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2020年9月

2020年9月30日 (水)

犬の恐怖心

犬にやって欲しくない行動を取らないようにさせるために、『天罰方式』を使う人がいます。

例えば、インターフォンに吠える犬に、ガチャガチャと犬が嫌う大きな音をさせたり、犬の傍に何かを投げつけて犬を脅かして、その時とった行動を止めさせるというものです。

これは効果が出やすいこともあって、推奨する訓練士やトレーナーはいるようです。
以前はテレビでも放映されていました。

しかし、これはある意味、犬に恐怖心を植え付ける方法でもあります。
大きな音で驚かす方法は、その後犬が「音響シャイ」になる可能性を秘めています。

「音響シャイ」とは、雷や花火、爆裂音などの大きな音に恐怖を感じて、その音がするたびに挙動不審となり、正常な判断が出来なくなってしまう症状が出ることです。

音に対する反応は、聴覚の優れた犬にとってはもともと出やすいものです。
朝の散歩中、雨戸やシャッターが急に開いたり、何かが倒れる音にびっくりして横っ飛びしたり。
人間でも「あーびっくりした。」ということが当然犬にも起こりうるわけです。

音に敏感だからと、音に馴らすことで軽減する方法もありますが、一歩間違えるとさらに悪化してしまうこともあります。

また、その原因に飼い主が気づいていないことも多いものです。
何がトラウマになってしまうかわからないので、日々の生活の中でも注意が必要ですね。

万が一トラウマを抱えてしまった場合には、無理をしないで少しずつ馴らしたり、場合によっては投薬などによって、犬の気持ちを落ち着かせることも必要かもしれません。

精神的なダメージは人間同様犬もあとをひくことがあるので、注意が必要です。


わが家の最初のボーダー・コリー、クリスは3歳を過ぎた頃、突然「音響シャイ」を発症しました。
その後、耳が遠くなるまで10年近く、雷、花火、金属バットにボールが当たる音など、爆裂音を聞くと、外にいればすぐに家に帰りたくなり、家の中にあっては、3階の自室を抜け出し、1階の玄関前でうずくまるといった行動が繰り返されました。
一度発症すると、その音が聞こえなくなるまで何も口には出来ません。

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原因は定かではありませんが、夏場は苦しい季節だったことに違いはありません。

はっきりした理由が無くても発症する可能性があるわけですから、敢えて犬を脅かすような音を立てて、「音響シャイ」を発症しやすい状況を作ることには疑問がわきます。

トレーニング方法を考えるときも、犬への負担を考えることが必要ですね。


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2020年9月29日 (火)

デイリートレーニング:習慣にすることで回避できることもある

犬が散歩中いろいろなことを気にするのは当然のことです。
ただ、過剰に反応すると飼い主さんも刺激対象(人や犬)も困ってしまいます。
過剰な反応、いわゆるリアクティブな行動に出ないようにするには、日ごろから多くの経験を積ませてあげることが大事です。
つまり社会化をきちんと行うことが大事ということです。

社会化自体は、ブリーダーのところにいるところから始めていることが理想です。
しかし、当然のことながら、新しい飼い主さんのもとに来てからも社会化は日々続けていく必要があります。

たとえ社会化不足であっても、望ましい行動を習慣にしていくことで、ある意味リアクティブな行動を避けることは可能です。

さてお預かりのNさん、好奇心旺盛で、特に犬や人に向かって行こうとします。
もちろん、かまってほしくて行くのですが、この方結構怖いもの知らずなので、相手に嫌われないとも限りません。

そこで、早くからアイコンタクトや声かけして私の方に戻る練習を繰り返し行っています。

今日は平日の静かな公園でリードウォーク練習。

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アイコンタクトを取りながら、褒めながら歩くことを繰り返しているので、途中で犬が通ったり、子供が走ってきたりしても、習慣として私の方を見る確率が高いので、周囲ばかりを気にしてリアクティブになる確率は減ってきます。

