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2021年5月 7日 (金)

形を教えるだけでなく、行動を教えましょう。

今日のプライベートレッスンは生後6か月のMさん。
二回目のレッスンでした。

おうちの床材が少し滑りやすかったので、前回タイルカーペットをお願いしたところ、今日伺ったときはMさんが歩くスペースには全て滑り止めカーペットが敷かれていました。

すべり止めが敷かれてからのMさんはとても活発に動き、気にしていた足の状態も現状問題ないそうです。

足場が安定していなければ、犬も動きづらかったり、あるいは関節等に痛みを感じてしまい、動くことを躊躇するようになってしまいます。
滑らなくなったのでMさん、後ろ足の蹴りが安定して、おうちの中での遊びも楽しそうです。

さて、M
さんは小型犬なのに、とてもきれいな脚側停座をしてくれます。

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「小型犬なのに」というのは、おうちの中で飼い主さんの足にまとわりついて、足に当たったり、踏まれそうになったりと、結構危ないシーンが多いので、足の傍に寄るのを躊躇するようになる小型犬が少なくないことから敢えて言ったのですが、Mさんはピッタリくっついてくれます。

そこで、今日はそこから一歩一緒に踏み出す練習。

最初は、トリーツをルアー代わりに、初めの一歩を誘導します。

 202105073

何度か繰り返すうちに、一歩がスムースに出るようになってきたら、持ってきたトリーツの位置を少し上げていきます。

202105074

一歩ずつ、細かいステップで出来たことを褒めていきます。

ところがMさん、オスワリをするとすぐフセてしまいます。
特に何も言っていないにフセをしてしまうのです。
「フセ」は悪いことではないので、自発的に伏せていることに関しては言葉で褒めたりしながら、強化していきますが、オスワリをお願いしてもすぐフセをしてしまうのでお聞きしたところ、「オスワリ」「フセ」「ゴロン」をいつもパターンでやらせているので、「オスワリ」のあと勝手に伏せるようになってしまったとのこと。
ちゃんと学習しているんですね。

ところが、Mさん立っているときに「オスワリ」と言えば座れるし、オスワリしているときのフセもスムースに出来ますが、フセをしてしまってから「オスワリ」と言っても全くできません。

M
さんの頭の中には、「オスワリ」は立っているときにするものと学んでいるので、フセからオスワリが出来るとは思っていなかったようです。

そこで、いろんなバリエーションがあることを教えてあげることに。

今日はフードでも意欲的に動いてくれたMさん。
少しトレーニングが楽しくなってきてくれたら嬉しいですね。

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