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2021年1月

2021年1月31日 (日)

ドッグランでの犬同士のトラブル回避法

昨日SNSの書き込みに、某ドッグランで起こった犬同士の交渉事件の様子が書かれていました。

当該犬は最初から(顔を見たときから)喧嘩を始めていたわけではなく、最初は遊びのレベルだったようです。
しかし、一頭がしつこくもう一頭にちょっかいを出しているうちにエスカレートして、ちょっかい出された方がキレて執拗に相手に向かって行き、最終的には人間が介入して流血沙汰になったそうです。

向かって行った方はまだ10か月の中型犬だったそうですが、生後7~8か月から1歳ぐらいまでは人間でいうところの思春期。
自我が芽生えて、いろいろなことを主張し始める時期でもあります。
それが全て喧嘩になるわけではありませんが、大人への階段を上がりつつあるときですから、ある意味人間がきちんと行動を管理する必要があります。

そのドッグランがある公園は、クライアントさんとパピーさんのお勉強を兼ねて時折足を運びます。
公園自体が広く、知らない犬や人との距離が取りやすいので、子犬の社会化強化も含め、ロングリードを着けて、どう行動したらいいのかを子犬に学習させるとともに、ハンドラーが呼んだら戻ることを教えていきます。
つまり呼び戻し(リコール)練習ですね。

特に中型犬や、今後ドッグランで自由に走らせたいと思っている飼主さんには、しつこいほど呼び戻しの重要性をお伝えしています。

よその犬が視界に入っても、飼い主さんの声で必ず戻れるようになってきたら、少しずつドッグランのような場所を利用し、入っている犬が少なく、かつおとなしそうな犬たちがいるときに、リードが着いていない状況で呼び戻し練習をし、最後は犬たちがエキサイトする前にドッグランを出ます。

家の中では戻ってきても、他の犬、知らない人、広い場所など、ディストラクションになる場所で戻って来る確率は非常に低いです。

そんなトレーニングをしているのを見て、以前「犬は犬を見て学ぶから、呼び戻しなんかできなくても、ドッグランに入れてしまえばいい」と言っていた人がいました。

リードが着いていても、飼い主さんを引きずりながら他の犬に向かって来る犬もいる世の中。
自分の犬を呼び戻せなかったら、誰が自分の犬を守れるのでしょう。

もちろん、「ウチは絶対リードは外しません。」と言う方には必要無いのかも知れません。
でも、もし、ドッグランで遊ばせようとか、旅先で犬を放せるような場所に連れていくような場合、あるいは、ドッグスポーツを楽しみたいと思ったら、呼び戻しは不可欠です。

おそらく今回の交渉事件も、飼い主さんが自分の犬がエキサイトしそうに見えたとき、すかさず呼んでクールダウンさせていれば、避けられたかも知れません。

生後6か月の頃の見習い。
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お互い正面から行かず、回り込むように挨拶しながらチェックをしていますが、次に何が起きるかはわかりません。
それぞれの犬たちの尻尾が若干上がり気味ですが、ピンと立っていないので、さほど大きな緊張は見られません。。
この状態であれば、そばでよく観察していればいいでしょう。

しかし、この状況に入ったら、見習いは呼び戻します。
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反撃はしませんが、ちょっと緊張しているのが顔の表情と耳の倒し方でわかります。

本犬が落ち着いて、また「行く」と言えば送り出しますし、足元から離れなかったり、相手がしつこくしてきたら、呼び戻してドッグランから出ます。

しつこくされても、平気な犬もいますが、見習いはちょっと苦手なので、嫌な思いをする前に其の場を離れるようにしています。


加害者にも被害者にもならないためには、安全な距離感を保つことも必要です。
経験の浅い若い犬たちの場合、お互いの主張がぶつかることもあるでしょう。
野良犬の喧嘩ではないので、ハンドラーが早めに介入して呼び戻すことも必要ですね。

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2021年1月30日 (土)

犬の身体能力を過信しない

犬たちが走る姿やジャンプしている様子を見ると、動物の本能やその身体能力に驚かされる人は少なくないでしょう。
特にドッグスポーツをやっている人達は彼らの素晴らしい動きに魅了されているからこそ、ドッグスポーツを極めたい気持ちが強いことでしょう。

私もかつては、動物は素晴らしい身体能力を持っていて、それは人間とは比べ物にならない上に、その身体能力のおかげで、あらゆる危険も回避できるものと思っていました。
しかし、実際犬と暮らし始め、ドッグスポーツを楽しみ、闘病生活、老犬介護など、多くのことを経験していく中で、犬たちも目測を誤ることもあれば、老いていけば、人間同様今まで出来ていたことが出来なくなってくるなど、いろいろな経験をさせてもらいました。

しかし、若い犬の身体能力はまるで尽きることの無いエネルギーを感じるほパワーがあり、ついつい過信してしまいがちです。
かつて様々なドッグスポーツにいそしんでいた人たちは、犬たちとの暮らしが長くなるにつれて、若いからと言って、無理をさせてはいけないことに気づき、最近は犬の健康を考えケアの方法も沢山知られるようになっています。

体調が悪くなってからではなく、日常的にケアをしていくことで、犬の健康寿命を伸ばそうというわけです。
年老いてガタが来てから、サプリや薬、施術に頼るのではなく、日常的にボディケアをしていくことが一般的になりつつあります。

身体能力が優れているからと言って、無理をさせてはいけないという風潮も広がっていて、FCIオビディエンス競技においても、犬が顔をあげてハンドラーに集中しながら歩くことをよしとしながらも、極端に首に上げてはいけない(首と背筋の角度は90度以上)ということが規定に載ったり、走って行ってタイトにコーンを周って戻るという課目も、体への負担を減らす目的で、コーンという小さいものではなく、もう少し幅のある物の周りを周ってくる課目に今年から変更になりました。

そう言った配慮は愛犬と長くドッグスポーツを楽しむためにはとても大事なことです。
なぜなら犬は使い捨てではないからです。
歳を取って使えなくなったから捨てる(処分する)という考え方は、今でも一部には存在しています。
ドッグスポーツを楽しむ人たちには恐らくいないであろうと信じたいところですが、法的に「犬は物」扱いの日本なので、そんな考えの人もいるかもしれません。

いずれにしても犬も若いころからのケアで、健康寿命は伸ばせるはず。
最期まで自分の足で歩けるようなケアをしてあげたいですね。

さて、昨日バランスエクセサイズに行った見習い。
身体の使い方がピノキオチックで、ハンドラーとしてはいささか心配なところですが、基本は正しい体重のかけ方を体得してもらうこと。
スピードがある分、無理もしがちです。
かと言って、人間と違い、加減が出来ませんので、こちらでケアをしていくしかありません。
最近ヒールウォークで顔があがって集中力がついてきたところは嬉しいのですが、その分腰が下がりがちに。
当然ですね。
頭があがればお尻が下がる。
(オスワリを教える基本の基です)
頭があがっても腰が下がらない筋力も付けて行かなければ安定した姿勢は保てません。

そこで筋力アップ練習。

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急には変わらなくても、少しずつやることが大事なボディケア。

いつまでも元気で飛び回っていられると思わず、日々のケアも早めにやってあげましょう。

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2021年1月29日 (金)

犬はあなたとの生活を楽しんでますか?

子犬は様々な悪戯をします。
「悪戯」というのは人間から見ての話で、犬にとっては、目の前にある物全てに好奇心があるので、確かめるために口に入れたり、掘ってみたり、いろいろやるわけです。
やられて困る物は最初から子犬の手や口の届くところに置かないことが重要なポイントです。

だからと言って、子犬の周りに何も無いのはあまりにも可哀そうです。
朝から晩までかまってやれれば子犬の退屈を紛らわせることは出来ますが、人間も忙しいのでそうもいきません。
かわいい犬たちのために働いている人も沢山いるわけです。

そこで、人間がかまってやれないときは、代りにおもちゃであったり、噛んでもいいものを渡しておくことは犬たちを退屈させないために必要なことですが、それだけに頼ってしまっては、人間とのコミュニケーションが取れない犬に育ってしまいます。

過干渉ではなく、犬と会話を交わす意味でも、一緒に遊ぶ時間やトレーニング(何かを教える)時間をしっかり作ってあげましょう。
1時間という必要はありません。
犬の集中力はそんなに持続できませんから。
ただ、本気で犬の相手をする時間を作ることが大事です。

心身共に疲れることで、犬は静かに休養を取ることが出来ます。
発散できないでいれば、当然ストレスが溜まり、人間にとって都合の悪いこともやってくれます。
犬たちの破壊力を侮ってはいけません。

だからと言って、かれらが作ったアートを見て怒ったり叱ったりするのは理不尽です。
そんなことをしなくてもいいように、満たしてあげられなかった飼い主に責任があるからです。

よく「庭があるから、ウチは散歩がいらない。」と言う人がいます。
庭があるのはうらやましいこと。
でも、ただそこに犬だけおいておいても犬は運動してはくれません。
逆に一人で走っていたら、それはちょっとおかしいかも。

以前レスキューした犬(ボーダー・コリー)は、ほぼ一日庭で暮らしていて、家の前を通るトラック、自転車、人を見ると、吠えて追いかけていき、見えなくなると戻って来るということを繰り返していて、近所迷惑だから引き取ってくれという依頼になりました
ボーダー・コリーの特性を知っていたら、庭に放置すればどういうことになるかは容易に想像できたことでしょう。

その犬は、ボールにも興味を示し、引き取りに行ったときも、楽しくボールを追いかけて遊んでくれました。
でも、庭に一日一人でおいておかれれば、自分でボールを投げて取りに行くこともできず、結果、通り過ぎるターゲットを吠えて追いかけるというゲームを自分で編み出してしまったのです。

ボーダー・コリーに限らず、犬たちは人と遊ぶことを楽しんでくれる動物です。
放ったらかしにせず、是非一緒に楽しむ機会や時間を作ってください。
会話が通じるようになる一番の早道は一緒に遊ぶことです。

若い犬と暮らしている人は、くれぐれも、「毎日1時間歩いて散歩しているんだから、ウチの犬は幸せだ。」などと思い込まないようにしましょう。
ただ歩くだけでは、若い犬の好奇心やエネルギーを100パーセント満たすことは出来ません。

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2021年1月28日 (木)

