少し工夫すると回避できるトラブル
犬と暮らし始めても、人間の生活スタイルを全て変える必要はありませんが、ある意味犬主体で考えてあげなくてはいけないこともあります。
今日は特に初めて犬と暮らす人がちょっと勘違いしてしまうことを書いてみました。
成犬になると、トイレは外だけと決めてしまうおうちがあります。
お庭のあるご家庭では問題ありませんが、そうでない場合、外に行くことイコール散歩に出ることになります。
犬の排泄タイミングを考えると、当然のことながら人間同様食べれば出ると考えます。
これ自体は間違っていませんが、だからと言ってご飯を食べてから散歩に出るというのはあまりおすすめできません。
食後は体を消化のために使うので、出来れば休ませてあげて欲しいからです。
特に大型犬種や、胸の深い犬種は、食後の運動によって「胃捻転」という疾病を発症しやすいと言われています。
理想を言えば、成犬の場合朝一番に排泄を兼ねて散歩に出て、発散させて帰ってきてからごはん。
そのあとはゆっくり休むというルーティンを作ってあげると、仕事で留守をする場合も、犬たちを安心して置いて行くことができます。
もちろん、留守の間に気がまぎれるものを置いて行くというのも犬にとっては留守番の寂しさが紛れていいでしょう。
当然飼い主さんの生活パターンがあるので、これが全てに当てはまるわけではありませんが、留守中に寂しくて泣いてしまう犬や、悪戯ばかりして困ってしまうときなどは、心身ともに適度な疲労感を与えてから出かけると、留守中落ち着いて休む確率が高くなります。
そのためにも、犬にストレスがかかりづらい環境を作ってあげたいですね。
留守中のんびり寝るアシスタントたち。
時に見習いが遠吠えすることがありますが、基本はこんな感じです。
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