パピーレッスン:お散歩
今日はMさんのお散歩レッスン。
前回、大分怖いものを克服して、途中で立ち止まることも少なくなったMさんのことを書きました。
今回は前回とは違うコースのお散歩。
最初はこちらの様子を確認しながら、良い距離感を保って歩いていたMさんですが、途中で行きたい方向があるのか、ぐいぐい飼主さんを引っ張り、反対方向に行こうとすると頑として動こうとしませんでした。
しばらく様子を見てから、「オイデ」と促したところ、ようやく諦めて戻ってきました。
お散歩に行く方はお一人ではないので、お散歩の方法も恐らくそれぞれ。
いつも行くコース以外の方向には行きたくないという意思が見られました。
お散歩のコースは、日々変えた方がいいという人と、毎日同じ方が犬が安心するという人がいます。
どちらも間違ってはいません。
犬の性格に合わせてあげてもいいでしょう。
石橋を叩くようなタイプの子であれば、少しずつ馴らしながらコースを変えてあげればいいでしょうし、好奇心が旺盛なタイプであれば、毎日お散歩のコースが変わってもストレスは少ないでしょう。
毎回同じと決めてしまうと、違う状況になったときにストレスを感じてうまく適応できません。
食餌の時間も同様です。
多少遅れることがあっても待っていられるようになるには、毎回きっかり同じ時間でないほうがいいかもしれません。
さて、Mさん、ちょっと不満げでしたが、帰り道に向かうとすんなり歩いてくれました。
途中でおもちゃを見せると楽しそうに遊んでくれました。
愛犬とのお散歩は、犬の好きにさせている方もいるでしょうが、好きにさせてあげても、リードの反対側にはハンドラーがいることを意識していてくれると、話が通じやすいですね。
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