ドッグトレーニング:目標の行動に向けて組み立てる
先月のレッスンで、マットまでおもちゃを運ぶことが少し出来るようになったシニアのRさん。
今日はご自宅での練習の成果が出て、前回よりも距離がある中、おもちゃを咥えてマットまで運んで出せるようになりました。
目標の行動は、自分でハウスから持ち出したドッグベッドをハウスまで運ぶこと。
現状、ご自宅ではベッドは咥えられるものの、運ぶところまでは出来ていないそうです。
今日は、咥えることを持続する練習から始めました。
咥えたものを「出せ」のキューで出すことは大分上手になりましたが、マットまで行くと勝手に落としている部分もあるので、「保持」の強化が必要になります。
しかし、Rさん若干せっかちなので、じっとしていることが難しいところもあります。
まずは落ち着くこと。
多少イライラしているところも見受けられましたが、協働作業は好きなので、リセット(休憩)しながら練習します。
最後は咥えてハンドラーと一緒に歩く練習。
Rさんは、咥えたら早く目的地で出したい気持ちもあるので、保持しながら歩き続けるのは新しい行動です。
最初は、途中で何度も落としてしまいましたが、「出せ」のキューが出るまでは持っていて欲しいと少しずつ伝えていくと、距離がちょっとずつ伸びてきました。
シニアになっても、トレーニングを楽しんでくれるRさん。
教え手も学び手も、「楽しく」が必須ですね。
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