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2021年1月12日 (火)

愛犬を一番に考える

タイトルだけを読めば、「あたりまえだ。」と一般的には言えることですが、実際はちょっと悩ましいシチュエーションがいろいろあります。

例えば、先日某サイトで上がっていた話題に、「触っていいですか?」と言いながら、愛犬に興味を持って近づいてきてくれる人にどう対応したらいいのかというのがありました。

愛犬が誰にでもフレンドリーなタイプであれば、「どうぞ。」と言うことが出来ますが、そうでない場合や、「今は」そうでない場合、どう言えばいいのか。

我が家の場合、アシスタントは人が大好き。
犬に対しても、攻撃的な相手には近寄りませんが、そうでなければ比較的無視してくれるので、犬連れであっても近寄ってくることを拒むことはありませんが、見習いは未去勢の男子なのでそうはいきません。
相手がオス犬の場合、途中で急に気持ちが変わる可能性があります。
また、相手が人間だけの場合においても、基本的に人は好きですが、しつこくされると緊張して吠えたりすることがあるので、見習い同伴の際は基本的に丁重にお断りしています。

この場合の「丁重に」とはどういう感じでしょうか。
「すみません。茶色い子はちょっと神経質なので、白黒の方なら大丈夫ですよ。」とか、
犬連れの場合は、
「すみません。茶色い方は若いオスで興奮しやすいので。」とお伝えしています。

元々、何も言わずに犬だけを近づけて来ようとする人の場合は、気づかなかったふりをしてその場から去るようにしています。
道端で遭遇するときも、距離が取れなければ横に避けて犬たちには伏せたり座るように言っておきます。
相手の犬がこちらにどう反応するかわかりませんし、反応した場合それが引き金となってこちらの犬がどう反応するかは予測できないからです。

何か起これば、お互い嫌な気持ちになりますし、犬同士もトラウマを残す可能性があります。
愛犬を守れるのは飼い主だけですから、角が立たないように、上手にやり取りする工夫も必要ですね。

特に子犬の場合、社会化をさせたいからといろいろな人に触ってもらったり、他の犬に慣らしたい気持ちは山々なので、ついつい自分から寄って行ってしまったりすることもあります。
しかし、子犬は特に注意が必要です。
3秒ルールではありませんが、無理に他の犬に近づけたり、強引に知らない人に抱っこしてもらうのではなく、子犬の状態を観ながら接してもらうようにしましょう。

無理矢理抱っこされてしまった場合は、嫌がってバタバタする前に、相手の方に「ありがとうございました。」と言いながら、愛犬には「おりこうさんだったわね~。」と言ってトリーツをあげながら返してもらいましょう。

犬を飼っている人であれば、こちらの言葉の意味が通じるかもしれませんが、犬を飼っていない場合は通じないかもしれないので、多少の配慮は必要です。
自分の犬のことを考えつつ、相手にも不快感を与えない話術も必要です。

犬を飼っていることは特別なことではないので、社会に普通に受け入れられることが犬飼いにとってはとても重要です。
多少面倒かもしれませんが、お互いうまく共生できるようにしたいですね。

202101121
※見習いがまだ一歳になる前のこと、公園で自分より若い子犬に甘えられて、最初はちょっと緊張していましたが、嫌ならいつでもその場から離れられる状態だったので、ご挨拶はスムースに済ませることができました。


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