ドッグトレーニング:基礎作りには時間をかけて

今日は「基礎オビ」のグループレッスン。

参加犬はドッグダンスをスタートしたばかりの一歳未満の女の子と、オビディエンスにチャレンジする2歳の女の子。
それぞれの課題は違いますが、基本は同じ。

若いLさんは、私やアシスタントなどが大きなディストラクションになるので、最初はロングリードをつけて作業していましたが、常にリードが緩んだ状態での作業が出来ていたので、後半はノーリード。

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それでも、集中力が下がることなく、ハンドラーさんもとてもよく動いてくれたので、各セッション中、勝手に離脱することなく、おもちゃで遊べるほど余裕も出てきました。

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Lさんは、ハウストレーニングも合わせて行っていますが、グループレッスンに参加するごとに、落ち着いて中で休憩が出来るようになりました。

日々の繰り返し練習は飼い主さんの努力の賜物ですね。

一方年上のJさんは、オビディエンス競技課目を睨んだ基礎練習。

オビディエンスは「脚側停座に始まり、脚側停座に終わる」と言われるほど、脚側は重要です。
脚側停座は、単にハンドラーの左側で座っているだけではありません。
これからパートナーと一緒に作業を始めるために集中力をあげる場所でもあります。

そんなことから、最初の一歩を丁寧に練習。

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後半は、「持来」の練習。

咥えることが苦手だというJさん。
最初は全く咥えようとしませんでしたが、動かしてモチベーションをあげると少し興味が出てきました。

しかし、咥える場所が正しくなかったので、正しい場所を咥えたときだけ強化。
合わせて「離せ」も教えていきました。

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「持来」は、モチベーションが高いとある程度まではスムースに教えられますが、噛み返すことなく、ハンドラーの指示で適切に受け渡しできるようになるまでは細かい調整が必要です。

焦らず、ゆっくり教えていきましょう。

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2021年1月27日 (水)

ドッグトレーニング:ある程度のガス抜きは必要です。

プライベートレッスンに伺うと、いつも大歓迎してくれるAさんですが、最近は少しずつ落ち着くまでの時間も早くなってきました。
ところが、今日はパワー全開で、なかなか落ち着けません。

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聞けば、今日はお散歩があまり出来ていないとのこと。

時間はかかりましたが、しばらく待ってあげると、ようやくいつものAさんに。

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先日我が家の犬たちも、悪天候で十分に発散できていなかったときは、珍しく家の中で「遊ぼうよ~。」と催促に来るほど。
特に若い犬は、エネルギッシュな体を持て余し、ぶつける相手を探していることもあります。

時にはお散歩が十分に出来なこともあるでしょうが、サイズに関係なく、犬たちが心身共に健康であるためには、運動量は欠かせませんね。

その後Aさんは、頭を使いながら、おもちゃの遊びも混ぜて、たっぷり一時間頑張ってくれたところ、帰るころには自分から伏せて落ち着いてくれました。

レッスン中のAさんの元気っぷりは👇。


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2021年1月26日 (火)

ドッグトレーニング:ハウスは安心できる場所

先日保護犬のカウンセリングに伺ったときのこと。
子犬を引き取った当初はハウス(ケージ)を活用されていたようですが、しばらくすると、お子さんが「閉じ込めておくのはかわいそうだから。」と言うようになり、出しっぱなしになってしまったというお話を聞きました。

確かに、人の傍にいることが大好きな犬たちにとって、自由を与えられれば、人間の傍にいることが多くなります。
それが悪いわけではありませんが、子犬は特に睡眠時間を沢山必要とするので、いつも人がいる場所にいれば、人が動く度に眠りを妨げられ、次第に睡眠不足になっていきます。

さらに、ハウスの良さを教わらずに育てば、ハウスに入ることは、人から隔離されることと理解して嫌悪刺激となるため、どうしてもハウスに入って欲しい時は無理やり入れてストレスを与えることになってしまいます。

「ハウスに入って欲しい時なんてないわ。」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、人間が食事中、食べ物を欲しがって傍でぴょんぴょん跳んでいたり、食事の支度をしているとき、目を離したらテーブルの上の食べ物を食べられてしまったり、来客があったとき、大興奮(あるいは警戒)で吠えたりまとわりついて話ができなかったり、この先起こりうるであろうさまざまな状況は容易に想像できることでしょう。

そんなときに、犬にとって安心できる場所としてハウスを提供することで、犬も人も余計なストレスを回避できるとしたら、その方がいいとは思いませんか?

我が家の犬たち、かつて若干広めのスペースで3頭飼いだったときは特にハウスを用意していませんでした。
ソファの上でも、ドッグベッドの上でも、好きな場所でくつろいでいいとしていたのですが、今の家に越して、居住スペースがちょっと小さくなった時、いざと言うときのために、3台並べるスペースが取れなかったのでハウスをひとつ用意してみました。
すると、母子3頭のボーダー・コリーのうち、いつも誰かがハウスを占有していて、空くことがありません。
ハウスを使っていた犬が水を飲みに出てくると、その隙に誰かが入るという感じです。

この母子に対しては、一切ハウストレーングを行っていませんが、みな自分から入っていきます。
購入時、ハウスのサイズを確認するために、展示品に「入ってみる?」と聞いたときもさっさと入ってくれたので、ハウストレーニングが必要だということも、当時は全く考えていませんでした。
かれこれ20年以上前の話です。
つまり、彼らは当たり前のように、暗い場所を寝床と認識して利用していたのです。

その後、アシスタントは問題なくハウスを認識し、見習いは車の中では最初少し苦労しましたが、今では問題なくハウスを利用しています。
つまり、ハウスレストにはストレスを感じていないということです。

今日プライベートレッスンに伺ったLさん。
お伺いした当初は、ハウスは未知の世界でしたが、その後ハウストレーニングを頑張ってくださいったことで、今ではレッスンが終わると、自分から入って寝られるようになりました。

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前回のグループレッスン時も、外に出たい気持ちはあっても、ママに言われれば中で順番待ちが出来るし、大きな子たちがワサワサしているときは、自分からさっさと中に入って安全を確保することもできるようになりました。

これだけハウスを安心して活用していただけると、今後旅行など、初めての場所に行っても、ハウスがあれば落ち着けることを理解してくれるでしょう。
お出かけの世界も広がりますね。


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2021年1月25日 (月)

食べ物は大事

先日、食べ残しなどを放置しておくと、食べることへの執着心が薄れてしまうというようなことを書きました。
生き物であれば、食べ物の優先順位は高くあって欲しいと思います。

さて、今日公園で犬たちと遊んでいた時のことです。
一緒に遊んでいたほかの犬のおもちゃがカラスに持ち逃げされてしまいました。
賢いカラス、こんなことは朝飯前です。
ただ、食べ物ではないのに、なぜおもちゃを持って逃げたのか。

以前この公園に来て、我が家の犬たちと散歩をしていたときのこと。
伏せていた犬たちの後ろにカラスがこっそり近寄って、尻尾の毛をむしろうとしていたことがあります。

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恐らく巣作りに使うのでしょう。

以前別の公園でも遭遇したので、都会のカラスの習性の中に、犬の尻尾の毛を巣作りの道具にすることがインプットされているのかもしれません。

いずれにしても賢いことに変わりのないカラス。
食べられないものをなぜ持って行ったのか。
子供のジャンクフードや、ママチャリのカゴの中にあるビニール袋に手を出す様子はよく見ますが、直径5センチ程度のラバー製犬のおもちゃ、持って行って何にするのか興味があったので、飛んで行った先の木の下で見ていると、おもちゃをつっついています。
遊んでいるのでしょうか。

結構高い木だったのですが、私はポケットに入っていた犬用トリーツをさりげなく上に投げてみました。
すると、カラスは咥えていたおもちゃを落としたので、私はさっさと拾ってみんなの元に戻りました。

カラスは私がいなくなったあと、地面に落ちたトリーツを探しているようでした。

その後カラスは再びみんなが遊んでいる傍に戻ってきましたが、お気に入りのおもちゃをゲットできないとわかるとどこかへ飛んでいきました。

とりあえず、カラスはおもちゃより食べ物を選んだようです。
もちろん、食べ物かどうか木の上のカラスに判別出来たかはわかりません。

子犬に大事な物を取られてしまったときも、追いかけていって、捕まえて、無理矢理口の中から取り出すのではなく、さりげなく美味しいものを落とすと、咥えていたものを離すので、その隙に回収するという方法は、お互いストレスが無くていい解決法です。

ただし、オヤツを見せて「こっちの方がいいでしょう?」と言うと、なんでも咥えればオヤツがもらえると学習するので、さりげなく落とすタイミングは難しいです。

子犬との知恵比べ。楽しいですね。

カラスとの知恵比べは負けそうなので、一回きりが良いでしょうね。

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2021年1月24日 (日)

ドッグトレーニング:食べ残しのごはん、そのままにしていませんか?

子供の頃の記憶には、庭の小屋に繋がれた犬と、その傍に転がっている空っぽになったアルミのフードボウルという景色が出てきますが、今は屋内(室内)で生活している犬たちの方が格段と多いので、食べた食器は片づけられ、洗ってシンクの横に置いてある光景が目に浮かびます。
つまり、食べ終わったらすぐに気づくことが出来るし、食餌が済んだら、すぐ片づける家庭が多いと思いますが、中には、屋外で飼われている犬の風景のように、食器を次のごはんの時間まで置きっぱなしにしている家庭もあるようです。

すぐに食べ終わってしまえば問題はありませんが、食べ残しているのであればちょっと問題です。
つまり、食べきれない量を与えている可能性もあるからです。
また、衛生上も、ずっと置いてあれば酸化したり、時期によっては腐敗も起こるのでよくありません。

さらに、問題となるのが、犬はいつでも食べたいときに食べればいいと学習してしまうので、何かを教えるときに、ご褒美として食べ物を使っても、全く効果が得られないということです。

もちろん、飼い主さんと何かやることが大好きで、ご褒美のオヤツより、動くことが好きな子であれば問題ないかも知れませんが、「多少は付き合ってもいいけど、やりたくないときはやらない。」程度だと、何か教えようと思っても、なかなかこちらに集中は向けてくれないものです。

残したごはんより、もっといい食べ物を見せれば動いてくれるかもしれませんが、それではますますごはんを食べなくなるかもしれません。

毎日日替わり定食のように、目新しいものが出てくる家庭であれば、もともと食べることにあまり興味のない犬でもごはんの時間を楽しみにしてくれるのでしょうが、なかなかそうもいかないでしょう。

