FCIオビディエンス競技に参加してきました。
今日はJKC主催の訓練競技会に見習いVincentと参加してきました。
コロナ禍で開催が中止になった三月以降、先月ようやく再開し、今季2回目の競技会でした。
Photo by Y.Kさん
先月の競技会では、日々の練習の成果とはならず、日々出来たことが競技会本番でできるとは限らないということを証明したものでした。
ドッグダンスも同様ですが、いつも練習していることが、いつもと違った本番の環境の中で発揮できるとは限りません。
本番に近い練習は欠かせないのです。
ひとつひとつのパーツを組み合わせて流れを作っていくのは、ドッグダンスもオビディエンスも同じです。
ただひとつ違うのは、ドッグダンス競技においては、作ったルーティンの練習を行うので、本番では同じことをすることが大前提です。
もちろん、何かあればアドリブも必要ですが。
一方オビディエンス競技では、個々のパーツの練習は行いますが、それがどんな組み合わせで行われるかは当日の指示で決まるというものです。
例えば臭気選別の木片の配列も競技会の度に変わりますし、姿勢変更の順番や、持来するダンベルの位置(左右)、跳び越える障害の種類などなど、当日その場で決まります。
毎回違うことを遂行するためには、犬たちのメンタルは非常に重要です。
技術だけではありません。
今回見習いは10課目中1課目だけ得点できませんでした。
それは臭気選別の木片持来です。
つまり、6個から8個の木片の一つにハンドラーの手の匂いをつけて10メートル離れた地面に並べ、その中から正解を探して持ってこさせるというもの。
彼は正解を持ってすぐ傍まで戻ってきたにも関わらず、なぜか目の前で踵を返して他の木片の元に戻って、再度匂いを嗅ぎ直しているうちにタイムアウトになってしまったのです。
木片の正解を嗅ぎ分ける能力は持っています。
なぜ目の前で踵をかえしたのか。
もちろん私は正解を知らないので、持ってくるまでは何も言えません。
この課目を落としてしまったので、必然的に30点減点されてしまいました。
もちろんまだまだほかの部分もペナルティがあったので、高得点には至りませんでしたが、なんとか試験には合格することができました。
次回の競技会からは受験料がかからず、出陳料だけでチャレンジできます。
少し肩の荷がおりました。
ようやく各課目のパーツが理解できてきた見習いに、これからはメンタル部分を強化しつつ、オビディエンスを一緒に楽しめるように伝えていきたいですね。
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