犬は教えたことは忘れない。
今日は「基礎オビ」のグループレッスンでした。
参加犬は生後9か月の若い女の子や1歳の若オス、2歳と5歳の女の子と様々。
当然課題もそれぞれなので、課題に合わせてレッスンを進めていきます。
若い子の場合は、ハンドラーへの集中強化が一番重要です。
ドッグスポーツをやるやらないに関わらず、ハンドラーに意識を向けられなければ、協働作業以前に、日常生活も難しくなります。
当然、ドッグスポーツをやろうとすれば、ハンドラーへ意識が薄い場合は協働作業は成立しません。
いずれにしても、ハンドラーが一番になるように、犬の望ましい行動を強化しながら、ハンドラーに対する関心を深めてもらうことが基本の基。
オスワリが出来るとか、フセが出来るとかの以前の問題ですね。
ハンドラーへの意識が強化されてきたら、次のステップ、つまり各作業の精度をあげていきます。
さて、若い子の中に混じっていた5歳の女の子は、しばらくブランクがあった子。
最初は体が動くまで少し間がありましたが、少しずつリマインドしてあげると、以前の動きが見え始めました。
繰り返し教えたことは、一時的に忘れることはあっても、リマインドしてあげると、ちゃんと思い出してくれます。
先日見習いとFCIオビディエンスの課目の一つである、ボックス(3メートル四方のスペース)に送り出す練習をしていたら、アシスタントがやりたそうにしていたのでキューを出すと、自分からボックスの中へ。
アシスタントとFCIオビディエンスの競技に出ていたのは4年ほど前。
それでも、ちゃんと覚えていました。
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