フードジプシーにならないためには、多少のローテーションはあっても、トッピングが少し変わる程度で、毎日違うごはんが出すのは避けたいところ。

確かに小型犬は食べる量も少ないことから、すぐにお腹がいっぱいになってしまい、トレーニングがはかどらないこともありますが、基本のごはんすら残しているようでは、トレーニングを始めることも難しくなります。

いずれにしても、出されたごはんを完食してもらうことが第一歩。
残すようであれば、残さない量を出すようにしていきましょう。
子犬の場合は、一日に数回に分けることも必要です。
すぐに食べない場合は、一度下げてもかまいません。
しばらく経って再度与えてみて、それでも食べないときは一食抜いても健康な犬であれば大きな弊害はありません。

食べるスピードがゆっくりであっても、全部食べ切ることが大事です。

「もう少し食べたい。」と思ってくれるくらいだと、トレーニングに食べ物を使うことも出来るようになります。
食欲のない犬にとって、いくらオヤツを見せて行動を引き出そうとしてもできませんし、ましてやご褒美にもならないので、トレーニング自体を楽しいと感じてもらえなくなります。

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愛犬が食べ物に興味が無く、トレーニングがなかなか進まないときは、まずは食事から見なおしてみるといいかもしれませんね。

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2021年1月23日 (土)

パピーレッスン:子犬の気持ちを尊重しましょう

「犬が尻尾を振っているときは、嬉しいサイン」ということが100パーセント正解でないことが少しずつ周知されている昨今ですが、愛犬の気持ちを察っしてあげるのは意外と大変です。
特に、子犬や、新しく迎えたばかりの犬の場合、意思の疎通もままならないので、「犬はこういうもの」という先入観で接していると、勘違いしてしまうこともあります。
尻尾ひとつとっても、振っている尻尾の位置や速さなどによって、犬の気持ちは異なるからです。

尻尾に限らず、顔の表情、耳の動かし方、体の緊張感などをよく観察しないと、犬の気持ちはなかなか理解できません。

しかし、ボディシグナルがうまく読み取れない場合でも、犬にはもうひとつ意思表示する方法があります。
それは唸ったり、吠えたりすることです。

子犬だから大丈夫ということはありません。
中には、「子犬が唸ったからと言って、大したことじゃない。
今のうちに、止めさせなければ。」という人がいます。

子犬だって怖い時は唸ったり吠えたりして、気持ちを表しているのですから、止めさせるのではなく、その状況が子犬にとって怖いと理解してあげ、少しずつ怖いものを減らすサポートをしてあげる必要があります。
犬のこのサインを無視していると、犬は唸ることや吠えることをせず、突然に噛むという行動に出ることもあります。
これは攻撃行動ではありません。
身を守るための防衛行動と言っていいでしょう。

犬の要求に全て応える必要はありませんが、理解することは大事。
嫌がることを無理強いすると、のちのちトラウマになったりします。

我が家の見習い、小さいころからいろいろな人に会って、優しく接していただき、基本的には人は大好きですが、若干警戒心が見え隠れします。
子犬の時の一度怖い思いをしているからです。

その後、いろいろな人に出会い、かわいがってもらったおかげで大分平気になったとは言え、急に抱きつかれたりすると緊張して吠えたりします。
気難しいやつです。

でも、それをわかってやれるのは飼い主だけなので、なるべくそういう状況にならないように気を配ります。

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※犬好きなお子さんであっても、ぎゅっと抱きしめに来るのではなく、見習いが自分から寄っていくまで待ってもらいました。

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※大好きなお子さんには、自分から率先して挨拶に行けるようになりました。


アシスタントの方は、全くそういう心配がないのですが、犬の性格もいろいろなので、よく観察することが大事。

まずは愛犬を理解することから始めましょう。

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2021年1月22日 (金)

トレーニングは考えることを教えることが早道

今日は8か月のお嬢さん、Aさんのプライベートレッスン。
とにかく元気で、パワフルで、動きが速い。

レッスンを始めた当初は、大興奮のままレッスンが終わるくらいの勢いでしたが、レッスンを重ねるごとに、こちらの話をよく聞けるようになりました。

つまり、落ち着けるようになってきたということ。

ピョンピョン飛んでも、特にいいことは起きないことを学び、何をするとみんなが褒めてくれたり、美味しいものをくれるかということを学び、ハウスはお仕置き部屋ではなく、落ち着いていられる場所と学んでくれました。

奥様に対しては、跳びつきもなく、ヒールポジションも大分理解できるようになってきました。
これからは、少しずつ一緒に歩く練習もしていきます。

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一方、ご主人様に対しては、おうちにいる時間が少ないせいか、興奮気味に接してしまいます。
犬はよく人を観察しています。
人によって態度を変えます。
別に舐めているわけでもなんでもありません。
どう行動すれば、自分にとって心地いいかわかっているのです。

そこで、今日はご主人様にAさんへの接し方を練習していただきました。

すると、Aさん、また一生懸命考えます。

犬のトレーニングは犬に教えるだけではありません。
犬に考えることを教えることです。

人の言葉に耳を傾け、一生懸命考えて行動するAさんを見るのをご家族も喜んでいらっしゃいます。
なぜならコミュニケーションが取りやすくなってきたから。
少しずつ共通の言葉が増えてきたようですね。

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2021年1月21日 (木)

愛犬とひっぱりっこ遊び楽しんでますか?

犬たちとどんな遊びを楽しんでますか?

様々なドッグスポーツも、犬にとっては楽しい遊びの一つかもしれませんが、人が決めたルールの中での遊びなので、本当に犬たちにとって「遊び」になっているかどうかはわかりません。
アジリティであればコース通りに走る。
訓練競技であれば、課題を規定通りにこなすこと。
フライングディスクの競技であれば、時間内になるべく遠くまで投げたディスクを出来るだけ多くの回数持って戻ること。
などなどルールが決まっています。
犬の好きなようにやらせてしまうと、結果は付いてきません。

ついつい、「マスト」になってしまいがちですが、投げたおもちゃを取りに行ってもらったり、持っているおもちゃを引っ張りっこするのは犬にとってはルールの無い遊びです。

何かを追いかけて走ることが好きで、咥えて持ってくることが好きで、咥えたものを噛んだり、引っ張ったりすることが好きな犬たちにとって、こんな遊びは、犬の方から誘ってくることが多いものです。
犬が誘ってくるということは、犬にとって「楽しい」から。

犬の方から誘ってくれる遊びはありますか?

愛犬と引っ張りっこをしていると、時にガウガウ言われることがあります。
さらに、ガウガウ言いながら、首を振ることもあります。
これを見て、犬が攻撃的になっていると思い、遊びを止めた方がいいのではないかと迷ってしまう飼い主さんがいます。

そんなことはありません。
犬はおもちゃを獲物に見立てて狩を楽しんでいるのです。

個体の差はありますが、犬には少なからず狩猟本能があります。
追いかけて、捕まえて、振り回す。
程度の差こそあれ持っています。
自発的にやっているところを見たことが無くても、誘ってみると容易に引き出されることもあります。

元々狩猟本能が強く出ている場合は、散歩中のハトやネコ、カラスなどを狙って捕りに行こうとする犬もいます。
たいていの場合、それは失敗に終わります。
なぜならリードでコントロールされていたり、早くに気づいたハンドラーに止められるから。

そんな気持ちを満たしてあげられるのが、おもちゃの引っ張りっこです。
本物の狩ができないのですから、代替行動としておもちゃの引っ張りっこに誘ってあげることはストレス発散にもなります。

以前にも書きましたが、おもちゃのひっぱりっこは敵同士ではないそうです。
協力し合って獲物を捕るというシュミレーションのようなものですから、是非一緒に楽しんでみてください。

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大人しそうなアシスタントですが、引っ張りっこの時は、ガウガウ言って興奮しています。

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トレーニング用ダンベル再発注いたします。

ご好評いただいております訓練用ダンベル(練習用軽量ダンベル含む)、ご希望者がいらっしゃいますので、再発注いたします。
ご予約(お申込み)締め切りは1月31日といたします。

お渡しは、送料着払いでの発送(ゆうパック)や訓練競技会場での手渡しなどになります。

🍀軽量合成樹脂ダンベル
落としても痛くないので、練習用にご利用いただけます。

サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(総注文数によって変動します)
L
:約125mm/2,200円~2,700
M
:約115mm/1,700円~2,200
S:約80mm/1,200円~1,700

※ご注文時に、色(赤・青・黄・緑・紫)とサイズ(LMS)と各数量を教えてください。
Dscn6848


🍀木製ダンベル(白木)
FCI世界大会で公式に利用されているダンベルです。

サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(総注文数によって変動します)
L
:約130mm/2,100円~2,500
M:約105mm/1,600円~2,000
S:約84mm/1,100円~1,500

※ご注文時に、サイズ(LMS)と各数量をお書きください。
Wood

🍀木製ダンベル(色付)
サイズ(木部)/販売予定価格(税込み)(総注文数によって変動します)
L
:約130mm /2,500円~3,000
M
:約105mm /2,000円~2,500
S:約84mm /1,500円~2,000

※ご注文時に、色(赤・水色・黄・緑・紫・ピンク・白)とサイズ(LMS)と各数量をお書きください。
Color

※在庫の状況によっては色指定がご希望に添えない可能性がございますので、ご了解いただきたく、何卒宜しくお願いいたします。
入荷次第、金額及び振込口座を個別にお知らせします。


Vinが咥えているのはMサイズです。
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2021年1月20日 (水)

ドッグトレーニング:その情報古くありませんか?

