.woof
ご同伴者様の数・・・大人名 子供名 犬
12.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬


<リハーサルショウのルール>
・リンクに入る際はパートナー自身が歩いてご入場ください。退場時も同様です。
・リンクに入りましたら音響チェックをお願いします。
・小道具の設置・撤去は持ち時間に含まれます(場合によって残り時間をご案内します)
・音楽のスタートは、手をあげて合図してください。
・パートナーは首輪(1つ)以外は禁止(皮膚トラブルや寒さ対策等の目的での衣類着用は可、受付時にお伝えください)
・リンク内での排泄を防止するため、出来る限り演技前に排泄を済ませるようにお願いします。万が一排泄してしまった場合は速やかに清掃いたしますが、清掃時間は持ち時間に含まれる場合があります。
・リハーサルショウは見学自由ですので、ご同伴者もインドアドッグランに入場可能です。ただし、お弁当や団体割引のためにはお名前等のお申し出が必要です。

<リハーサルショウ禁止事項>
・チョークチェーン、スパイクチェーンの使用
・演技中パートナーに振付以外で触ること。
・パートナーの動きを強制したり、パートナーを罵倒するなどの行為。

<一般注意事項>
★曲は編集の上当日CDでご持参ください。必ず複数の音源で再生できるかどうかの確認をお願いします。
ヒート中の犬・または終了して2週間以内の犬はwoofの規定上ご参加ができません。
お申込み受付後にヒートや体調不良で該当犬が参加出来ない場合、犬を替えての参加は可能です。
お申込みメール受信後はキャンセルフィが発生しますが、ご都合が悪くなった場合はお早めにご連絡下さい。
キャンセル時のwoofの施設利用料金はかかりませんが、宿泊に関しましてはwoofの規定でキャンセルフィがかかる場合がありますのでご確認ください。
荒天等で開催が不可能となった場合は必要経費を除いて一部返金できる場合もあります。
演技中の写真および動画の撮影は演技者の許可を得てから行ってください。
イベント中の写真はブログやSNSなどに掲載させて頂く場合があることをご了承ください。
他の参加者の演技中に過度の吠えなどがある場合はご退場頂く場合があります。
会場内での犬の待機はクレート内でお願いします。
会場内での、犬同士、参加者同士のトラブルは、当事者で話し合いのうえ、双方の責任のもと解決してください。主催者は責任を負いません。
当日の欠席連絡はmitsuiアットマークwanbywan.comまでお願いします。
ワークショップ、リハーサルショウおよびラリーオビディエンスは参加者が催行最低人数に達しない場合は、開催を中止する場合があります。その場合は事前にお知らせします。

ワークショップ、リハーサルショウおよびラリーオビディエンスのお申し込み先
info
アットマークwanbywan.com(アットマークを@に変えてください)

皆様のご参加心よりお待ちしております。

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2021年6月 9日 (水)

デイリートレーニング:ちょっと習慣を変えてみる

今日のプライベートレッスンは、おうちの中では問題ないけれど、お外に行くと周囲のディストラクションが気になって、飼い主さんの声が全然聞こえなくなってしまうというお悩みのお嬢さん。

そこで、ご自宅のそばでレッスンをスタートしてみました。

馴れている場所ということもあり、比較的落ち着いていられるので、こちらを見たらすぐ褒めていきます。
幸い、オヤツにも興味があるということなので、褒めながらオヤツもあげます。

すると、名前を呼ばれなくても、こちらに対するアテンションがよくなりました。

ここでポイントとなるのが「名前」。
「名前を呼ばなくても」と敢えて言っているのは、ディストラクションがある中で、人(飼い主)の声が聞こえるかどうかは犬のレベルによります。

元々、外に出るとアテンションが取りづらいというお話を聴いていたので、ここで敢えてFさんの名前を呼んでも聞こえていなければただのBGMになってしまいます。

名前はとても大事なので、ただのBGMにしてほしくはありません。

ということで、敢えて名前は呼ばずに、自発的にこちらにアテンションを向けてくれるのを待ってみました。

F
さん、ハンドラーと目が合うだけで褒められたとあって、ハンドラーへのアテンションがとてもよくなりました。

その後休憩を入れながら、犬が近くを取っても、反応しなければ褒められ、学生さんたちが横をすり抜けても落ち着いていられたら褒められ。

202106091

後半は、Fさんから少し離れて、名前を呼びながら下がるという練習。

202106092

飼い主さんは沢山動かなければいけませんでしたが、Fさんにとっては、いいことばかりの楽しいレッスンでした。

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2021年6月 8日 (火)