また、気になって目を向けても、ロックする前に声をかけることで早めに気持ちを戻すことが出来ます。

周りの多くはあって当たり前、いちいち気にしなくていいということを習慣にすることも大事ですね。

※ちょうど見習いの練習をしているとき、後ろを犬連れで通る人たちがいました。
こちらをずっと気にしていて、飼い主さんにリードを引っ張られながら行く犬。
まったくこちらを意識しないで前だけ見て歩いている犬。
こちらに意識を向けて立ち止まり、15秒ほど見ていましたが、自分から視線を外して飼い主さんの元に戻った犬。
様々な犬たちを見学させていただきました。
自分から視線を外した犬は、飼い主さんが視線を外すのをちゃんと待っていました。
自分に関係ないと犬に判断させることが大事ですね。
先日書いた「待つ」を実践していらっしゃる飼主さんでした。


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ドッグトレーニング:ベーシッククラス10月期生参加者募集!

横浜のワンダフルステップスタジオで開催している、ドッグトレーニングのベーシッククラス10月期生を募集しています。

日常生活で最低限必要なマナーや、ドッグスポーツの基礎となるベーシックトレーニング、どのように教えると犬にわかりやすいのか。
力の強制トレーニングではなく、犬が行動を取りやすい環境を作りながら一歩ずつ学んでいただきます。

他の犬が気になってしまう犬の場合は、ディストラクションがある中で少しずつハードルを上げていく練習など、参加犬に合わせて行うグループレッスンです。

毎月第三水曜日の10:00から。
※10月21日スタート
スケジュール等の詳細は以下をご確認ください。

http://wanbywan.com/lesson.htm#basic_ws

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2020年9月28日 (月)

ドッグトレーニング:リードに頼り過ぎない

最近、お散歩中の愛犬の逃走話がたて続けに耳にはいってきました。
幸いどの子も無事におうちに帰ることが出来て何よりです。

さて、わが家の犬たちはパピーの頃からロングリードを使ったトレーニングを行っています。
お預かりのNさんも例外ではありません。

202009282

クライアントさんの場合も、お散歩レッスンが始まるころのパピーさんには必ずロングリードレッスンを体験していただいています。

なぜロングリードかと言うと、リードを外したら絶対に戻って来られないレベルの犬たちにとって、通常のお散歩リードの長さではどうしてもリードの長さが犬の行動を抑制してしまうので、リードが付いているなかで、自分で考えることを教えていくために、ロングリードを使ってトレーニングを行います。

例えば自分から気になる物や怖いものに近づいて行こうと思っても、いつも飼い主が後ろでリードを止めてしまえば好奇心を満足させることはできません。反対に、怖いものがあってその場から離れたいと思っても、飼い主がその場から離れない限り、飼い主の持っているリードの長さでは、1メートルぐらいしか離れることが出来ません。

さらに、リードの長さが短いと、犬が自分から飼い主のもとに戻る行動を引き出しづらくなります。
つまり、リードが張るから犬が飼い主について行くという構図ができ、リードが張らなければ犬はついて行かないという結果につながる可能性がでてくるからです。

リードが張っていなくても、ハンドラー(飼い主)の存在を意識して欲しいので、距離を取りながら犬の行動を確認していきます。

画像のNさんも、私より先を歩いていますが、自分から振り返ったら褒めてあげることで、自発的に私の方に戻って来るという行動を強化しています。

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たまたま先日Nさんのロングリードを使った呼び戻し練習を動画で撮ったのでご参考までに。
このときは、リードが緩んでいるときにNさんが私にアテンションを向けたら褒め、リードが張る前に呼び戻すことを繰り返しています。
この時使用しているリードは5メートルリードです。



ここで重要なのは、リードを張らせないこと。
当然フレキシブルリードはリードを張らない状態にし続けると犬の足に絡んだりする可能性があるので使えません。
手で手繰り寄せたり、送り出したりという細かい作業も必要です。

ロングリードはリードが離せない愛犬を自由に走らせるためだけでなく、自分から戻って来られるようにする練習にも効果的ですので、是非使ってみてください。

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12月ラリーオビディエンストライアル参加者募集!