犬を新しく迎える方法は様々ですが、入手後多くの疑問に答えてくれる人が身近にいるとは限りません。

すると、本やネットの情報を参考にすることなります。
もちろん、最初からプロに相談される人もいます。

いずれにしても、多くの情報が溢れている中、どの情報が最新のものか、正しいのかを判断するのは極めて難しいと言ってもいいでしょう。

特に、犬のしつけ本なるものをを読んでみると、以前はトイレの失敗に「犬の鼻を床にこすり付けて叱る」という方法が当たり前のように言われていました。
恐らくその方法でうまく行ったケースもあるかもしれませんが、現在は「犬をしつける」というより「犬に教える」という観点から、犬は鼻を床にこすり付けられても何も学ばないことがわかってきているので、その方法はほぼ意味が無くなっています。

なぜなら、鼻を床にこすり付けられて犬が感じるのは「イヤだな」ということだけで、そこからは何も学べないからです。
嫌なことをされないようにしようと学習することは可能ですが、この場合は、嫌なことをされないように「何をすればいいのか」が全く明瞭でないからです。

人間もそうですが、「嫌なことをする」人の傍には寄りたくありません。
自分がやった行動と、嫌なことがリンク付けられない限り、この方法は意味がないのです。

また「甘噛み防止にはグーを口の中に突っ込む」という躾方法。
「甘噛み」に関しては何度も書いていますが、「甘噛み」は子犬が甘えてチューイングしてくることを言います。
甘えているということは、当然攻撃ではないということです。
しかし、子犬も興奮するとついつい力が入ってしまうこともあります。
痛ければ「痛い」と言って、こちらの不快感を伝えればいいのです。
子犬同士の関わりの中でも、一方的に嫌なことをされれば、やられた方は「キャン」と鳴いてその場を離れます。
何度も何度もやられれば、「やめろよ」と反撃するかもしれませんが、お互い同じレベルです。
人間の力は当然子犬よりも強いので、本気で口にグーを突っ込まれたら、子犬は手に嫌悪感を持つようになります。
気の弱い子であれば、手を出されたら逃げようとするでしょうし、気の強い子であれば、手を突っ込まれる前に噛みつこうとするでしょう。
どちらも弊害しか生みません。
噛みたそうにしていたら、代替品を渡してあげるのも対処法の一つです。

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※個人的に甘噛みは許容していますが、本気噛みとの見極めは不可欠です。

先日テレビの報道番組で、「犬のしつけ」と称して、自分の犬を角材で叩いている映像が流れました。
犬は叩かれるたびに鳴いていました。
当然痛かったから悲鳴をあげていたのでしょう。
ここでその犬は何を学んだのでしょうか。
鎖に繋がれ、逃げるすべもなく、反撃すればもっと痛い思いをするからとそれすらも止めてしまったのでしょう。

生きていれば、痛い目に遭うことはあります。
誰がやったわけでもなく、アクシデントで痛い思いをすることが犬にもあります。
それによって、犬は同じことをすればまた痛い思いをする可能性があると学び、その行動を取らなくなります。
例えば、柵を超えようとして足を挟んで痛い思いをすれば、次回からはやらなくなります。
ただし、トラウマになるほどの痛い思いをしないと、なかなかそうはなりません。
アクシデントならまだしも、犬にそんな思いをさせながら、その行動をやめさせようとするでしょうか。

やって欲しくない行動と反対の行動を教えてあげることで、犬は新しい行動を学ぶことも出来るわけです。
確かに時間はかかります。
何事も学習には時間がかかるものです。
人間も根気が必要です。
子育てと一緒ですね。

いろいろな情報が錯そうするなか、自分がこれをやられたら果たしてどうだろうと考えてみると、その方法が犬にとってわかりやすいかどうかわかるでしょう。

犬との生活パターンはその家族ごとに違うので、それぞれの家庭で問題になっていることも異なります。
よそのお宅のやり方が自分の家に合うかどうかはわかりません。
犬も個体差があり、性格も異なります。
その子に合った方法を見つけていきましょう。

余談ですが、ヒールウォーク(ハンドラーの横をハンドラーに付いて歩く)を教えるとき、一緒に歩き始めることを教えるために、トリーツ(オヤツ)を使って誘導することがあります。
犬が大人しいタイプで、動きが激しくなければ、元気よく一歩が踏み出せるように、ちょっと犬の鼻より高い位置にトリーツを見せて動かしたりします。
しかし、元気が良すぎてピョンピョンする犬の場合は、ますます跳びつくようになってしまうので、四本足が地に付く高さで誘導していきます。

その犬に合わせた指導方法が欠かせませんね。
学校の先生はつくづく大変だと思います。

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2021年1月19日 (火)

WCRLラリーオビディエンスレッスン・コース練習会のご案内

WanByWanでは年に4回定期的にWCRLラリーオビディエンストライアルを開催しています。
3月のトライアルの前に、ラリオビレッスン・コース練習会を開催します。
場所は本コースより若干小さめですが、コースを歩きながら課題をクリアする練習ができますので、ご興味がおありの方は是非ご参加ください。

コースはレベル1、2、3

日時:2021年3月20日(祝)14:00~16:00
場所:横浜港南区スタジオ(詳細はお申込み後にご連絡いたします)
定員:4ペア
参加費:6,000円(スタジオ利用料含む)

※ご参加希望者が多い場合は、午前のクラスを増設します。
※最低催行ペア数2組

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お申込み方法:
下記の内容を info@wanbywan.com
あるいはWanByWanのメッセンジャーでお送りください。

ご参加者のお名前:
ご参加者のご住所:
ご参加者のご連絡先:
参加犬の名前:
参加犬の犬種・性別・年齢:
参加犬のラリオビ経験あるいは他の訓練の経験:

お申込みは2021年1月23日20:00より
お申込みお待ちしております。

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2021年1月18日 (月)

トリーツ(オヤツ)をもっと効果的に使ってみませんか?

今日は保護犬を迎えたおうちにカウンセリングに伺ってきました。
保護犬の場合、ブリーダーさんから直接迎え入れるのと異なり、迎え入れる前にどんなことがあったのかすべてを知ることは難しいものです。

保護団体さんにおける生活状況などは情報として知ることが出来ますが、それ以前のことはわかりません。

保護犬でも、人懐っこい子もいれば、警戒心が強くて、なかなか人に懐きづらい子もいます。
ようやく人に慣れてきたからと言って、誰にでも慣れるとは限りませんし、時間を要することはあたりまえなので、焦ることもありません。

保護犬に限らず、子犬は社会化の段階で、出来るだけストレスが無いレベルで多くの経験をさせて、人間社会への抵抗力を高めていくことが、今後人間と一緒に生活するうえでとても重要なサポートとなります。

慣れないことや、嫌なことをしなくてはいけないとき。
意図して嫌なことをするわけではありませんが、犬にとって、あまり好きではないこともやらなければいけないことがあります。

例えばシャンプー。
水浴びが好きな子もいれば、苦手な子もいるので、強引にやっても好きになるとは限りません。
好きにはならなくても、我慢できる程度になればいいので、少しずつ水(お湯)に馴らしていくことから始めることも大事です。
最初は足先だけにして、次回は腕まで洗ってみるなど、いろいろ試行錯誤してみるといいでしょう。

さて、本題のオヤツですが、食べることに興味が無い犬でなければ、ご褒美としてだけではなく、いろいろな場面でオヤツは効果を発揮します。

例えば、ハーネスや首輪。
保護犬の場合、散歩時に、ハーネスと首輪のダブルリードを着けるケースがあります。
万が一手からリードが一本離れても、もう一本を保険代わりに付けておくということです。

首輪は日常的に付けている家庭は少なくありませんが、ハーネスは散歩時に付けます。
首輪よりホールド感があるハーネスを嫌がる犬は少なくありません。

実は我が家の犬たちも、散歩に行く行かないに関わらず、首輪以外のものが体に付くのをあまり好ましく感じていません。
そんな時は、オヤツをあげながら付けることもあります。

オヤツはご褒美として効果的ですが、行動を促したり、気持ちをそらせるときにも使える優れものです。

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また、獣医師の診察を受けるときも、特に子犬の場合は、知らない人に急に触られることに抵抗感を持っている場合は、オヤツを食べているときに触ってもらったりすることも有効です。

つまり、好ましくないと感じることを、大好きなオヤツと組み合わせることで、さほど嫌なことと認識しづらくなるわけです。

もちろん、すでに大嫌いになっていることに関しては、オヤツの効果が望めないこともあるので、嫌いにならないようにするために使うといいでしょう。

獣医師だけでなく、普段何気なく使っているハウス。
ハウストレーニングでは、ハウスの中に美味しいものを入れておくのは常道です。
ハウスに入ったらあげる。というご褒美方式は、自分から進んで入れるようになってから。
ハウスが嫌いにならないように、最初からハウスの中に美味しいものを入れて、犬が入りやすい環境を作ってあげることが大切です。

「ウチはオヤツではつりません。」というご家庭もあるでしょうが、人間もボーナスが出ると思えばやる気がアップすることもあるでしょう。

犬にも気持ちよく行動してもらった方が、のちのちスムースに事が運ぶので、是非ご検討を。

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2021年1月17日 (日)

ドッグトレーニング:目標の行動に向けて組み立てる

先月のレッスンで、マットまでおもちゃを運ぶことが少し出来るようになったシニアのRさん。
今日はご自宅での練習の成果が出て、前回よりも距離がある中、おもちゃを咥えてマットまで運んで出せるようになりました。

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目標の行動は、自分でハウスから持ち出したドッグベッドをハウスまで運ぶこと。
現状、ご自宅ではベッドは咥えられるものの、運ぶところまでは出来ていないそうです。

今日は、咥えることを持続する練習から始めました。
咥えたものを「出せ」のキューで出すことは大分上手になりましたが、マットまで行くと勝手に落としている部分もあるので、「保持」の強化が必要になります。

しかし、Rさん若干せっかちなので、じっとしていることが難しいところもあります。
まずは落ち着くこと。

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多少イライラしているところも見受けられましたが、協働作業は好きなので、リセット(休憩)しながら練習します。

最後は咥えてハンドラーと一緒に歩く練習。

Rさんは、咥えたら早く目的地で出したい気持ちもあるので、保持しながら歩き続けるのは新しい行動です。
最初は、途中で何度も落としてしまいましたが、「出せ」のキューが出るまでは持っていて欲しいと少しずつ伝えていくと、距離がちょっとずつ伸びてきました。

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シニアになっても、トレーニングを楽しんでくれるRさん。
教え手も学び手も、「楽しく」が必須ですね。

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2021年1月16日 (土)

ドッグトレーニング:「そ~っと」を教える。

ドッグトレーニングで使うオヤツ(トリーツ)は、あげるタイミングが難しいものです。
なぜなら、間違ったタイミングで渡してしまうと、今教えたい行動(強化したいこと)ではなく、違った行動を褒めて学習させてしまう可能性があるからです。
(いつでも好きな時にあげたいと思っている方は別ですが)

例えば、初めて「オスワリ」を教えようとするとき、犬が腰を地面につけた瞬間を捉えて褒めないと、なかなか意味を理解してもらえません。
腰を下ろそうとして、やめてしまった場合や、腰は下ろしたけど、すぐ立ってしまったりしたとき、そのタイミングで褒めてオヤツをあげようとすると、犬は違うことを学習しないとも限りません。

