パピートレーニング:トイレトレーニングの成果
そろそろお預かりも1か月半を超えたNさん。
先週生後5か月になりましたが、我が家に来てからは一度もトイレの失敗がありません。
失敗しない環境づくりと、トイレのキューを教えたことで、無理に我慢させることもなく、出先でも上手にトイレが出来るようになりました。
もちろん、キューを出したからと言って、大きい方は必ずするとは限りません。
初めてクライアントさんのところに同行させたときは、初体験でびっくりしたこともあり、リビングのラグの上で一度しゃがんでしまったことがありましたが、その後はこちらも早めの声掛けを心掛けていたことで、出先の失敗もなくなりました。
もちろん、成長と共に我慢できる時間が伸びたことも理由のひとつです。
今日はNさんにとって初めてのお宅に伺いました。
アシスタントや見習いの場合は、おうちに上がる前、車を降りてすぐに排泄を促しますが、さすがにNさんは2時間ほど前に済ませたばかりなので、無理にさせずにお部屋にあがってから、トイレの場所を教えました。
生徒さんと楽しく遊び、水も沢山飲んで、そろそろかなと思ったときに声をかけてトイレスペースにいざなったところ、少し確認してから落ち着いてトイレを済ますことが出来ました。
トイレシーツの感触とトイレのキューがきちんと理解出来ていたからです。
その後休憩をはさみながら、再び二頭で遊んだあと、生徒さんから離れてお部屋の中の匂いを嗅ぎながらチェックを始めました。
もしかしてそろそろかなと思って先ほどのトイレにいざなおうとした瞬間、お部屋に設置してある生徒さんのサークルの中に入って、もうひとつのトイレを見つけてそこで済ませて出てきたのです。
サークルの中には水入れがあり、遊んでいるときに何度か勝手に飲みに行っていました。
しかし、その際後ろ足だけサークルの外に出して、中にはあまり入ろうとしていませんでしたが、さりげなくトイレの場所を確認していたのでしょう。
この様子を見て、オーナーのお宅に行っても、トイレシーツが敷いてあればキューが無くても、ストレスなく排泄が済ませられることを確信しました。
犬も人間同様落ち着いた場所でないとなかなかトイレは出来ません。
特に失敗して叱られてしまうと、排泄行為自体を隠れてするようになったりするので、ますますトイレトレーニングが難しくなります。
トレーニングを始めたころは、声をかけるたびに、嫌そうな顔をされましたが、懲りずに言っていたおかげで、Nさんも知らない場所でも我慢することなく排泄を済ませることが出来たようです。
子犬の頃育った環境によっては、排泄が特別ではなく、寝床だろうとどこだろうと気にしないでしてしまう犬もいますが、排泄後の処理を早めに行い、寝床とトイレを分ける環境づくりをすれば、いつも清潔を保つこともできます。
たかがトイレトレーニング、されどトイレトレーニング。
根気よく続けてあげましょう。
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