来る1219日(土)、山中湖のドッグリゾートワフ屋内ドッグランにてWCRL規定のラリーオビディエンストライアルを開催します。

WanByWan
では年間4回ラリオビトライアルを開催していますが、今年の6月はコロナ禍のため中止となりました。
9
月は三密を避け、コロナ感染予防をしながら無事開催することができました。
1219日(土)は今年最後のとなります。

募集要項は以下の通りです。
開催クラス:LEVEL1A、LEVEL1BLEVEL2ALEVEL2BLEVEL3ALEVEL3B、ベテランA、ベテランB

エントリーフィー:5,000円(1エントリー)
WCRL
登録費用:4,500円(当方で代理で登録する場合1頭につき)
※ご自身でWCRLあるいはUSDAAのサイトから登録可能


🍀下記の内容をメールにてお送りください。

送り先メールアドレス:info@wanbywan.com

【件名】ラリーオビディエンス参加希望

1.WCRLあるいはUSDAA登録について:
 済んでいる(犬の登録番号:      )
 済んでいない:同時登録希望する(4,500円) / 自分でする
2.ハンドラー名(アルファベット):
3.
犬の名前(アルファベット)
4.犬種および性別:
5.犬の生年月日:
6.犬の体高(肩の位置で):
7.参加クラス:LEVEL1ALEVEL1BLEVEL2ALEVEL2BLEVEL3ALEVEL3B、ベテランA、ベテランB
 ※参加クラスについては参加資格の詳細をご確認の上、対象クラスのみ残してください。
 ※LEVEL1LEVEL2LEVEL3、ベテラン同時参加も可能ですが、各レベルとも3回クォリファイしないと、上位レベルのクォリファイが有効になりません。
8.
参加者のご住所:
9.
ハンドラーの連絡先(日中連絡のつく電話番号):
10.課目修正申請がある場合は以下にお書きください。
 例:ハードルの高さを〇〇センチにしてほしい。
11.お弁当の数
12.woof
ご同伴者様の数・・・大人名 子供名 犬
13.woof
ご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人名 子供名 犬

お申込みは20201017日(土)20:00から、上記の内容をメールでお送りください。
お申込み締切:1128日(土)

皆様のお申込みお待ちしております。

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2020年9月27日 (日)

新しい習慣作り

今日はNさんを連れてパピーさんのレッスン。
ようやく天気も良くなったので、外でお散歩の様子を拝見することに。

ディストラクションは同伴したNさん。
N
さんは集中が取れれば、自分から他の犬に向かって行かないし、
たとえ興味があっても、声をかければすぐに戻って来られるので、
まずは、Nさんとの距離をはかりながら、アテンションを取る練習をしていただきました。

最初はNさんが気になってなかなか飼い主さんの声が耳に届きませんでしたが、何度か繰り返すうちに、飼い主さんへの反応が良くなってきました。

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その後おうちの中でハウストレーニング。

ハウス好きなNさんが自分から入っていくのを見て、Kさんも入ってみようかなと思ってみたようです。

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フリーにされた二頭はエンドレスで遊ぶ勢い。

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時折Nさんをサークルに入れて強制休憩。

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それでも、くっついていたいようです。

新しい習慣は少しずつ身に付けて行きましょう。

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2020年9月26日 (土)

2021年春の3Daysイベントの日程決定!

半年に一度のドッグダンスイベントが今月終わったばかりですが、来春の日程が決まりましたので、ご案内いたします。

🍀3
月26日(金):アドバイス付ドッグダンス練習会
アドバイザー:菅沼礼子氏(Homecare for Animals代表)、三井(WanByWan代表)

🍀3
月27日(土):ドッグダンスリハーサルショウ
講評:三井

🍀3
月28日(日):WCRL規定ラリーオビディエンストライアル
ジャッジ:川端千賀子氏(WCRL公認ジャッジ)、三井(WCRL公認ジャッジ)

詳細は後日改めてご案内差し上げますが、会場となりますドッグリゾートワフの宿泊予約が今月末日より解禁となりますので、日程のみお知らせさせていただきました。

 

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Fujisan


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2020年9月25日 (金)

犬同士のコミュニケーション

「犬の友達は必要か。」と聞かれると、個人的にはマストではないと思っていますが、犬が犬から学ぶ部分はとても多いので、他の犬と接することは大事だと思っています。

成犬になってしまうと、打ち解けあうまでには時間がかかってしまうのは犬も人と同じなので、道端ですれ違う程度ではなかなかよい関係は築けないものです。
そこで、機会があれば子犬時代に他の犬と接触する時間を設けることはとても有効です。
それは「パピーパーティ」とはちょっと違います。
多数の子犬が同時に解放されるケースでは、力関係が複雑になってしまい、人間の介入するタイミングが難しいものです。
出来れば2頭からスタートするといいでしょう。
同世代の犬や模範となる大人の犬とのコミュニケーションはとても重要です。