そんなタイミングを逃さないために、「クリッカー」を使っている人もいます。
私も使っていますが、使い方を間違えてしまうと、これまた犬が違うことを学習してしまうので、こちらも使いこなせるようになるには少し時間がかかります。

ということで、普通は「おりこうさん」と言って急いでオヤツを差し出すのですが、オヤツ大好きな犬は、目の前にオヤツが見えた瞬間、オヤツをあわてて取りに行こうとします。
そこで、よく起きるのが、歯が手に当たったり、指先ごと口の中に吸い込まれたりと、いろいろ痛い思いをしてしまうということです。

そこで、オヤツをあげるときの方法として、手の平に乗せて渡すというのがありますが、それでも勢いよく来る子がいます。

そんなときは、犬が急いで取ろうとしたら、手を握ってオヤツが口に入らないようにします。
一歩下がった時(顔を少し下げたとき)に手をゆっくり広げながら、「そ~っとね。」と言います。
手が開いた途端、またガブリときそうになったら、手をグーにして待ちます。
そして、落ち着いたところで手を広げて、「そ~っとね。」

何度か繰り返すうちに、焦って食べようとしてももらえないことを理解して、一生懸命考えて、やさしくオヤツを取るようになります。

指先でつまんであげるときも同様です。
手のひらに乗せるより少しリスキーですが、指ごと食べそうな勢いの時は目の前から隠してしまいます。

これはじらしているわけではないので、優しく食べてくれるようになれば、いつも通りふつうに渡していきます。

一度では覚えられませんが、何度も繰り返していくうちに、ちょっと考えるようになります。

昨日のプライベートレッスンのAさん、お口が大きいので、がっつり指が口の中に入ってしまいます。
食べることが悪いのではなく、食べ方を注意してもらいたいだけなので、あまりネガティブなことは言わず、突撃してこなくなるまで待つだけです。

飼主さんも同様にやってくださったところ、Aさん、一瞬考えて、

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上手に食べてくれました。
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小型犬でも、あまり勢いがあると流血することもあるので、「そ~っとね。」は教えてあげると、生傷は減って来るでしょう。

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2021年1月15日 (金)

ドッグトレーニング:鉄板のキューを持つ

日常生活の中では、飼い主は普通に愛犬に対して声をかけています。
内容は、「独り言」であったり、「お願い事」であったり、「命令」であったり様々です。

「独り言」は、犬に伝わるかどうかは特に関係ありません。
「今日はいい天気だから、お散歩は公園まで歩いて行こうね。」と言っても、犬はそれに何かレスポンスを起こす必要はありません。

「お願い事」は、「掃除するから、ハウスに入っていてね。」のように、入っていなければ掃除機に噛みついたり、興奮したりして、犬も嫌な思いをする可能性がある場合は、最終的にハウスに入ってもらいます。

「命令」になってくると、散歩中に遭遇したバイクに跳びつきそうになり、「跳びついたらダメ!」といった感じでちょっと強めになります。
跳びつけば当然事故になる可能性があるため、絶対跳びつかせない必要があります。
ここで、「跳びつきそうになったけど、バイクが速くて行っちゃったから、問題なかったわ。」というのは通用しません。
バイクがこちらに曲がって来ないとも限らないからです。
なんとしても犬の行動を止める必要があるわけです。

「命令」と言うと聞こえは良くありませんが、要は絶対やって欲しいこと。
たとえば、バイクの件に関しても、犬に「おいで。」とお願いして問題なくバイクをやり過ごせれば「命令」の必要は全くありません。
そうはいかないケースで必要になるのが「命令」です。

こんな時、「オイデ」もそうですが、「フセ」や「オスワリ」なども、キューを聴いたらすぐその行動を取れるように習慣づけてあげると「鉄板のキュー」になります。

例えば、ボーダー・コリー、最近はあまり聞きませんが、以前は車の前に回り込んで事故に遭うというケースがよくありました。
ハーディング(羊追い)犬種であるボーダー・コリーは、相手の進行方向に回り込んで止める習性があるからです。
そこで、ボーダー・コリーを止めようと思ったら、DNAに打ち勝てる鉄板のキューが必要になりますが、そのひとつが「フセ」です。
ボーダー・コリーの場合、「マテ!」というより、「フセ!」と声をかけた方が動きを止めやすいのです。

鉄板のキューありますか?

鉄板になるには、根気よく繰り返し、その行動を習慣にする必要があります。
その場合、飼い主の顔が見える見えないに関わらず、どんなシチュエーションでもその行動がとれるようにする練習が欠かせません。

おうちの中であれば、「ハウス」が鉄板になっていると、トラブル防止になるでしょう。

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見習いは動きが速いので、気になる物を見つけたら、早めに「フセ」をさせます。

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2021年1月14日 (木)

ドッグダンス:ときには初心に戻って

ドッグダンスは犬に次々と様々なキューを出していく上に、振り付けとして、ハンドラーがいろいろ動きます。
手を挙げてみたり、手を振ってみたり、あるいは足をあげてみたり、体をひねってみたりなどなど、服従訓練(オビディエンス)競技ではNGになる動きが沢山入っています。

ドッグダンスにおいては、明らかにルアーのような使い方をしているハンドシグナルはNGですが、ハンドシグナルやボディシグナルが振り付けのように見えていれば問題ありません。
つまり、ある意味、犬はハンドラーの体の動きをよく見ていることになります。
そのため、紛らわしい動きは犬を混乱させることもあります。
当然のことながら、キュー(指示)はシンプルな方がわかりやすいものです。

多くのことを学習した犬たちとルーティンの練習を始めるようになると、犬は次の動きをある程度予測したり、ハンドラーのちょっとした動きに反応して動こうとしたりします。
勝手に動かれてしまうのはそれはそれで困りますので、基本的にはハンドラーのキューをよく聞いて欲しいと思うわけです。

頭がいっぱいになりがちな犬たちの頭を一度クリアにしてあげるために、先日のドッグダンスグループレッスンでは、基本のヒールウォークの合間にシンプルなトリックを入れて動いて頂きました。

ルーティンの練習が続いていると、ついつい犬もパターン化してしまい、飽きてしまったり、勝手に予測で動いてみたりします。
そんなときは、基本のヒール練習。
「次は何を言うかわからないよ。」というように、パターンを壊して動いてみましょう。
犬の頭が少しリセットされるかもしれませんよ。

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今回はハンドラーに一切手を動かさないで歩いてもらった後、次に様々に手だけ動かしていただきながら歩いてもらいました。
さらに、歩度をいろいろ変えながらのヒールウォーク。

手が動いても動かなくても関係ないとわかった犬たちは、とてもいい集中力でハンドラーとのヒールウォークを楽しんでくれました。

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2021年1月13日 (水)

ラリーオビディエンス定期レッスン

今日は月に一度のラリオビ定期レッスンでした。
参加者は、すでにトライアルへの参加経験がある方と未経験の方です。

ラリーオビディエンスはいつでも愛犬を褒めてあげられるというメリットがある競技ですが、基本の動作をきちんと教えておいてあげないと、犬が混乱してしまうのはどんなドッグスポーツも同じ。

一発芸ではなく、ちゃんと理解したうえで作業を遂行してもらうためには、丁寧に積み上げていくことは欠かせません。

今日はコース練習の前に、まずよく出てくるピボットターンの動きの基礎となる後肢の使い方の強化練習。
後肢がフレキシブルに動けるようになると、ピボットターンも難なくついてこられるようになります。

その後はレベル13までのコース体験練習。

なるべく多くの課題を体験していただくために、全てのコースの課題は重複しないようにコースレイアウトしてみました。

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次回のラリーオビディエンストライアルは3月28日(日)を予定しています。
皆様の参加お申込みお待ちしております。

詳細は下記をご覧ください。
https://www.facebook.com/events/743271556545641


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2021年1月12日 (火)

愛犬を一番に考える

タイトルだけを読めば、「あたりまえだ。」と一般的には言えることですが、実際はちょっと悩ましいシチュエーションがいろいろあります。

例えば、先日某サイトで上がっていた話題に、「触っていいですか?」と言いながら、愛犬に興味を持って近づいてきてくれる人にどう対応したらいいのかというのがありました。

愛犬が誰にでもフレンドリーなタイプであれば、「どうぞ。」と言うことが出来ますが、そうでない場合や、「今は」そうでない場合、どう言えばいいのか。

我が家の場合、アシスタントは人が大好き。
犬に対しても、攻撃的な相手には近寄りませんが、そうでなければ比較的無視してくれるので、犬連れであっても近寄ってくることを拒むことはありませんが、見習いは未去勢の男子なのでそうはいきません。
相手がオス犬の場合、途中で急に気持ちが変わる可能性があります。
また、相手が人間だけの場合においても、基本的に人は好きですが、しつこくされると緊張して吠えたりすることがあるので、見習い同伴の際は基本的に丁重にお断りしています。

この場合の「丁重に」とはどういう感じでしょうか。
「すみません。茶色い子はちょっと神経質なので、白黒の方なら大丈夫ですよ。」とか、
犬連れの場合は、
「すみません。茶色い方は若いオスで興奮しやすいので。」とお伝えしています。

元々、何も言わずに犬だけを近づけて来ようとする人の場合は、気づかなかったふりをしてその場から去るようにしています。
道端で遭遇するときも、距離が取れなければ横に避けて犬たちには伏せたり座るように言っておきます。
相手の犬がこちらにどう反応するかわかりませんし、反応した場合それが引き金となってこちらの犬がどう反応するかは予測できないからです。

何か起これば、お互い嫌な気持ちになりますし、犬同士もトラウマを残す可能性があります。
愛犬を守れるのは飼い主だけですから、角が立たないように、上手にやり取りする工夫も必要ですね。

特に子犬の場合、社会化をさせたいからといろいろな人に触ってもらったり、他の犬に慣らしたい気持ちは山々なので、ついつい自分から寄って行ってしまったりすることもあります。
しかし、子犬は特に注意が必要です。
3秒ルールではありませんが、無理に他の犬に近づけたり、強引に知らない人に抱っこしてもらうのではなく、子犬の状態を観ながら接してもらうようにしましょう。

無理矢理抱っこされてしまった場合は、嫌がってバタバタする前に、相手の方に「ありがとうございました。」と言いながら、愛犬には「おりこうさんだったわね~。」と言ってトリーツをあげながら返してもらいましょう。

