ドッグダンスファンマッチに参加してきました。
今日はDDJP(ドッグダンスジャパン)さん主催のファンマッチに参加してきました。
昨日のコンペ同様、今回はコロナの影響で海外からジャッジを招致できないので、ビデオで海外ジャッジがコメントをしてくださるというもの。
いつもはコンペに参加するのですが、今回はアシスタントのニコルとモチベーターの使用が出来るファンマッチに参加しました。
エントリー順がトップだったため、ニコルの気持ちをどう盛り上げるかいろいろ考えました。
ニコルは生後5か月で高齢犬が2頭いるわが家にやってきました。
14歳のおばあちゃんはほとんどニコルと関わりませんでしたが、12歳の息子犬の方は、ニコルが羽目を外すと時折喝を入れるちょっと怖いおじいさんでした。
そんななかで、上手に回りの空気を読みながら大人になったニコルは喧騒を嫌い、仕事では上手に生徒さんのお手本になれる犬になりましたが、激しく吠えている犬がいると、自分に向かってこなくても、さっさとその場から立ち去ろうとするようになりました。
かつてJKCの競技会でCDIIIにエントリーしていたとき、リードを外した課目にはいるとき、ちょうど隣のリンクでフライボールの練習が始まり、犬たちの興奮して激しく吠え始めたとたん、さっさと帰ろうとし、慌てて引き留めたことがありました。
そして、ドッグダンスのコンペでも、演技中に吠える声が大きく響くと、とたんに帰りたくなるという変な癖がついてしまったのです。
もちろん、リンクアウトしたことはありませんが、テンションが下がっているのは一目瞭然です。
普段私との作業を楽しそうにやってくれているだけに、そのギャップにいつも驚かされます。
今回コロナ禍で春のコンペが飛んでしまい、本番の機会も少なかったこともあり、コンペの会場のネガティブな印象を払拭する機会にと、前回のモチベーター可のコンペに続いて、今回もモチベーター可のクラスに参加することにしました。
そこで、馴致も他の犬が入っているときはニコルが自信を持って出来る動きだけをやって褒める。
出番前は、安心できるクレートで待機。
スタート5分前にホワイエに入って、一緒に動いた後は、出だしの簡単なチェック。
もちろん、一つ一つの作業に対してきちんと褒めて、気持ちよくリンクにはいってもらいました。
結果、遠隔作業で一瞬気が散りましたが、全体的にはよく集中してくれていたので、途中でトリーツを出して集中が切れては本末転倒ですから、ご褒美は演技終了後にジャックポットにしました。
犬たちは日々成長していますし、変化しています。
「いつも大丈夫だから」という気持ちでいると、ちょっとした変化を見落としてしまうこともあります。
「いつもできることができない」ことには理由があります。
それはどちらかというとメンタル面に起因していることの方が多いものです。
ついつい見過ごしてしまいがちな愛犬の精神面。
ちゃんとサポートしてあげたいですね。
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