今回ほぼ月齢の近いMさんのお宅にお預かりのNさんを同伴しました。
さすがに他の犬との接触機会が多いNさんはすぐに主導権を握り、「遊ぼう!」モード全開でMさんのところに行きます。

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最初はちょっと逃げ越しだったMさんも、休憩を入れながら何回か遊ぶセッションを設けたところ、後半は自分から興味を持ってNさんの方に行かれるまでになりました。

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二頭が戯れる中、私がNさんをリコールしたあと、Mさんも呼び戻していただき、トリーツをあげたり、褒めたりしたあとまたリリースしていただくというように、遊びの中での呼び戻し練習もやっていただきました。

飼主の元に戻ると捕まってしまうと思うと、犬もなかなか戻って来ないというのがドッグランなどで一般的によく見られる状況ですので、戻ったら必ずまた遊んできていいというように自由にしてあげると戻ってきやすい子になります。

お互いが少し親しくなれたところで、本来の目的であったMさんのお散歩が少し楽しくなるように、Nさん同伴で外に出ました。

どうしてもマンションのエントランスから離れるのに勇気が必要なMさんでしたが、今回怖いもの知らずのNさんを同伴したことで、いつもよりは外に出ようという気持ちになってもらうことが出来ました。

怖いものがまだまだ沢山ある時期ですので、少しずつ克服できる環境づくりのお手伝いをしていきます。


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2020年9月24日 (木)

「待つ」ことの重要性

ドッグトレーニングにおいては、常に忍耐力が欠かせません。
つまり、「待つ」ことです。

人間の子供同様、愛犬に何かを伝えて学習してもらうには時間がかかるということを忘れてはいけません。

例えば見習いVincentがお預かりのNさんを受け入れるまでに10日間。
引っ越し先の新しい環境に慣れるまでに数か月。
子犬がトイレの場所を覚えるまでに数日から数週間。
などなど。

特に保護された犬の場合、前の環境との差が大きく影響します。
野犬のような暮らしだったのか、多頭飼育崩壊だったのか、やむを得ない理由で愛情ある家族から別れることになったのか。
まっさらな子犬と違って、成犬にはそれまでの経験値があるので、新しい環境をすぐ受け入れられるとは限りません。

特に苦手なものを受け入れられるようになるまでにはそれなりの時間が必要とされます。

男性や子供と会ったことのない環境で5年ほど暮らしてきた犬にとって、男性や子供を受け入れるには時間がかかります。
もともと男性の低い声や、子供の予測できない動きに苦手な犬は少なくありません。
無理せず、少しずつ、犬の方から寄ってきてくれるのを待つことから始めます。
場合によっては魅力的なものを提供して、その時間を少し早める方法も効果的です。
それはまるで、気になる相手が自分に興味を持ってくれるようにするための恋の駆け引きのようなものです。
焦らず、ゆっくり。
無理して逃げられないように。

午前中のプライベートレッスンでは、Lさんがちょっと苦手だったハウスに自分から入ってくれるようになりました。
ハウストレーニングも無理せず、その気になるまで待ちましょう。
もちろん、トリーツなど、その気になりやすいものはどんどん使っていきましょう。

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2020年9月23日 (水)

子犬のトイレトレーニング

子犬が家族に加わって一番気になるところ(問題になるところ)がトイレです。
どう問題になるかと言えば、子犬がところかまわず排泄をしてしまい、トイレの場所を覚えないということ。

そこで「トイレトレーニング」なるものが必要となってくるわけですが、「トイレトレーニング」の目標は、家の中のトイレの場所を覚えることだけではありません。
家の中だけでなく、外出先においても、排泄してもいい場所を飼い主さんに教えてもらったら、そこで排泄するようになるということです。
簡単に言うと、「排泄コントロール」です。

「コントロール」と聞くと、犬の自主性を重んじる人たちの中には違和感を感じる人もいるかもしれませんが、犬は一人で生きているわけではなく、人間社会の中での共同生活を営む上では、ある意味保護者である人間によるコントロールは必要です。

