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2021年1月 3日 (日)

愛犬とフライングディスクを楽しむには?

最近、見習いとディスク遊びを楽しんでいます。

愛犬と遊ぶ方法は沢山あります。
物を使わなくても当然遊べます。
なぜなら、犬同士は物がなくても楽しそうに遊んでいるからです。

しかし、人間は道具が使えるので、愛犬のために道具を使って遊ぶことも楽しいものです。

ボールを投げたり、引っ張りっこをしたり。
もっと楽しもうと思うと、アジリティやフライボール、フライングディスクといったドッグスポーツを楽しむこともできます。

犬たちは何かを追いかけることを本能的に楽しむことができますが、どの犬も喜ぶとは限りません。
昨日もお話ししたように、犬種の特性もあります。

ちょっとなら遊びに付き合ってくれても、すぐに飽きてしまう性格の犬もいます。

ということで、まずは追いかけることの楽しさを教えていくことから始めるわけですが、それだけでディスクドッグになるわけではありません。

20年以上前ですが、先代のボーダー・コリーたちと、少しだけディスクの競技を楽しんでいました。

小さいころから、ボール遊びの楽しさを教え、動いている物を捕まえる楽しさを教えました。
そのあと、ディスクを転がして追いかけさせ、咥えてきたものをキューで出させることを教えるというように、段階を経て細かく教えてきました。

一方アシスタントのニコルは一切ディスクの練習をしていません。
彼女とは、服従訓練(オビディエンス)とドッグダンスを楽しんでいたこともありますが、彼女は元々飛んでるボールのキャッチが苦手で、何かを投げると目をつぶるようなこともありました。
しかし、引っ張りっこは得意ですし、飛んでるおもちゃを追いかけるのも大好きです。
ですから、ディスクの練習をする必要性を感じなかったからです。

前置きが長くなりましたが、見習いと最近ディスク遊びを始めました。
しかし、彼には段階を追ってディスクの遊び方を教えたわけではありません。
今まで彼に行ってきたトレーニングの下地の中に、ご褒美としてボールやおもちゃを取りに行ったり、咥えて戻ったりすることを日常的に楽しんでいるので、目の前にディスクを見せただけで、本能的に取りに行き、咥えて戻ってきました。
目の前で軽く投げると、何も言わなくてもキャッチして、戻ってきます。

だからボーダー・コリーは違うと言われそうですが、先にお話ししたニコルは全く違うので、ボーダー・コリーだからではありません。

まぁ、これくらいなら問題ないのですが、実際に、長い距離をスローウィングすると、彼は必死で走り、ディスクをキャッチするために、無理な動きも平気でしてしまいます。
それでは、彼の体を壊してしまわないとも限りません。

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そこで、ハンドラーには犬がキャッチしやすいように上手に投げることが必須になってくるわけです。

以下に犬に無理をさせずにキャッチをさせるか。

我が家は現時点でディスクの競技会で高得点を取ることが目的ではないので、高いジャンピングキャッチは教える必要はありません。
無理な動きはなるべく避けて、スムースにキャッチできるようにサポートをしてあげればいいのです。

ということで、先日から二十数年ぶりにディスクの投げ練を始めましたが、いやはや風が無くても真っすぐ飛ばすのは難しいものです。

ひとつ面白かったのは、先代のボーダーたちは人間がスローの練習をしていると、若干興奮気味だったのに、見習いは一切気にしません。

アシスタントとの生活の中で、「順番」がちゃんとわかっているからでしょう。
多頭飼いにおいて順番は日常的にとても大事なルールです。
こんなことにも役に立つので、是非順番は教えてあげましょう。

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