ドッグダンス定期レッスン:サイドステップを教える

今日はドッグダンスのグループレッスンでした。

今向き合っている課題はサイドステップ。
つまり、犬が左右方向に動く歩き方を教えるということです。

ドッグダンスを見たことがないと想像できないかもしれないので、簡単に説明すると、通常犬は前進しながら歩いたり走ったりしますが、ドッグダンスでは後退歩行も教えます。
後ろに下がるということです。
そして同様に右や左にスライドしながら動くことも教えていきます。
これがサイドステップです。
前足から斜めに動くのでなく、前肢と後肢をバランスよく横にスライドさせながら進むわけです。

ヒールポジションをベースに教えると、後肢の動かし方も自然に身に付けて行きやすいのですが、ハンドラーとの位置と関係なく、犬が単独でサイドステップを踏むというのは難度がかなり高くなります。

まずはヒールポジションで身体の使い方を覚えた後、フロントポジションで左右のサイドステップを強固にしていきます。

202106081

目標は遠隔作業。

長い道のりですが、ひとつずつ細かいステップで教えていくことがポイントです。

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2021年6月 7日 (月)

ドッグトレーニング:力では教えられない理由 その1

子育てや犬育てのとき、「なんでわからないの?何度も言ってるのに・・。」とイラっとすることは誰でもあることではないでしょうか。
もちろん、イラッとこない人も当然いらっしゃいます。
そんな風になれたらと、個人的にはよく思います。

しかし、最初はイラっとしたとしても、その原因がわかれば、こちらの技量不足だったことに気づき、「どうやったらうまく伝わるだろうか。」と思考のシフトを変えることが出来るものです。

プロのドッグトレーナーであれば、当然のことながら、犬がこちらの目標とする行動を取れないときは、原因を解明し、試行錯誤しながらサポートを繰り返していくでしょう。
学校の先生と同じです。
理解できていない子供を置いて行くわけには行かないからです。

教え方はひとつではありません。

例えばスキー。
私は大学に入ってから初めてスキーを教えてもらったのですが、感覚で覚えていく子供と違い、頭から入るのでなかなか思うように体が動きませんでした。

ボーゲンを教えるのに、あるコーチは、「谷側に体重を乗せれば曲がる。」と教えてくれました。
しかし、私は前を向くだけでズルズルと滑り落ちていき、谷側に体重を乗せる方法がわからず、曲がることが出来ませんでした。

別のコーチは、「左肩をグイっと前方にかがめてみましょう。」と言いました。
すると、あら不思議、左足に体重がのって、するっと右に曲がることが出来ました。

最初のコーチはきっとイラっとしたでしょう。
「なんで谷側に体重が乗せられないんだ!」
でも、そこで私を罵倒したり叩いたりしても、私は上達しなかったでしょう。

犬も理解力には個体差があります。
すぐに「これか?」と答えが出せる子もいれば、「わかんないぞ~。」となる子もいます。
どの子も目標に近づけるようにサポートするのがその道のプロです。

感情や力に任せて指導するコーチは犬の気持ちも不安定にさせてしまいます。
時間はかかっても、その子にとってわかりやすく伝えることが不可欠です。

そして一番大事なのは、犬がトレーニングを楽しんでいるかどうか。
もし呼んでも来ないのであれば、どこかでボタンの掛け違いがあったのかもしれませんよ。

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※作業犬とは言え、いつも何かしたくて仕方ない見習いです。

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2021年6月 6日 (日)

「厳しいしつけ」ってなんでしょう。

一般的には「しつけ教室」という言葉があるように、犬のトレーニングにおいても「しつけ」と言う言葉はよく使われているようです。

確かに、人間社会で生きていくための「作法」(マナー)を教えるという意味では「しつけ」と言う言葉も間違ってはいないと思いますが、個人的にはあまり犬の場合は使いたくないことばでもあります。
なぜなら、「しつけ」と言う言葉には、上の者が下の者を思い通りに従わせるというイメージがあるからです。

さらに、「厳しくしつける」となると、ますます意味が分からなくなります。

先日あるクライアントさんから、知り合いの犬が非常にリアクティブなので、トレーナーに、「厳しくしつけた方がいい」と言われたそうです。

リアクティブ。つまり反応性が高い犬ということです。
すぐに頭がいっぱいになってしまったり、環境の変化への順応性が低くて過剰に反応してしまったり、どちらかというと冷静さを身につけさせてあげたい犬に対して、「厳しくしつける」とはどういう意味なのでしょうか。