犬を飼っている人であれば、こちらの言葉の意味が通じるかもしれませんが、犬を飼っていない場合は通じないかもしれないので、多少の配慮は必要です。
自分の犬のことを考えつつ、相手にも不快感を与えない話術も必要です。

犬を飼っていることは特別なことではないので、社会に普通に受け入れられることが犬飼いにとってはとても重要です。
多少面倒かもしれませんが、お互いうまく共生できるようにしたいですね。

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※見習いがまだ一歳になる前のこと、公園で自分より若い子犬に甘えられて、最初はちょっと緊張していましたが、嫌ならいつでもその場から離れられる状態だったので、ご挨拶はスムースに済ませることができました。


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2021年1月11日 (月)

ポジティブトレーニングは犬に自信を持たせます

今日はDogLifeDesignさんでドッグダンスのプライベートレッスンでした。

Aさんは、今回2回目の参加。
ほぼドッグダンスやトレーニングの初心者です。
前回から、ヒールポジションとヒールウォークを練習しています。

犬に新しい行動を教えるのは、犬の問題と言うよりハンドラー次第。
ハンドラーが慣れていないと、なかなかうまく伝えられないのは当然のことです。
そこで、まずハンドラーさんに、Aさんへの伝え方をお教えしていきます。

Aさんはまだ若い女の子ですが、少し怖がりなところがあり、馴れない場所や犬に緊張します。

今回二度目のレッスンで、場所には少し馴れましたが、ちょっとした音にも反応し、動かないとは言え、ウチのアシスタントたちの傍も少し避けて歩いています。

ヒールの練習やスピンの練習をしましたが、どちらかと言うと、ずっと尻尾が下がったままで、常に緊張している感じが見受けられました。

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特にスピンの練習では、トリーツで回転の動きを誘導しましたが、顔を回したあと、体も動かすという行動が全く出てきません。
左右でまわりやすさの違いがあるのはよくあることですが、どちらにも動こうとしないので、細かく区切ってトリーツをあげたり、トリーツの位置を変えながら誘導してみました。
それでも、一度の誘導では一回転できませんでした。

休憩中も、ハンドラーさんの傍で、鼻泣きしながら「抱っこ」を要求していましたが、後半、少しヒールの意味が分かってきたところでヒールとスピンのコンビネーションをやったところ、ゆっくりではありましたが、上手に出来たので沢山褒めてあげたら、今まで下がっていた尻尾があがってきたうえに、私やハンドラーさんに向かって、あたかも「わたし、ちゃんと出来たわよ」とでも言っているかのように、嬉しそうに尻尾を振ってくれました。

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Aさん、確実に達成感を実感したようです。

こういった達成感の積み重ねは犬に自信を持たせてくれます。
日々繰り返していくことで、ちょっと怖がりだった子でも、ハンドラーさんと一緒に作業することの楽しさを知って集中力があがり、多少のことでは動じなくなっていきます。

過保護になり過ぎず、犬の自主性を上手に引き出しながら自信を持たせてあげることが、愛犬の成長も助けてくれるでしょう。

何事もあきらめず、コツコツ、根気よくですね。


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2021年1月10日 (日)

ドッグトレーニング:「般化」は難しい

特定の刺激(環境下)にだけ行動が起きるのではなく、類似した刺激の中でも、同じ反応が出るようになることを「般化」と言います。

例えば、「オスワリ」という行動。
子犬の頃は、ハンドラーが犬の前に立って、人差し指を立てながら、少し前かがみになって「オスワリ」と言われたときに座る行動を取っていた犬が、ハンドラーと並んで信号待ちをしているときでも、「オスワリ」と言われて腰を下ろすことができるようになれば、般化出来たということになります。

犬のトレーニングにおいては、様々な刺激や環境の下でも行動が出るように「般化」のためのトレーニングを行います。
それによって、犬は違う行動においても、自然にある程度「般化」出来る場合もあります。

それは、トレーニングの過程で学習されていくからです。

しかし、頭の固い方はなかなか「般化」出来ない場合があります。
先日、我が家の見習いと「右脚側」の練習をしていたときのことです。
オビディエンスにおいて、通常は「左脚側(犬がハンドラーの左側にいる)」なので「右脚側」の練習をしている時点で「般化」しているはずなのですが、咥えていたおもちゃを持ったまま「右脚側」に付くようキューを出したところ、おもちゃを咥えて私の「左脚側」に入ろうとしたり、正面に座ろうとします。

「いやいや、右脚側だから。」と言うと、なんと咥えていたおもちゃを落として、自分だけ右脚側につきました。

「いやいや、おもちゃは持ってるのよ。」と言うと、今度はおもちゃを咥えて正面に座っています。

こんなやりとりを5~6回繰り返したでしょうか。
ようやく見習いはおもちゃを咥えたまま右脚側に入ることが出来ました。

当然、思いっきり褒めましたが、なんとも解せません。

ドッグダンスの練習もしているので、様々なポジションの意味も分かっているし、オビディエンスでは「持来」もやっているので、当然おもちゃも含め、いろいろな物を咥えて持ってくることも出来る見習いです。

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こんな簡単なことがスムースに出来ないのか。
改めて「般化」の難しさを思い知りました。

「般化」の学習ステージや速度は個体によっても異なります。
前の子は簡単に出来たから、次の子もと思うと大間違い。

何事も丁寧にですね。
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2021年1月 9日 (土)

血統書(血統証明書)の話

今日は「血統書(血統証明書)」について少しお話したいと思います。
今回ここでお話しする「血統書」は、一般的に日本で流通しているJKC(ジャパンケネルクラブ)の血統書についてです。

「ウチは血統書なんてついていないから関係ないわ。」と思っていらっしゃる方。
次回ペットショップなどで、たまたま出会った子犬を迎えるとき、もしかしたら「血統書」というものが付いていたりするかもしれません。
そんなとき、「血統書付き」という言葉だけで満足してしまうのではなく、どういったものなのか、その血統書はどんな役にたつのか。
どういう意味があるのか。などなどの参考になるので是非最後まで読んでみてください。

昨年たまたま「ブリーディング」について書いた記事がありますので、それも合わせて読んでみていただけるとさらにわかりやすいと思います。

「ブリーディングについて」
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/07/post-b7cade.html

「血統書付き」と言う言葉だけでは、実際に血統書がついているかどうかはわかりません。
「この犬は血統書付きですよ。」と聞いただけで、安心したり、「すごい犬」と思い込むのは間違っています。
「血統書」が付いているなら、まずそれを見せてもらう必要があります。
「書」というくらいですから、当然のことながら書面になっているからです。

「ブリーディング」の記事にも書きましたが、血統書は家系図と一緒です。
表面には繁殖者及び所有者の名前、その犬の両親犬、祖父母犬の名前や色、どんなチャンピョンを持っているのかが記載されています。
さらに、その犬が何頭兄妹だったのかの記載もあります。

一般的に、母犬を持っている人が繁殖するにあたり「犬舎名」を登録します。
つまり、正式な犬名の頭か後ろに、〇〇JPと書かれている〇〇にあたる部分です。
これで、どこのブリーダーが繁殖した犬なのかがわかるわけです。

母犬が子犬を生んだとき、それぞれの子犬をJKCに登録します。
登録は生後90日以内に行うことが原則とされています。

90日以内に、新しい家族が決まれば、新しい家族がその犬の正式名称を決めることも可能ですし、まだ行き先が決まっていない犬に関しては、繁殖者が正式名称を決めてJKCに登録します。

登録されると、JKCは個々の子犬の血統書を送ってくるので、繁殖者はその血統書を子犬の新しい家族に渡すことで、正式に「血統書付き」の子犬が手元に来ることになるわけです。

ただし、その時点で血統書の所有者欄は繁殖者になっているので、譲り受けた人が自分で「名義変更」の手続きをJKCに行うことになります。
※こういった手続きは、直接JKCに依頼するのではなく、「〇〇ボーダー・コリークラブ」のように、事務手続きを代行して行うクラブを通してJKCに入会することが必要となります。

書面の手続きには全て「手数料」なるものがかかってきますが、「名義変更」も同様で、血統書が発行された日から6か月以内であれば1,200円ですが、6か月を超えると3,600円になります。

ただ、問題は金額だけのことではなく、一般飼い主さんは名義変更していない状況ではJKC主催の競技会に出られません。
なぜなら自己所有(家族所有)の犬でなければパートナーとして認められないからです。

また、これは実際我が家が経験したことなのですが、飼っていた犬の交配を考えたとき、相手の犬の血統書が名義変更されていなかったため流れたことがありました。
名義変更をしようとしたときには、すでに元の所有者と連絡が取れなくなっていたそうです。

「血統書」はただ、飾っておくものではありません。
かわいい愛犬の家系図でもあり、自分の犬であることを証明する大事なものです。

子犬を迎えたときは何も考えていなかったとしても、服従訓練やアジリティなど、ドッグスポーツを楽しめるようになったときに、競技に参加できないということにならないよう、また、とてもいい性格だから、是非ウチの犬の相手にと請われたときにも、「自分の犬になっていなかった」ということにならないように、今一度「血統書」を確認してみてくださいね。

ちなみに、訓練競技会は生後9か月と1日以上経てば参加できます。

202101081

見習い生後1歳と約2か月、海外から血統書がなかなか届かずJKCの競技会に出られなかったので、ローカルな訓練士会の競技会に参加して場慣らししていました。
※入賞と思わず、見習いを車にしまっていたので、この写真は後から合成です。
見習いはゴールデンレトリバーより大きくはありません。

※血統書が無くても、JKC以外の団体の競技に参加することは可能です。
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2021年1月 8日 (金)

警戒心と自立心は紙一重?

