犬を車に乗せるとき
今日は、たまたま某犬種snsに話題になっていた、「犬を車に乗せるときの状況」についてお話しようと思います。
我が家の犬との生活はかれこれ40年以上前のことで、その当時は「犬と一緒にお出かけ」ということもあまり一般的ではなかったように思いますが、我が家の犬は車好きだったので、お買い物に行くというと、勝手に後部座席にピョンと跳びのり、係留されることなくそのままドライブを楽しんでいました。
ちなみに犬種はラフコリーです。
その後迎えた犬も、特にクレートを使用していなかったため、ワゴン車のカーゴスペースが彼の定位置でした。
この時はシベリアン・ハスキーでした。
いずれにしても、当時は今ほど交通量も多くなく、クレートを車に乗せるという概念はありませんでした。
そしてその後も犬との生活は続き、SUV車の後部座席に3頭乗せて走っていました。
しかし、車に犬を乗せる機会が増え、荷物も増えてくるようになり、犬の場所を安全に確保すべく、車の買い替えを機に、クレートを車に乗せて移動するようになりました。
18歳で免許を取ってから、大きな事故に直面したのは二度。
一度は横から出てきたバイクに助手席側に突っ込まれました。
そしてもう一度は、国道のアンダーパスで渋滞の最後尾にいたときに、追突されました。
幸いどちらも犬は乗せていませんでしたが、もし乗せていたらと思うとヒヤッとします。
二度目の事故で追突してきた車は全損で廃車になり、買って間もなかった我が家のワゴン車はマフラーが曲がり、バンパーが車体にめり込む損害を受けました。
当然運転していた私もその後通院を余儀なくされました。
車を運転していると、犬を乗せて走っている人をよく見かけます。
大型犬が助手席にいて窓から顔を出していたり、小型犬が助手席の人に抱っこされていたり、びっくりしたのは、運転席で、運転手の膝に乗りながら、窓から顔を出している小型犬などなど、見ていて肝を冷やすような場面が多々あります。
「自分は安全運転だから。」
「そんなにスピードは出さないから。」
「街中だから。」
いろいろな言い訳が聞こえてきますが、事故は自分が加害者になるだけではないことは、最近のあおり運転や、他者からのもらい事故など、多くのニュースを耳にすれば想定できます。
以前我が家の近所の一方通行で、横道から出てきた車にぶつけられたトラックの助手席にいた男性が、シートベルトをしていなかったために窓から飛び出し、電柱に頭部を強打して亡くなったという痛ましい事故がありました。
大の大人でさえ、事故の衝撃で飛ばされてしまうのですから、犬などひとたまりもないでしょう。
愛犬の安全のためには、是非ハードクレートを利用されることをおすすめします。
トラックなど、大型車に押しつぶされることがあっても、多少なりとも被害を軽減することは可能かも知れません。
また窓が開いていれば、飛び出さないとも限りません。
知人の大型犬が、走行中外を見ていて窓から飛び出すというアクシデントもありました。
いずれにしても、運転の邪魔をされないとも限らないので、シートベルトで固定したり、クレートに入れてクレートを固定したりと、犬の安全のために工夫してみませんか。
なんとも、乱雑な車内ですが、自宅の玄関位置の都合で、助手席からしか乗り降り出来ないため、クレートは横向きに載せています。
-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。ワンクリックが更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「犬との生活」カテゴリの記事
- リマインドを忘れない(2024.09.17)
- 人の話はちゃんと聴いて欲しいと伝える(2024.09.14)
- 無理強いしなくてよくなるように(2024.09.13)
- 嫌なことは無理やりやらない(2024.09.12)
- まいっか・・。と放置しない。(2024.09.11)
コメント