そういう犬ならばなおのこと、噛んで含んで言い聞かせるように、良い行動を学習させていく必要があるのではないでしょうか。

過剰に反応してしまったその犬は、飼い主に隅っこ連れていかれてぶたれていたそうです。

怖くて過剰反応してしまったのかもしれないのに、もっと怖い目に遭わされている犬。
その犬の次の行動を想像すると怖くなりました。

「しつけ」と言う名の「体罰」は容認できません。

関係性が出来ている犬に対して、多少口調がきつくなったとしても、犬は「?間違えたか?」程度の反応で済みます。
もちろん、口調がきついだけでも十分犬には「圧」がかかっています。

しかし、生後7か月。
まだまだこれから多くのことを飼主さんから学んでいかなくてはいけない時期に、飼い主が力に物を言わせ続けていたら、犬は何を学ぶことが出来るのでしょう。

痛いから、止める?
しかし、飼い主の手が届かなければ、痛いことは起きないことを学んだ犬は、どんどん飼い主から距離を取るようになっていったり、あるいは、痛い思いをされないように防御に出るでしょう。

犬にマナーや新たな行動を教えることは、上から命令することではなく、犬がその行動の意味を理解しやすく導くことです。
出来ないからと言って体罰を与えるのではなく、きちんと伝えられなかった人間側の過失を反省すべきですね。

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※飼い主の膝枕で無防備に寝るわが家の見習い。
主従関係は必要ありません。

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2021年6月 5日 (土)

パピートレーニング:ハードルは上げ過ぎない

今日の朝一番のレッスンは生後7か月の男の子S君。

パピーの頃から見させていただいていますが、どの子も通る道をちゃんと通りながら、その都度飼主さんを悩ませ、いろいろなことを学習し、たくましく育っています。

最近のお困りごとは、交差点での大興奮。
オヤツも食べられなくなるとのこと。
ちょっとコントロール出来ない状況になることもあるというお話だったので、散歩コースにある、幹線道路の交差点ではなく、ちょっとはずれた交差点で練習することにしました。

交差点向かう前から、アテンションを取るようにして歩いたところ、大分落ち着いて交差点に到着。
つぎに、オスワリした状態で、こちらにアテンションを向けたらクリックアンドトリーツ。
幸い、幹線道路の交差点より刺激が大分低いこともあり、オヤツは食べられます。

バイクが通って、ふと気持ちがそれても、こちらを見る余裕がありました。
さらに大きなトラックなどが通るときは、ロックする前に名前を呼んで、見たらクリックアンドトリーツ。

202106052

とりあえず、低めのハードルは越えられたようです。

まずは、このレベルでの練習を続けていただきながら、少しずつ幹線道路に近づいて行くようにするというプランになりました。

生後7か月はまさに思春期突入の時期。
今まで平気だったものがダメになったり、急に大人びてきたり、日々変わるときでもあります。
変化に気づいてあげることも大事なサポート。

本日最後のレッスンは、半年ぶりにお邪魔した元保護犬Hくん。
パピーの頃はフードサーキットをしながら呼び戻しを頑張っていただきました。

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今日会ったらすっかり大きくなって成犬のサイズ。

こちらもお散歩中の興奮が最近出始めた8か月。

リードワークの方法をお伝えしながら、頑張って頂くことに。

本当に大きくなってました。

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2021年6月 4日 (金)

リードの使い方は正しく、臨機応変に。

犬と公道を歩いているときは、ほぼリードの装着が義務付けられている日本です。

海外では場所によって、ノーリードでも飼い主の傍を離れず、極端な言い方をすれば、人間の幼児よりちゃんとコントロールが出来ている犬たちと散歩している様子が見受けられます。
なぜ犬たちのノーリードが許容されているかと言えば、犬たちがちゃんとトレーニングを受けていて、パブリックスペースにおいてどう振舞ったらいいのかを学習しているからです。
もちろん、周囲の人間も、犬がマナーよく歩いていれば、よほどの犬嫌いでない限りいちいち口を出したりしません。
犬がいる社会が当たり前になっていると言ってもいいでしょう。

日本ではリードを着けることが義務付けられているとは言っても、リードの使い方によって、犬たちにうまく飼い主の気持ちが伝わっておらず、リードが無ければ犬をコントロール出来ないという弊害も出ています。

例えば、大きさに関係なく、外に出れば好きなところに行きたくてどんどん引っ張っていく犬がいます。
犬が行きたい方向に行き続ければ、犬は飼い主がいつでも後ろからついて来るものだと学習していきます。
そういうときはどうするのか。

