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2020年12月16日 (水)

ドッグトレーニング:行動を教える前に必要なこと

ドッグトレーニングと言うと、「オスワリ」や「フセ」「マテ」「オイデ」のように行動を教えることだけと捉えられがちですが、そもそも学習できる状態に犬があるかどうかを見極めることが一番大事なことと言えるでしょう。

それは、子犬であっても成犬であっても同じです。
心の準備が出来ていなければ、当然学習は進まず、成果も得ることはできません。

例えば疲れ果てて眠くなっている犬に、何かを教えようとしても、集中力はなく、学習は進まないでしょう。
興奮しすぎて落ち着かない場合も同様です。
一件意欲的に見えますが、走り回ったり跳びついたり、勝手なことをしていては頭の方はクリアとは言えません。

では、どうやって学習の準備を整えてあげればいいのでしょうか。

まずは環境です。
新しいことを教えるのに、周りで他の犬が走り回って騒々しかったり、あるいはバイクの爆音がしていて怖がっているような場面では学習の環境は整っているとは言えませんね。
馴れた場所や家の中など、犬が落ちつける環境を用意してあげる必要があります。

しかしそれ以前に大切なのが犬の精神状態です。
いくら環境が整っても、犬が大興奮していれば学べる精神状態とは言えません。
そこで必要なのがインパルスコントロールと言われるものです。
これは、犬の「あれがやりたい!これが欲しい!」といった一方的な欲求を抑えて、人の話を聴く精神状態にしてあげることです。
そのために何の強制も必要ありません。
犬自身に考えさせて落ち着くのを待てばいいのです。

インパルスコントロールは一回やれば一生安定した精神状態というものではありませんが、定期的に行うことで、テンションがあがり過ぎて興奮度がマックスな時でも、興奮を落ち着かせるまでの時間が短くなっていきます。
なぜなら犬はちゃんと学習して考えるからです。

さて、今日のパピーレッスンのLさん。
外で遭遇したら、いつものように大興奮で大歓迎してくれましたが、飼い主さんが日々練習してくれているので、外でも落ち着いて座れるようになりました。

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その後のレッスンでは、興奮のスイッチが入りやすいLさんに、インパルスコントロール。

202012162

「子犬は元気で走り回っているのが当たり前」ですが、一生子犬でいるわけでもなく、元気なだけでなく、人の話が聴ける犬になるのに早すぎることはありません。
子犬だからと放っておくのではなく、メンタル面をサポートしてあげることで、子犬自身のストレスも軽減できるようになるでしょう。

聴く耳を持たせるためのサポートは不可欠ですね。

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