ドッグトレーニング:状況が変わっても出来るようにする。
今日はあいにくの雨で、お散歩レッスンは断念。
おうちの中でのディストラクションレッスンにしました。
ディストラクションは他の犬だったり、ハンドラーさんの行動だったりと、
いろいろシチュエーションを変えてやって頂くことに。
まずは、アシスタントのニコルにディストラクション役をお願いします。
私のハンドリングで褒められているニコルや、自由に歩き回っているニコルを見ながら、飼い主さんのキューを聴く練習。
初めはついついこちらが気になって来ようとしていたRさんも、飼い主さんの機敏な動きや、素早い対応でアテンションの戻りも早くなりました。
その後、「マテ(姿勢の持続)」練習。
通常の「マテ」であれば、Rさんも動かないでいる時間が伸びてきていますが、飼い主さんとの距離が伸びたり、あるいは飼い主さんが動き回ったりすることで、それが刺激になってしまい、立ち上がろうとしてしまいます。
ハンドラーが犬の後ろに回ると、ついついつられて動いてしまう犬は多いものです。
そこで、ハンドラーが動いても、解除されるまでは動かない練習をやっていただきました。
家の中で繰り返して練習したあとは、外でも出来るように周りの環境を変えながら行っていくことが大事です。
どんなトレーニングも、根気よく、コツコツ繰り返すことで、犬の学習をサポートしてあげることができますよ。
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