その行動、犬は本当に理解できてますか?
昨日のドッグダンス定期レッスンでは、犬たちがどこまでポジションやトリック、ムーヴなどを理解しているか検証していただくことにしました。
つまり、「犬は言葉のキューだけでも反応できるか。」ということです。
ドッグダンスはオビディエンスなどの服従訓練と異なり、ハンドラーがニュートラルでいる必要はありません。
振り付けとして手を動かしたり、体を動かすことは全く問題ありません。
しかし、時として、同じような手の動きを見て、犬が違う動きと間違えてしまうこともあります。
そのために、ハンドラーがニュートラルな姿勢でいても、言葉のキューだけで動くことが基本的に出来るようになることを目標に練習していただくことが必要になってくるわけです。
もし、言葉のキューだけで動かなかったら?
もう一度言ってみます。場合によって聞いていなかったこともありえるからです。
もう一度言っても、「?」な時は、ハンドシグナルを出してみます。
もしそこで犬が動いてくれた場合は、ハンドシグナルをはずす練習が足りていなかったことになります。
ハンドシグナルが外せるようになるまで練習する必要があります。
ハンドシグナルを出しても動かないレベルの場合は、犬が全くその動きを理解していない可能性があります。
つまり、トリーツを使った誘導のレベルからまだ卒業できていないということです。
トリーツを外す練習から始めます。
ドッグダンスは服従訓練の課題より多くのポジションやムーヴ(トリック)を覚えなければいけません。
時に混乱することもありますし、練習を少しサボっていると忘れてしまうこともあるでしょう。
リマインドを兼ねて定期的に練習し、忘れないようにサポートしてあげましょう。
なぜなら、「オスワリ」は覚えてしまえば、いちいちオヤツを見せなくても、また腰を曲げなくても、言葉だけでも「オスワリ」してくれるではありませんか。
頻繁に使うことで、犬もしっかり覚えられると言うわけです。
ドッグダンスをされない方も、愛犬がどれくら言葉を理解しているか、検証してみませんか?
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