ドッグトレーニング:引き出しは多い方がいい
今日はオビディエンスのグループ練習に参加させてもらってきました。
通常は一人で練習しているので、どうしても行き詰りがちです。
グループ練習では、当然のことながら他の犬がいるのでディストラクションにもなりますし、他のハンドラーの存在もディストラクションになります。
さらに、様々なドッグスポーツを経験している方たちなので、お互いの意見交換もとても有益です。
全てのドッグスポーツはハンドラーと犬との意思の疎通が欠かせないという部分では共通していますが、それぞれの分野によって強化する内容は異なるので、各分野に精通している人の話はとても勉強になります。
ドッグトレーナーだからと言って、誰しもがすべてのドッグスポーツに精通しているわけではありません。ドッグスポーツは様々です。
オビディエンス、アジリティ、フライボール、ディスク、シープドッグ、ノーズワーク、ガンドッグ、ドッグダンス、犬ぞり、などなど数多くあり、それぞれ目的に合わせたトレーニング方法があります。
今日の練習では見習いヴィンセントがよく起こすミスについて、みなさんいろいろ意見を出してくださいました。
特にアジリティに精通した方の言葉には「なるほど」と思えるものもありました。
以前、オビディエンスの課題で必要な脚側後退について勉強したいからと、ドッグダンスのレッスンを受けてくださった方がいらっしゃいました。
ドッグダンスで必須のバックステップ、餅屋は餅屋です。
見習いの後退歩行も大分安定してきました。
ひとつのことにばかりに囚われていると、本質が見えなくなることもあるので、別の視点からも見られるようにすることが犬を扱う人間には必要です。
常に引き出しを増やす努力は欠かせませんね。
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