子犬育ては最初が肝心
毎朝聞いている某FM局でDJが、最近問題になっている、コロナ禍におけるペットブームと、その背景にあるペットの遺棄に対し、「ペットは家族なのだから、最期まで寄り添う気持ちがなければ、飼ってはいけない。」と語っていました。
まさしく。
彼はまた、「自分だけが癒されるのではなく、ペットのこともきちんと考えるべき」といったようなことも話していました。
たしかに。
ペットを迎えることが悪いのではなく、きちんと準備をして、15年、20年先のことに想像力を働かせてからお迎えすることが大事なのです。
ペットは飼うのではなく、命を預かること。ですね。
さて、昨日は新しく子犬を迎えたおうちへのカウンセリングに伺ってきました。
初めての犬との生活に向けて、沢山お勉強されていました。
子犬の睡眠時間が沢山必要なこともご存知でした。
生後3か月ちょっとのボーダーコリーの男の子。
そろそろ活動範囲も広がり、いたずらもエスカレートしてくる頃です。
トイレは上手に出来ているので、今後問題となるのは、危険を回避するための予防策です。
手や口が届く場所に、危険な物や大事なものを置かないこと。
特に危険だらけのキッチンにはベビーゲートがあった方が安心なこと。
身体能力はどんどんレベルアップしていくので、ある程度予測することが欠かせません。
誤飲や怪我で獣医さん通いにならないために、きちんとした環境設定は不可欠ですね。
小さいころにやらなかったことは、大人になって急にやり始めることは少ないものです。
しかし、子犬は何でも口にいれてしまうもの。
そこで、環境設定はとても重要になります。
犬の行動を予測しながら予防策を取ることがポイントです。
そして犬が自発的に取る行動を見逃さずに褒めて強化していくことで、良い行動は習慣化していきます。
こんなかわいい顔をして、フロアカーペットを剥がし、ドッグベッドを破壊し、サークルのジョイントを食して脱走を企てていたのは、我が家のアシスタントです。
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