パピートレーニング:呼び戻しは遊びを混ぜながら楽しく
昨日のパピーレッスンは外で行いました。
小さいころから、少し引っ込み思案気味のMさん。
外に出始めたころは、車の音や生活音に固まっていましたが、少しずつ馴れてきました。
それでも、まだ散歩の途中で少し止まったり、周りを警戒する様子が見られるので、今日は外で遊びながらの練習。
練習の合間、前から来た犬がリードを張りながらこちらに向かってきそうになりましたが、Mさん吠えることなく、かつ逃げることなく、リードは緩んだ状態で相手の様子を見ていることが出来ました。
こういう時は、後ろから「Mちゃん、吠えちゃダメだよ。」と言うのではなく、「Mちゃん、お利口さんね」と優しく声をかけ、エキサイトする前に呼び戻して褒めてあげます。
その後、お気に入りのおもちゃでパパさんと引っ張りっこ。
引っ張りっこは相手におもちゃを取らせたり、時にはなかなか渡さなかったりと、真剣に遊んであげることが大事。
前回外で遊んだときは、集中できず、フリーズすることが多かったのですが、今回は少し余裕が出てきたようです。
遊びは楽しいものですが、犬も安心できる状況でないと遊ぶことは出来ません。
オヤツも同様。
緊張していたら食べられません。
今回はとてもよく集中して引っ張りっこができたので、おもちゃを投げたところ喜んで取りに行ってくれました。
そういう時は後ろに下がりながら呼び戻し、また引っ張りっこを続けてあげると、子犬は飼い主の元に戻るとまた楽しいことが始まると学習し、戻りやすくなります。
ポイントは押しつけにならないこと。
飽きる前にやめること。
昨年お預かりのNちゃんに「遊び」を教えたときの動画はこちら👇
自分から持ってきてくれるようになるようハンドラーも工夫してみましょう。
子犬にとって楽しいと思ってもらえることが必要ですね。
レッスンの合間、アシスタントのニコルが座って褒められると、一生懸命真似をしていたMさん。
当然、沢山褒められました。
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