日常の散歩でよそのお宅の玄関前だったり、あるいは旅先のホテルのエントランスだったり、排泄して困る場所ではしてほしくないので、我慢が出来なくなる前に、排泄してもいい場所を飼い主さんに教えてもらったらそこで済ませるようになるということです。

「そんなの無理。」とおっしゃる方もいます。
「人間だって行きたいときに行くんだから。」

確かにそうですが、小さいお子さんとのお出かけのとき、「トイレに行ってからお出かけしましょう。」や、ドライブの時、「サービスエリアでトイレによって済ませましょう。」というのは当たり前の話ですから、犬だって促すことでできないはずはないのです。

しかし、そのためには、トイレを促す言葉を犬に教えることが重要なポイント。

先日クライアントさんのお宅にあがるので、アシスタントのニコルを車から降ろしたとき、地面にトイレシーツを敷いて促しました。
朝夕二回のトイレが日常の習慣となっているアシスタントですが、緊張したり、いつも以上に頭や体を使えば代謝がよくなり、排泄したくならないとも限りません。
そこで、おうちに入る前に済ませてくれるようお願いしたわけです。

このときクライアントさんが、「必ずトイレシーツを敷くんですか?」と尋ねてこられました。
地面の状態が土出なければ必ず敷きます。
なぜなら、アスファルトやタイルなどに排尿してしまうと、匂いやシミが残ってしまい、周囲にご迷惑をかけてしまうからです。
小型犬の場合量が少ないので被害も多くないかもしれませんが、中大型犬は厚めのトイレシーツがずっしり重くなるほどの量です。
不用意な垂れ流しは出来ません。

「トイレシーツで排泄なんてかわいそう」と思う人もいるかもしれません。
おうちの周りが自然満載だったり、ご自宅の中ではどこでも排泄していいと犬に教えてしまっている場合、急にトイレシーツでの排泄はストレスフルかもしれませんが、日々の繰り返しでトレーニングが出来ている犬にとっては、我慢させるよりは健康的だと思います。

表参道のイルミネーションが綺麗だったころ、観光客や、お酒の入った方が、トイレが無いために路地裏で排泄したことで、住民の大迷惑になったことがありました。

「犬は吠えるものだよ。」
「犬は排泄するものだよ。」
と寛大な目で見てくれる人ばかりではありません。
未だに「畜生」呼ばわりする人もいます。

人間社会でお互い思いやりを持って暮らしていくためには、努力や工夫も必要ですね。

お預かりのNさん、4日ほど前から朝散歩で、トイレのキューを出してあげると、アシスタントたちと同じタイミングで排泄出来るようになってきました。

 

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これで、横断歩道上などで突然もよおして困ってしまうことがなくなるでしょう。

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2020年9月22日 (火)

犬の居場所

犬の居場所は各家庭によって当然異なります。
家じゅうどこでもアクセスしていい家庭、入っていはいけない部屋がある家庭、寝室以外はOKの家庭など様々です。

しかし、例えどの部屋にいてもいいルールであったとしても、落ち着いて寝られる場所を提供してあげることが一番重要なポイントになってきます。
中には、いつも人の後ろをついて歩くタイプの犬もいますが、ある意味その子は不安を抱えているために、よりどころとなる人の傍を離れられないとも言えます。
※人間を管理したくて見張っているタイプの犬もいます。

いつもいる場所が決まっていて、家の中で家族が動き回っていても、ある程度家族の行動パターンがわかってくるといちいち後ろをくっついて歩かなくても、見送った後自分の場所に戻って休むことが出来ます。

以前某テレビ番組で、留守中の犬の様子を撮影したものがありました。
ご主人が出かけた後、居間に戻ってソファでくつろぐ犬、悪戯をする犬、玄関ドアの前でひたすらご主人の帰りを待つ犬など様々でした。

