ドッグトレーニング:お預かり時に最低限必要なトレーニング
昨日、今日と生徒さんをお預かりしていました。
以前にも書きましたが、WanByWanでお預かりする場合、基本は生徒さん限定となります。
つまり我が家の犬たちとレッスンで面識があることが必要条件です。
日常生活はフリーなので、同じ部屋にいても問題ないことが前提です。
なぜなら一日中クレートに入れることは犬たちにとってストレスになるからです。
今回お預かりの生徒さんとはレッスンで面識があるので、第一関門はクリアです。
そしてもう次に大事なことは、クレートに入れられることがあっても静かにしていられること。
いくら相性に問題が無いからと言って、私が不在の折に問題が起きないとは限りません。
そこで、犬たちだけを部屋に残す際は、預かりの子か見習いをクレートに入れることにしています。
その際、吠えたり泣いたりということになると、犬にもストレスですし、ご近所にも迷惑になってしまいます。
三番目はトイレトレーニングです。
一般家庭内でのお預かりとなるため、外トイレでも室内トイレでも、キュー(合図の言葉)を理解していることが必要です。
もちろんパピーさんの場合は、うちでトイレトレーニングを行いますが、成犬の場合はトレーニングが出来ていることが前提となります。
今回初めてお泊りしたJさん。
最初は非常に不安そうにしていましたが、自分で落ち着けそうな場所を探して休むことができましたし、目を離すときにクレートに入って頂いても静かに待機ができました。
小さいころからクレートトレーニングをやっていだいた成果ですね。
さらに本日車移動のためにクレートに入って頂いていましたが、問題なくクレート待機もでき、無事おうちに帰っていきました。
初めての場所と言うことで不安も多かったのか、散歩中はほとんど私の傍を歩いていたJさん。
わが家の犬たちよりお行儀がいいお嬢様に育っていました。
最初は気になって目が離せなかった見習いも、そっけないJさんの態度にあきらめ、お互いマイスペースを保持しながら過ごすことが出来ました。
一般のペットホテルでは、お預かりの際、クレート(ハウス)トレーニングが出来ていることを前提にしているところは多いものです。
中には、フリーで預かってくれるところもありますが、犬によっては逆にフリーでいることがストレスになってしまうこともあります。
個々の犬の性格によって預けるタイプも考えなくてはいけませんが、基本的にはクレートにいることをストレスに感じないようにトレーニングしておくことが大事。
基本のマナーが出来ていると、万が一預けなければいけないときにも、犬のストレスを軽減することが出来るでしょう。
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