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2021年1月11日 (月)

ポジティブトレーニングは犬に自信を持たせます

今日はDogLifeDesignさんでドッグダンスのプライベートレッスンでした。

Aさんは、今回2回目の参加。
ほぼドッグダンスやトレーニングの初心者です。
前回から、ヒールポジションとヒールウォークを練習しています。

犬に新しい行動を教えるのは、犬の問題と言うよりハンドラー次第。
ハンドラーが慣れていないと、なかなかうまく伝えられないのは当然のことです。
そこで、まずハンドラーさんに、Aさんへの伝え方をお教えしていきます。

Aさんはまだ若い女の子ですが、少し怖がりなところがあり、馴れない場所や犬に緊張します。

今回二度目のレッスンで、場所には少し馴れましたが、ちょっとした音にも反応し、動かないとは言え、ウチのアシスタントたちの傍も少し避けて歩いています。

ヒールの練習やスピンの練習をしましたが、どちらかと言うと、ずっと尻尾が下がったままで、常に緊張している感じが見受けられました。

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特にスピンの練習では、トリーツで回転の動きを誘導しましたが、顔を回したあと、体も動かすという行動が全く出てきません。
左右でまわりやすさの違いがあるのはよくあることですが、どちらにも動こうとしないので、細かく区切ってトリーツをあげたり、トリーツの位置を変えながら誘導してみました。
それでも、一度の誘導では一回転できませんでした。

休憩中も、ハンドラーさんの傍で、鼻泣きしながら「抱っこ」を要求していましたが、後半、少しヒールの意味が分かってきたところでヒールとスピンのコンビネーションをやったところ、ゆっくりではありましたが、上手に出来たので沢山褒めてあげたら、今まで下がっていた尻尾があがってきたうえに、私やハンドラーさんに向かって、あたかも「わたし、ちゃんと出来たわよ」とでも言っているかのように、嬉しそうに尻尾を振ってくれました。

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Aさん、確実に達成感を実感したようです。

こういった達成感の積み重ねは犬に自信を持たせてくれます。
日々繰り返していくことで、ちょっと怖がりだった子でも、ハンドラーさんと一緒に作業することの楽しさを知って集中力があがり、多少のことでは動じなくなっていきます。

過保護になり過ぎず、犬の自主性を上手に引き出しながら自信を持たせてあげることが、愛犬の成長も助けてくれるでしょう。

何事もあきらめず、コツコツ、根気よくですね。


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