一般的には、犬が引っ張ったら止まって、引っ張らなければ前に進めることを教えていくという方法が有効です。
もちろん、一度で理解出来るわけではないので、日々繰り返して練習します。

しかし、この止め方を間違ってしまうと、なかなか飼い主の意図が伝わらないこともあります。
ひとつは、前に行きたがる犬のリードを腕で引き寄せるというもの。
引き寄せても犬が引っ張ればまた腕は伸び、また引き寄せるという動きが繰り返されてしまいます。
これは、犬を止めるというより、犬がさらに前に進みたくなるようにあおっている場合があるので禁物です。

また、犬が引っ張ったら、リードをビシッと引き戻すという人もいるでしょう。
これは犬の体に負担をかけてしまうのでおすすめできません。
中には、首輪に着いたリードをグイっと引っ張って痛い思いをさせれば治るだろうと思っている人もいます。
確かに痛ければやめるかもしれませんが、飼い主さんへの信頼や親和度は低くなるでしょう。

リードを止めるというのは、肘を固定して動かさないこと。
ハンドラーが岩や電柱のように、動かないものになることです。

犬の成長の過程によっては、犬に選択肢を与えることが必要なときもあります。
初めて見るものに、好奇心を持って近寄っていくというのはとても大切なことなので、子犬の場合は犬の気持ちを優先させることも必要です。
だからと言って全て言いなりになっていては犬を護ることはできません。

また、犬が動かない時にどうするかというのもよくいただく話です。

動かない理由を考えましょう。
怖くて先に進めないのか。
家に帰りたくなくて止まっているのか。

怖いのであれば、少し待つのも必要です。
リードを緩めて、自分から歩き出せるように励ましてあげてもいいでしょう。

家に帰りたくないのであれば、待っていてもその気にならない可能性もあります。
時間に余裕あればかまいませんが、道路の真ん中ではそうもいかないでしょう。

そんなときは、リードをグイっと引っ張るのではなく、背中を押すような感覚で、リードを引いてあげるといいでしょう。
多分「オイデ」と言われても、動かないでしょうから、何も言わない方が無難です。
「オイデ」と言われてついてこられるレベルならかまいませんが、そうでない場合、「オイデ」の意味がどんどんあいまいになってしまいます。

リードは犬を縛るだけの紐ではありません。犬の安全を護る大事なツールですので、リードワークは正しく出来るようにしていきましょう。

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2021年6月 3日 (木)

ラリオビ定期レッスン

今日は月に一度のWCRL規定のラリーオビディエンスレッスンでした。

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ラリーオビディエンスは課題をひとつずつ双六のようにクリアしていく競技です。
作業の途中で犬を褒めてもかまいませんし、課題によっては終了後にオヤツをあげることもできます。

競技に馴れていない若い犬や、シニア犬のアンチエイジングなどにとても効果的なドッグスポーツと言えます。

褒めたりオヤツがあげられるとは言っても、課題の作業はきちんと犬と一緒にやることが必要です。
例えば、「オスワリ」と言われて、伏せてしまったり、ハンドラーが解除する前に勝手に動いてしまえば当然ペナルティは発生します。

課題の作業内容をきちんと犬に伝えることは不可欠ですが、犬を励ましながら協働作業ができることで、ハンドラーの緊張感も少し軽減されます。
ハンドラーがリラックス出来れば、当然パートナーのストレスも軽減されるので、楽しく臨むことも可能になります。

一度トライしてみませんか?

WanByWan
では、希望者がいらっしゃれば、定期レッスン以外でも練習会やグループレッスンを承っています。


また今月19日はドッグリゾートワフ内のインドアドッグランで、定例のラリーオビディエンストライアルを開催する予定です。

どんな競技なのか、一度覗いてみてはいかがですか?

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2021年6月 2日 (水)

子犬と遊ぶときに注意しなければいけないこと

愛犬とのコミュニケーションは遊びからスタートするといつも書いています。
つまり、子犬の頃から一緒に遊ぶことが習慣になっていると、コミュニケーションが取りやすくなるということです。

そこで、飼い主さんたちはどうやって愛犬と楽しく遊べるか試行錯誤するわけですが、子犬のすばしっこい動きや、並外れた身体能力を見て、ついつい力が入り過ぎてしまうこともあります。

しかしながら、体がまだ出来ていない子犬に激しい運動は禁物です。
特に大型犬はゆっくり成長するので、小さいころから無理な動きを強いてしまえば当然関節や骨に異常を来してしまう可能性もあります。
犬のペースに合わせて遊ぶことが重要なポイントになってきます。

