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2021年3月10日 (水)

ドッグトレーニング:レベルアップハウストレーニング。

今日おプライベートレッスンは生後10か月のAさん。
サークル(ハウス)に入ることが好きになり、何かあると、言われなくても自分からハウスに入ることを選択してくれるほどのAさん。




私の訪問時も、大歓迎で押し倒される前に「ハウス」と声をかければ、一目散に走って行ってくれます。
以前よりは落ち着くまでの時間も大分早くなり、人の話も聴けるようになっています。

さて、そんなAさんですが、実はAさんのサークルの横には通常のクレートがあります。
しかし、今まではほとんど使われておらず、Aさんも入ろうとはしなかったとのこと。
ただ、今後旅行に行った先で、部屋で待っていなければいけないときなどには、クレートで待っていてもらえると飼い主さんも安心です。
だからと言って、急にクレートに入れたところで安心できるはずはありません。

そこで、サークルのハウスとは別に、クレートも居心地がいい場所とAさんに伝えることにしました。

ただ、サークルの隣に並んでいれば、当然広いサークルの方に入ろうとするので、クレートの位置を少しダイニングの近い場所に移動させてみました。
そこにいれば、ご家族の動き(キッチンにいる奥様の様子)もよく見えるので、日常的にクレートを活用する頻度も高くなります。

「ハウス」というキューはサークルの方を意味しているので、クレートには「クレート」のキューで教えてあげることにしました。

「ハウストレーニング」で自分から楽しそうにハウスに入れるAさんなので、入る場所がクレートに変わっても、同じように楽しそうに入ってくれるAさん。

202103101

最初に「ハウス」を教えたように、今回もクレートのドアは開けたままでトレーニングしていきます。

「ハウス」と「クレート」の違いも含め、落ち着いて中にいられるように練習していきます。

「クレート」に入れるようになれば、車で移動する際もクレートが使えるようになります。
ハードクレートに馴れてくれば、移動に楽なメッシュクレートに移行することも可能です。

いろいろな意味で犬にとっていいことづくめのクレート活用。
まだの方は、今からでも始めてみませんか?


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