一昨日子犬の自主性についてお話ししました。
つまり、自分で確認して納得することで、怖いものを減らしていこうということです。

しかし、逆に好奇心旺盛な子犬は、外に出れば多くの物に興味をひかれ、ついつい何にでも突進していってしまいます。
子犬の好奇心は個体による差異だけでなく、子犬の成長時期によっても変化してくるので、子犬の頃に、「この子はこういう子」というレッテルを貼ることは出来ません。

好奇心旺盛な子(時期)に関しては、時には危険を回避するためにハンドラーはリードを「止める」(引っ張るのではなく)ことや、「呼び戻し」を行う必要があります。
なぜなら、散歩中落ちているタバコの吸い殻や他犬の排せつ物など、口にしてほしくないものに遭遇する可能性は高いからです。

傍まで行って匂いを嗅いで、興味を示さず戻ってきてくれる子もいますが、中には一瞬のうちに口の中に入れてしまう子もいます。
その犬の行動によって、ハンドラー側の対応も必然的に変わってきます。
食糞が楽しいと思ってしまえば、散歩中も自ら探すほどの犬になってしまうこともありまし、危ないものを取り上げようと飼い主が焦ると、子犬は「これはきっといいものに違いない」と勘違いし、ますます死守するようになることもあります。
これは出来れば避けたいですよね。

経験して欲しいこととそうではないことはある程度ハンドラーがコントロールする必要がありますが、その見極めは難しいところ。

子犬の自主性を尊重することは大事ですが、どこにでも突撃していくような場合は、ハンドラーのコントロールは不可欠です。

しかし、最初はちょっと腰が引き気味で、警戒心が強かった子でも、自主性を持って行動できるようになってくると、少しずつ物おじしなくなってきます。
以前は怖いものが多くて、お散歩でもなかなか歩いてくれなかった子が、気が付けばどんどんハンドラーの先を歩くようになっていたというお話もよくお聞きします。
そうなってくると、リードを止める作業が必要になってきますね。

人間は失敗から学ぶと言いますが、犬は失敗によってネガティブなことを経験してしまうと、その後も尾を引くことがあります。
特に犬同士の関わりの中では、相手の犬がよくできた犬であれば、上手に指導してくれますが、そうでない場合は、心に大きな傷を作ってしまい、のちのちトラウマになる可能性もあります。

なんにでもフレンドリーに出来ていた子が、怖い経験をしてから急に他の犬に対して警戒心を持つようになってしまうこともあります。

子犬の状況に合わせて、子犬に任せるのか、サポートに入るのか見極めましょう。
犬は犬から学ぶことも沢山ありますが、相手が良い教え手であることが大前提です。

ちょっと引っ込み思案だから安心と思っていたら、いつの間にかどんどん向かって行く子になっていることもあります。
愛犬の成長過程、よ~く観察してあげましょう。

202101082
子犬時代、見習いは多くの犬たちと遭遇し、経験値をあげてくれましたが、大人になってからは、相手がオスだとやはり緊張します。
女の子が相手だと、愛想よく突進していきますので、これはこれで相手のことを考えて止める必要も出てきます。
犬にも好き嫌いがあることを忘れてはいけませんね。

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2021年1月 7日 (木)

ドッグトレーニング:トリーツを見せるタイミング

今日、とあるスレッドで、トレーニングにトリーツ(オヤツ)を使うかどうかということが話題になっていました。

犬に新しい行動を教える場合、トリーツのように、犬が好きな物を見せてルアーのように動かすことで、犬の行動を誘発することができます。
もしトリーツを使わない場合、犬を押したり引いたりしなくてはいけなくなるので、どうしても犬にストレスがかかってしまいます。
もちろん、押したり引いたりしなくても、自発的に犬が取る行動を褒めて強化していくことで、行動を教えることは可能ですが、中には時間のかかる行動もあるでしょう。

例えば、犬の鼻先にトリーツを見せて少し犬の頭の方にトリーツを動かせば、犬の顔は当然上を向き、自然にお尻が落ちて「オスワリ」の姿勢がとれるようになります。
お尻を押すより簡単です。

「この動きが『オスワリ』という行動なんだよ」と、行動と「オスワリ」のキューを関連付けて教えていく過程で、誘導のトリーツはご褒美へ移行することができます。

行動と言葉のキューがリンクされれば、トリーツは犬の目の前に見せず、犬が正しい行動を取った時に、ポケットなどから出してご褒美としてあげればこの行動は強化され、次第に毎回トリーツのご褒美が出なくても、犬は習慣としてやってくれるようになるわけです。

犬が行動をきちんと理解しているにも関わらず、いつまでも犬の目の前に「これが欲しかったら、オスワリしなさいよ。」と言うようにトリーツを見せ続けていれば、トリーツを持たないハンドラーの前で犬が何もしなくなるのは自明の理と言ってもいいでしょう。
言わば、犬をバカにしているようにも見えます。

しかし、行動が身についていない場合は、敢えて目の前に見せることも必要になります。

今日のプライベートレッスンのAさん。
行動の持続練習の合間に息抜きでおもちゃを投げたり、引っ張りっこをしたりしたのですが、上手に持ってきてくれるので、ついでに、「ちょうだい」を教えることに。

ガッツリ咥えてなかなか放せないお気に入りのおもちゃを渡してもらうためには、交換するものがあると手放しやすくなります。
それは同等のおもちゃでもいいですし、トリーツも有効です。

今回同等のおもちゃが無かったので、咥えているおもちゃを掴みながら「ちょうだい」と言ってトリーツを見せたところ、さっと口からおもちゃを放してくれました。

そこで、またおもちゃを投げて同様のことをやってみます。
おもちゃへの執着が強い時は、「ちょうだい」と言いながらトリーツを見せてしまいますが、執着が緩い時は、「ちょうだい」と言ってから手を動かしてトリーツをポケットから出すふりをしたりします。
すると、Aさんすかさず私の動きを察知しておもちゃを口から出したので、ポケットからジャックポットのように、少し多めにトリーツをあげました。

どのタイミングでトリーツを見せるのかも、トレーニングでは重要なポイントになります。

犬の学習レベルに合わせて模索してみましょう。

さてハウスにすっかり慣れたAさんは、ハウスを利用した「マテ」の練習もやってもらいます。

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ご家族がAさんの日々の成長を楽しんで下さっているので、学習も進みますね。


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2021年1月 6日 (水)

パピートレーニング:子犬の自主性を妨げない

先日、散歩の途中で小型犬と遭遇しました。
大分暗くなっていたのと、道が狭かった(車がすれ違えない幅)こともあり、こちらはよそ様の敷地に少し避けてやり過ごそうとしたのですが、相手の犬はとてもこちらに興味を持っている様子でした。

聞けばまだ4か月の子犬とのこと。
見習いは、2か月近くお預かりをしていたNちゃんになじめるまでに10日間もかかったほどですから、とりあえず私の傍に置き、アシスタントだけご挨拶に行かせました。
しかし、アシスタントは子犬よりも飼い主さんの方が気になって、子犬のことは全く眼中にない様子。

アシスタントがそばに寄って行ったことで、子犬の方は隠れたり、そばに寄ろうとしたり、また離れようとしたりとジタバタしています。
しかし、リードの長さが1メートルちょっとしかないので、離れたくても離れられず、ちょっと首吊り気味になっています。

そこで帰り際に、おせっかいながら、ちょっとリードの長さが調整できるように長めのものを使うといいですよとお伝えしました。
なぜなら、対象物から離れたければ離れることが出来るし、近寄りたければ自分から確認しに行くことが出来るからです。

実際、子犬に興味を示さないアシスタントの様子を見て、その子犬はこっそりアシスタントの後ろに回ってお尻の匂いをチェックすることが出来ました。

距離が取りづらい道端での犬同士のご挨拶はあまりおすすめしませんが、スペースのある場所や公園などで、双方の飼い主さんが了解している場合は、子犬のペースに合わせながら、挨拶の機会を設けることは悪いことではありません。
そんな時でも、子犬のリードがタイトになっていると、ちょっと嫌だなと思っても相手との距離が上手に取れずに、嫌な経験をしてしまうことがあります。
制御できる年上の犬をきちんとコントロールしつつ、子犬にいい経験をさせてあげるためには、少し長めのリードがおすすめです。
その場合は、急にストッパーがかかるフレキシブルリードではなく、ハンドラーが柔軟に長さを変えられる手になじみやすいロングリードが扱いやすいでしょう。

子犬は散歩中に多くのことを学んでいきます。
危険な場合はハンドラーが止めることも必要ですが、子犬が自分で確認して納得できる機会を設けて自主性を育てていくことも大事です。

「あれもダメ、これもダメ」というと学習が妨げられますし、怖がっている犬を「大丈夫、大丈夫」と無理矢理近づけるのも警戒心を強めてしまいます。

何事も、子犬をよく観察しながら子犬の距離感を把握し、サポートしてあげられるといいですね。

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見習いが3か月の頃、初めて見る人間の子供に少々腰が引けつつも、自分から確認しに近づいたときの様子です。
この時は5メートルのロングリードをつけて、いつでも呼び戻せるよう準備をしていました。

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2021年1月 5日 (火)

ドッグトレーニング:持ってくることを楽しく教える

訓練競技では「持来」という課目があります。
通常(JKCの訓練競技など)はダンベルのような形をした、木製ダンベルというものを使い、投げたダンベルや、遠くに置いたダンベルを犬が取りに行き、咥えて戻り、ハンドラーに手渡すというものです。
しかし、競技に出る出ないに関係なく、「持来(持ってきて)」を教えてあげることは犬にとっても楽しいものです。

そもそも、犬たちは何かを咥えて遊ぶのが好きです。
それがおもちゃであろうと、あるいは咥えて欲しくないものであったとしても。
動くものを追いかけることが好きですし、捕まえて、咥えて振り回したり、誰かと引っ張りっこしたりするのも好きです。

ただ、犬たちは最初からその楽しさに気づいているとは限りません。
元来、子犬の頃の兄弟犬との遊びの中で、追いかけたり、噛みついたり、何かを引っ張りあう楽しみを知っているものですが、そういう環境になかった犬たちは最初から遊べるとは限りません。
何かの拍子に、これは楽しいぞ!と気づくわけです。
気づかないときは、人間がちょっと手を貸してあげることもできます。

犬も人間同様個体による特性が違うので、何かを追いかけることが好きなタイプと、取りには行くけど、どちらかというと引っ張りっこの方が好きなタイプとがあります。

トイプードルのLさんは、投げたおもちゃを取りに行くのも好きですが、一人で嚙み噛みしたり、あるいは引っ張りっこしたりするのも好きです。

投げた後、咥えて戻ってきてくれますが、すんなりは渡してくれません。
引っ張りっこがしたそうなときは、引っ張りっこをしてあげ、そんなに執着していないときは、出してもらってまた投げるというゲームにして、Lさんを飽きさせないように遊びます。

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なかなか出してくれないときは、オヤツと交換しない?と取引を申し出てみます。

犬たちは、どっちが得かちゃんと考えながら行動しているので、うまく行けば、手渡しを教えてあげることができます。

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最後はもちろん、Lさんが飽きて勝手にいなくなってしまう前に、こちらのペースでおしまいにしてあげると、Lさんは、次回また遊ぶことを楽しみにしてくれます。

