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2021年3月24日 (水)

愛犬とのお散歩楽しんでますか?

愛犬とのお散歩の方法は、そのペアの数だけあります。

「愛犬が楽しければいい。」という方もいらっしゃいます。
散歩中多くの刺激を得て、脳を活性化することも大事ですが、一緒にいる飼い主さんを忘れてしまうほど、他のことに気を取られてしまうのはどうでしょう。

今日は若い女の子のプライベートレッスンでした。
お伺いした時、外まで迎えにきてくれたLさん。
そのままお散歩に出ることにしました。

お花見シーズンに突入して、周囲はいつも以上に多くの人や犬が歩いていました。

実はLさん、ちょっと怖がりで、人と目があったり、よその犬に遭ったりすると、吠えたくなってしまいます。
ただ、視線をそらせることが出来れば、吠えるまで気持ちを駆り立てずにスルーすることが出来ます。

ということで、Lさんをよく観察してみました。
普通に通り過ぎていく人は気にならなくても、目があったり、いつもいないところでたむろしていたりするのを見ると、ガン見したあと吠えてしまうので、ちらっと見ただけで声をかけて、アテンションを向けてくれたらすぐ褒めてあげることにしたところ、吠えずに気持ちを切り替えられることがわかりました。

チラッと見るのは問題ないので、そのあと平常心に戻りやすくしてあげるために、他に気持ちが行っても、すぐ自分からアイコンタクトを取ってくれたらすかさず褒めてあげるようにしてみました。

この練習は、ディストラクションがなるべく少ないところでおこないます。

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こちらから名前を呼ばなくても、自分からこちらを気にしてくれたらいいことがあると教えていくと、飼い主さんへの意識をゼロにすることなく、周囲を観察する余裕が出てきます。

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お散歩は毎日のこと。
日々の繰り返しで経験値も高くなります。
ちょっと頑張ってみると、あとは話が通じやすくなりますよ。

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