「毒入りキュー(Posined Cue)」の話で気づいたこと
以前ブログで「毒入りキュー」の話を書きました。
詳細は下記を読んでみてくださいネ。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/04/post-a1e01d.html
さて、そんな話をレッスンでしているとき、「家ではどんな時に犬を呼びますか?」という話になったのですが、やはり、犬にとって好ましくないことをされるときも犬を呼んでいることが明らかになってきました。
そこで、果たして我が家はどうだろうと思って気づいたのです。
そう言えば、ウチは家の中であまり犬を呼んでいない。
(家が狭いのは別の話)
爪切りをしようとオヤツを持って床に座れば、犬の方から寄って来ます。
ハーネスをしようと思ってハーネスを持てば犬の方から近づい来ます。
そこでよく考えてみたら、元々犬の嫌がることをするときは敢えて呼んでいないことに気づきました。
例えば、楽しくフリーで遊んでいる犬にリードを着けたいと思ったとき、遠くにいれば、名前を呼んで気づいてもらいますが、そんなに遠くでないときは、リードを見せながら「リード」と言っています。
我が家にとっての「リード」の意味は、リードを着ける・外すの両方の意味。
遊びを終わらせたいときは、「もうおしまい。」や「帰るわよ~。」
散歩から帰って足を拭くときも、「オイデ」ではなく、各足の名前を言うと、自分から足をあげてくれます。
いずれにしても、犬は行くべきかどうすべきか考えるのではなく、「次にこういうことが起こるよ」と伝えるだけで、普通に受け入れてくれているようです。
そこには、「私のそばに来ること」と「嫌なこと」のリンク付けがあまりされていないからでしょう。
「オイデ(招呼)」と呼ばれれば、とりあえず楽しそうに飛んできてくれます。
時にはオヤツが出ますし、何も出ないこともあります。
もしかして、ウチの犬は単純なのかもしれませんね(笑
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