人は犬の外見上(体の大きさ)の成長に驚かされるものの、なかなか骨の成長については意識がいかないことが多いものです。

人間でいうところのオスグッドは成長期に体が急に大きくなったり、激しい運動をし続けたりすることで出る骨の異常です。
かくいう私も、特に激しい運動をしたわけではありませんが、中学に入ってすぐ、身長が急激に伸びたことで発症し、それはうん十年経った今でも日常生活に弊害を及ぼしています。
つまり、正座が出来ない。
膝のお皿の下の骨が突出しているため、正座をすると床にあたって痛いのです。

まぁ、人間の話はさておき、とにかく犬も体がきちんと出来るまでに激しい動きや過度の運動量を課すると、弊害が起きるということです。

下記のレントゲン写真でもわかるように、生後2週間程度の子犬は骨と骨がまだ繋がっていません。

202105281

その後成長と共に骨はしっかり繋がっていきます。
7か月ぐらいの犬たちは大きさの見た目は成犬に近くなりますが、さらに成長板(下図の白くなっている部分)が伸びて、新しい骨を作っていきます。

 202105282

この時期にも過度な運動で成長板を傷つけてしまうと、成長を阻害してしまい、体がうまくできあがらないままになってしまうこともあります。

参考:成犬の骨の状態
202105283  
X-Rayの参照元:Gray's American Bulldogs

今日、たまたまFacebookで、子犬の運動量についての記事(参照元:Perfect Fit Haness)が、あがってきたので引用させていただきます。

202106021

<翻訳文>
成長板(骨端軟骨)とは、(骨の端の軟骨の部分で)伸びて新しい骨となる部分をいいます。成長板が閉じるのは、だいたい12ヶ月齢頃といわれます。成長板はデリケートで、荒っぽい遊びや家具からの転落、過剰な運動などにより簡単に傷つくことがあります。
(子犬の)長すぎる散歩は、怪我や、将来、関節炎を患う可能性があります。
安全を考慮した目安は、月齢x5分程度の、負担の少ない(犬の体に優しい)運動です。

訳 藤田則子氏


愛犬の健康と将来を考えながら、楽しく遊んであげられるといいですね。

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2021年6月 1日 (火)

アイコンタクトは不要?

アイコンタクトを取るとはどういうことを言うのでしょうか。
簡単に言うと、愛犬と目を合わせることです。

愛犬と目が合うことはとても癒されることですし、研究でも幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が双方から分泌されることが示されています。

そうは言っても、中には目が合うことが苦手な犬もいますので、アイコンタクトを無理強いするのはよくありません。
犬の状態をよく観察して、見つめあうことで幸せな気持ちになるのか、あるいはいろいろな経験をしてきて、人間に不信感を持っている犬で、あえて目を合わせたくないのかちゃんと観てあげることが必要です。

そういう観点から、アイコンタクトに否定的な人もいるようですが、ドッグスポーツのように一緒に作業を行うパートナーとしての犬の場合、アイコンタクトが取れていないと、こちらの意図がうまく伝わらないこともよくあります。

今日は見習いとオビディエンス競技の練習をしましたが、一枚目の写真では、脚側停座にいるのに、見習いの頭の中は右前方にあるボックスと呼ばれるターゲットのことでいっぱいで、私の話が半分しか聞けていません。

202106011

そのため、私がこのあと出した姿勢変更の動きを適当にやってしまいました。

見習いは元々遠隔作業が得意ですが、要はハンドラーの話をちゃんと聴くことが作業の原点です。
適当に聞いていて出来る課題ではありません。

ハンドラーへの集中力をあげるために、再度スタートラインに立つ練習。

ようやく集中力があがりました。

202106012

集中力はそう簡単にあがるものではありません。

そもそもハンドラーと犬との間に信頼関係が必要です。
そこに犬の精神状態が関係してきます。
平常心なのか、興奮していないか、ディストラクションに気を紛らわされていないかといったことが重要なポイントになってくるわけです。

競技犬の場合、ディストラクションは当然のことながらあるので、その中でも平常心でいられるためのサポートがハンドラーには求められるわけです。

アイコンタクトが取れるまでに集中してくれていること。
競技犬にはやはり必要です。
自発的にアイコンタクトを取ってくれる状況になれるように犬をサポートする。
ハンドラーは手を抜けません。

アイコンタクトが取れるほど集中してくれれば、自信を持って遠隔作業にも送り出せます。

犬が勝手にやりたいことをやるのではなく、ハンドラーの話を聴く耳が持てるようにサポートしてあげることが大事ですね。
たとえ競技犬でなかったとしても。

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