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2021年3月 5日 (金)

ドッグトレーニング:アイコンタクトが取れなくても犬はちゃんとやってくれますか?

見習いは現在FCIオビディエンス競技のクラスIIIに出ているのですが、その最終課目(10個目)に「遠隔操作(姿勢変更)」というのがあります。

ハンドラーが犬から15メートル離れた場所から犬に指示を出し、犬はその場で姿勢を変更するというものです。
「姿勢」とは「オスワリ」「フセ」「タッテ」の三姿勢です。

15メートルはさすがに遠いので、言葉のキューだけでなく、同時の視符(ハンドシグナル)を使うことが出来ます。
しかし、一番の肝は、犬が姿勢変更中場所を移動してはいけないというもの。
つまり、一犬身以上動けば得点は出来ず、少し動けばその程度によって減点されていきます。

いずれにしても、姿勢変更はハンドラーの顔が見える状況で行うので、見習いの場合、私が声を発する前に私の口の動きで先読みすることもあり少々困っています。

そんなこともあり、先日家の中で練習していて、ふと背中を向けてやってみようと思いました。

最初は?となったようですが、一度顔だけ後ろを向いてキューを出し、その後顔も背をむけたままやってみたところ、「プラットフォーム」に乗っていたこともあり、大きく動くことなく姿勢変更できました。

202103051

しかし、この状況下だけ出来るようになっても意味が無いので、外でも、周囲にディストラクション(彼の場合は、コーンやダンベル)がある中で、少し距離をあけてやってみたところ、一生懸命キューを聴こうとしている様子が見られました。

202103052

犬は当然耳でも聞いていますが、目で確認している部分も多いので、特にマスクをしている昨今は、ハンドラーの表情が見えづらく、反応が遅くなることもあります。
顔が見えていなくても、言葉のキューに反応出来るようにしておくといいでしょう。

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