集中力は持久力は個々の犬によっても異なります。
飽きっぽい子の場合は、無理矢理にならないよう、様子をよく観察しながら遊んであげると、人と一緒に遊ぶことは楽しいこだと学習してくれるでしょう。

楽しそうだからといって、やり過ぎは禁物ですよ。

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2021年1月 4日 (月)

ハウスの意味

パピーレッスンにお伺いすると、大概はケージ(ハウス)が用意されていて、その中にベッド(寝る場所)とトイレスペースが設置されています。
特に問題はありません。

子犬は排泄の回数も多いですし、目を離しているときに危険が及ばないように、隔離しておく時間(場所)は必要だからです。
いわゆる環境設定のひとつです。

しかし、子犬が成長し、悪戯の数も減ってくると、ハウスはもういらないのではないかと思う人もいます。

本来のハウスの意味は、犬にとって落ち着ける場所ということです。
閉じ込める場所ではありません。
当然、罰として入れる場所でもありません。

確かに、愛犬たちがそばに来て、膝枕で寝てくれたりしてくれる姿は癒されますし、私も大好きです。
「ハウスに行け!」とは言いません。
安心して寝てられるのなら、それはどこでもかまわないのですが、いつもその場所を提供できるとは限りません。

お客様が来た時。
修理の人が来た時。
留守にしなければいけないとき。
そんなとき、愛犬を安心しておいておける場所、愛犬にとっても安心できる場所がハウスです。

ソファで寝ているとき、「ちょっと降りて」と言って、すぐに下りてくれるなら全く問題ありません。
「ハウスに行きなさい。」と敢えて言う必要はありません。
「ソファに乗れないなら、ハウスにいくか。」と犬が判断してくれればいいのです。
ところが、「ちょっと降りて。」と言ったとき、
「イヤだ!絶対に降りないぞ。無理矢理おろそうとするなら、噛みついてやる!」と言ったとしたら、それは大きな勘違いです。

そういう勘違いを犬がしないように、心地よい場所としてハウスを提供してあげることが、長い犬の人生の中で、これから遭遇するであろう様々な状況にあっても、ストレスを軽減させてあげることを可能にします。

ハウスがかわいそうな場所だと思わせないように、楽しくハウストレーニングをしてあげましょう。

今日のプライベートレッスンが終わるころには、ハウスの中に好きな物を入れてあげると自分から入って寝てしまったMさん。

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本当は右側にはドッグベッドがありましたが、最近糸を引き抜いて食べているようなので、お部屋も暖かいことから、ベッドを外してみました。
ベッドが無くても、自分で寝心地がいいように寝ています。

左側のトイレスペースは最近ほとんど使われていないそうなので、この際、片側はベッド、片側はフラットな状況にしてみることをおすすめしました。

実は見習いも子犬の頃、ハウスに入れてあげたドッグベッドを破壊し、糸や綿を口にしてお腹を壊していた時期があります。
壊れないドッグベッドが無かったため、寒い時期でしたがベッドを一時的に撤去しました。
次の冬が来る頃にはベッドを破壊することがなくなったので、またドッグベッドを提供することが出来るようになりました。

柴犬は寒さに強い犬種なので、あまり部屋の中を暑くすると、冷たい場所を探して寝ようとします。
あまり過保護にならないことが大事ですね。

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2021年1月 3日 (日)

愛犬とフライングディスクを楽しむには?

最近、見習いとディスク遊びを楽しんでいます。

愛犬と遊ぶ方法は沢山あります。
物を使わなくても当然遊べます。
なぜなら、犬同士は物がなくても楽しそうに遊んでいるからです。

しかし、人間は道具が使えるので、愛犬のために道具を使って遊ぶことも楽しいものです。

ボールを投げたり、引っ張りっこをしたり。
もっと楽しもうと思うと、アジリティやフライボール、フライングディスクといったドッグスポーツを楽しむこともできます。

犬たちは何かを追いかけることを本能的に楽しむことができますが、どの犬も喜ぶとは限りません。
昨日もお話ししたように、犬種の特性もあります。

ちょっとなら遊びに付き合ってくれても、すぐに飽きてしまう性格の犬もいます。

ということで、まずは追いかけることの楽しさを教えていくことから始めるわけですが、それだけでディスクドッグになるわけではありません。

20年以上前ですが、先代のボーダー・コリーたちと、少しだけディスクの競技を楽しんでいました。

小さいころから、ボール遊びの楽しさを教え、動いている物を捕まえる楽しさを教えました。
そのあと、ディスクを転がして追いかけさせ、咥えてきたものをキューで出させることを教えるというように、段階を経て細かく教えてきました。

一方アシスタントのニコルは一切ディスクの練習をしていません。
彼女とは、服従訓練(オビディエンス)とドッグダンスを楽しんでいたこともありますが、彼女は元々飛んでるボールのキャッチが苦手で、何かを投げると目をつぶるようなこともありました。
しかし、引っ張りっこは得意ですし、飛んでるおもちゃを追いかけるのも大好きです。
ですから、ディスクの練習をする必要性を感じなかったからです。

前置きが長くなりましたが、見習いと最近ディスク遊びを始めました。
しかし、彼には段階を追ってディスクの遊び方を教えたわけではありません。
今まで彼に行ってきたトレーニングの下地の中に、ご褒美としてボールやおもちゃを取りに行ったり、咥えて戻ったりすることを日常的に楽しんでいるので、目の前にディスクを見せただけで、本能的に取りに行き、咥えて戻ってきました。
目の前で軽く投げると、何も言わなくてもキャッチして、戻ってきます。

だからボーダー・コリーは違うと言われそうですが、先にお話ししたニコルは全く違うので、ボーダー・コリーだからではありません。

まぁ、これくらいなら問題ないのですが、実際に、長い距離をスローウィングすると、彼は必死で走り、ディスクをキャッチするために、無理な動きも平気でしてしまいます。
それでは、彼の体を壊してしまわないとも限りません。

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そこで、ハンドラーには犬がキャッチしやすいように上手に投げることが必須になってくるわけです。

以下に犬に無理をさせずにキャッチをさせるか。

我が家は現時点でディスクの競技会で高得点を取ることが目的ではないので、高いジャンピングキャッチは教える必要はありません。
無理な動きはなるべく避けて、スムースにキャッチできるようにサポートをしてあげればいいのです。

ということで、先日から二十数年ぶりにディスクの投げ練を始めましたが、いやはや風が無くても真っすぐ飛ばすのは難しいものです。

ひとつ面白かったのは、先代のボーダーたちは人間がスローの練習をしていると、若干興奮気味だったのに、見習いは一切気にしません。

アシスタントとの生活の中で、「順番」がちゃんとわかっているからでしょう。
多頭飼いにおいて順番は日常的にとても大事なルールです。
こんなことにも役に立つので、是非順番は教えてあげましょう。

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2021年1月 2日 (土)

愛犬の犬種特性を知っていますか?

先日プライベートレッスンに伺ったとき、一緒に暮らしていらっしゃる愛犬たちの犬種による特性について少しお話しました。

犬と暮らすことを考えたとき、「犬種」のことを全く知らない人はいないと思いますが、みなさんが個々の犬種の特性について詳しく調べてから家族探しを始めるとは限りません。

見た目のかわいさで選ばれる方たちが多いのも事実です。
子犬は存在だけでもかわいいので、極端なケースでは、成犬の姿を見ることなく決めてしまうこともあるでしょう。
ペットショップなどではあり得る話です。

ブリーダーさんのところには、当然母犬か父犬、あるいは両方の親犬がいるので、子犬の将来の姿をある程度想像することが出来ますが、子犬だけを置いているペットショップでは、当然のことながら、親の姿を想像することは出来ないでしょう。

犬種の特性については以前にも書きましたが、新たに家族を迎える場合は、よく調べてからの方が、あとで「こんなはずじゃなかった。」という人も犬も不幸になるケースは避けられるでしょう。

しかし、もし知らないで迎えてしまった場合でも、迎えた後に勉強されればいいのです。

「この子はなんでこんなに吠えるんだろう。」
「この子はなんで鳥を追いかけるんだろう。」
「この子はなんで外ばっかり見てるんだろう。」
「この子はなんで地面の匂いばかり嗅いでいるんだろう。」

そんな疑問を解決してくれるかもしれません。

話は変わりますが、「犬曰く」が発行した「Sheepdogs」にシープドッグのことが書かれています。
一口にシープドッグと言っても犬種は様々。
牧羊犬としての仕事の仕方も違っていたりします。

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その中で、たまたまインタビュアーが知人だったこともあり、我が家の犬たちも載せてもらいました。

202101022

ボーダー・コリーと暮らして二十数年、本来の牧羊犬として一緒に暮らしている方々の足元にも及びませんが、ボーダー・コリーの特性に魅せられて今に至っているというようなことをしゃべっています。

おうちにいる愛犬の歴史、ちょっと調べてみませんか?

ちなみに犬種がわからない場合は、犬の行動から想像してみてもいいかもしれません。
ミックス犬の場合は、親犬の特性の一部を受け継いでいるので、両方のいいところや悪いところがミックスされていることになります。
よく観察してみると、納得できることも沢山あるかもしれませんよ。

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2021年1月 1日 (金)

犬との生活:お正月に気をつけたいこと。

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

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お正月はいつもと違う非日常になるご家庭が多いものです。
犬たちも、ご家族がみなさん集まって美味しいものを召し上がっていれば、ついつい傍に来てしまうこともあるでしょう。

美味しいものだと、ついついかわいい愛犬にもあげたくなってしまうこともあるでしょう。

是非愛犬にとって安全な物かどうかをチェックしてからあげてください。
特に、避妊去勢している犬たちは太りやすいので中尉が必要です。
人間は、「お腹がいっぱい。」とやめられても、犬種によっては、動けなくなるまでどんどん食べてしまう子もいます。
愛犬の健康面を考えて、あげるようにしましょう。

さらに、「お正月は特別!」と言って、普段あげていない子にあげてしまって、日常に戻ったら「ダメよ。」は犬に通じないので気をつけましょう。
犬たちのストレスにならないように。

さらに、人間は腹ごなしで身体を動かすこともありますが、犬たちの場合は、犬種によって「胃捻転」という怖い病気もあるので、運動はごはん前に済ませるようにしましょう。
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