環境変化は行動変容のチャンスかも知れません。
我が家の先代の犬たち、母犬ボーダー・コリーとその子供たちの話ですが、母犬が3歳半、子犬たちが生後10か月のとき、仮住まいに越し、さらに半年後また引っ越しをしました。
仮住まいに移った時も、現在の家に引っ越したときも、新しい環境に馴れるまでには半年ほどの時間を要しました。
母犬は変化に速く順応できましたが、子犬たちはちょうど思春期という成長時期でもあり、順応には時間がかかってしまいました。
散歩から帰っても、家の前を通り過ぎ、散歩中よその犬を見ると興奮して吠えていました。
しかし、半年経つと、その行動はパッタリ止みました。
家の中でも、ハウスの位置やトイレの位置を変えると、犬は馴れるまでに時間がかかることがあります。
さて、今日のプライベートカウンセリングのCさん。
引っ越してまだ間がないので、当然新しい環境にもまだ慣れていません。
以前から、多少気になる行動があったとのことですが、環境が変わったことが良い機会になることもあるので、接し方などを変えていただくことにしました。
その一つはまずハウスの導入。
新しい家に落ち着ける場所を作ってあげることから始めることに。
それからお散歩練習。
周りの刺激で声が聞こえなくなる前に、声をかけてアテンションを取ってみたら、とても嬉しそうに飛んできてくれました。
アテンションが取りやすくなると、気になるものがあっても気持ちが切り替えやすくなります。
お勉強の時間が終わって、
環境の変化を機に行動変容のサポートが可能になることもあります。
わが家の犬たちも、引っ越すまでは屋外トイレオンlリーでしたが、仮住まいを機に、屋内トイレが出来るようにトレーニングしなおしました。
焦らず、犬の様子をよく観察しながら進めていきましょう。
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