犬界でも空気が読めるのは女子(?)
今日はアシスタントと見習いを連れてプライベートレッスンに伺いました。
見習いは特に何をするわけでもないのですが、こちらのお宅では歓迎していただけるので同伴しています。
さて、レッスン中はアシスタントがデモをやったり、私が生徒さんと動いたりしているのを見習いは通常室内で伏せて待っているのですが、勝手に動き回って邪魔をしないようにリードは係留してあります。
レッスン中はもちろん静かに待っていられたのですが、レッスンが終わって生徒さんとおしゃべりが始まった頃には飽きてきた見習いが、「かまえよ」と要求してきました。
すると、アシスタントがわざわざ見習の傍にいって遊びに付き合ってやっています。
さすがおねぇさん。
通常生徒さんが遊びを要求して吠えても、仕事柄ウチの犬たちは私がOKを出さない限り遊びには応じません。
要求吠えをしている方は、相手にされなければあきらめ、そのうち静かになります。
いわゆる要求吠えには応じないというルールを守ってあげると、相手が犬であっても要求がかなわないことが理解できるわけです。
しかし、見習いが要求することで、周りにご迷惑をかけてはいけないと思ったのか、アシスタントが要求に応じたようです。
そこで、二頭でしばし寝技で遊んでいる声が聞こえていたかと思ったら、今度は静かになりました。
そこでふと振り返ると、なんと見習いがおもちゃで遊んでいます。
そのおもちゃはどこから来たのかと見れば、生徒さんのベッドの上に置いてあったおもちゃ。
どうやら生徒さんまで見習いの気持ちを察して、自分のおもちゃを持ってきて貸してくれたようです。
男子より女子の方が空気が読めるのは犬も同じ(?)。
二頭の女子に相手をしてもらい、ご機嫌な見習いでした。
もちろん、飼い主さんがどう要求に応えるかはなかなか難しいところ。
吠えている状態に対してリアクションしてしまえば、犬はその状況を学習していきます。
つまり、吠えれば要求が通るということを簡単に学習し、要求吠えがエスカレートする可能性が高くなるわけです。
ただ、犬が暇を持て余していることを理解し、少し間をとってから、きちんと時間を作って相手をしてやるのが飼い主の義務と言えるでしょう。
-----------------------------
トレーニングブログに参加しています。ワンクリックが更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「犬との生活」カテゴリの記事
- 愛犬とのコミュニケーションははわかりやすく(2024.10.08)
- 愛犬はなぜ「マテ」ないのか。(2024.10.07)
- しつけ相談会@港区立有栖川宮記念公園(2024.10.06)
- 「お手」「お変わり」はいらない?(2024.10.05)
- 呼び戻しは子犬のころに教えるのが簡単(2024.10.04)
コメント