ドアの前で待っている犬はご主人の帰りを一日千秋の思いで待っているかのようで、飼い主としては嬉しい限りですが、留守中はのんびり寝ていてくれるとある意味安心です。

以前分離不安になってしまった犬のことを書きました。
ご主人が出かけた後、ずっとリビングのドアの前で二足立ちしてドアをひっかいている様子はあまりにも可哀そうした。

私も家にIPカメラをつけているので、留守中の犬たちの様子を確認していますが、大概はハウスに入って寝ているかソファに乗って寝ているか、水を飲みに立つか、床で行き倒れているかというところなので、安心して仕事に励むことが出来ますが、たまに見習いが天を仰いでいると、「遠吠えか・・・。」とちょっと心配になります。

人と犬とのスタンスはあまりべったりしすぎても、一緒にいられないときに多くのストレスを感じさせてしまいます。
犬にとっては一人でいる時間も大事。

今日カウンセリングに伺ったK君。
クレート(ハウス)に慣れていないので、いつもご家族の足元など、そばにいることで安心しているようです。
静かに寝そべっていてくれることはとてもいいことなのですが、クレートに入ってリラックスできることも覚えてくれると、これからの長い共同生活の中で、無用なストレスを回避することもできるのでクレートトレーニングを行いました。

今のK君にとっては、ご家族から離れた場所のクレートは隔離感満載で、落ち着ける場所とは言い難かった、クレートの位置をご家族がいらっしゃるダイニングに移動していただき、その前にお気に入りのマットを置いてみました。

クレートトレーニングを2セッションほどおこなった後、自分からクレートの前のマットにいってお昼寝。

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今まではクレートの傍にさえ近寄らなかったというお話だったので大進歩でした。

クレートの設置場所も考慮するとクレートトレーニングも進めやすいかもしれませんね。

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2020年9月21日 (月)

ドッグダンス:プラットフォームの活用

今日はDogLifeDesignさんでのプライベートレッスンがありました。

Rさんは、何年も通ってくださっているベテランさんです。

コロナ禍の中では、ご自宅で基本トレーニングをやってくださっていたので、今日のレッスンもスムースに始められました。

またプラットフォームに対しての認識も強化していただいていたので、今回は遠隔作業の練習をすることにしました。


単独バックの練習も以前からやっていただいていたので、今回はプラットフォーム上での作業と、プラットフォームまでバックする作業をコンバインさせることに。

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急に遠隔での作業をお願いすると、犬はどうしてもハンドラーの方に戻ろうとしてしまうので、最初にプラットフォームへの意識づけをしておくと、その場で落ち着いて作業が出来るようになります。

プラットフォームはヒールポジションの意識づけにも使っていますが、遠隔作業においても有効なので、是非取り入れてみてください。


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2020年9月20日 (日)

ドッグトレーニング:パターンで教えない

犬の学習レベルを確認するだけでなく、飼主さんと犬との関係性を確認する指標のひとつとして、カウンセリングシートの中には犬が出来ることにチェックを入れていただく欄があります。
項目は、「オスワリ」「フセ」や「マテ」などの基礎の行動です。

全くできませんと言うのはパピーさんのときだけで、生後67か月を過ぎた犬の場合は、どれかしらにチェックが入っていて、飼い主さんも出来ると信じていることが多いものです。

しかし、実際にお宅に伺って見てみると、出来たり出来なかったりということが多くあります。

いわば「出来る」の認識の違いです。

例えば、3回言って一度でも出来れば「出来る」と考えるか、一度お願いしたらすぐやってくれることを「出来る」と考えるかは飼主さん次第です。

特に、「出来る」と確信していらっしゃる方の中には、「ごはんの前には必ずやっているので出来ます。」という方が多いようです。
しかし、ごはんの前の一連の儀式としては出来ても、目の前にごはんが無かったらどうでしょう。

さらに、「オスワリ、お手、おかわり、マテ、ヨシ」というパターンで教えていらっしゃる場合が多く、「おかわり」という単体の行動だけお願いしてもできなかったりすることはよくあります。

同様に、「フセ」させてくださいとお願いすると、必ず「オスワリ」⇒「フセ」と指示を出す方がいらっしゃいます。
「オスワリ」はお願いしていないので、「フセ」だけさせてくださいというと、これまた出来ない場合が多いものです。
つまり、犬の頭の中は、「フセ」は「オスワリ」の次に来るものとインプットされているので、「フセ」だけ言うと、座ってから伏せるという行動になってしまうわけです。

体の使い方として、「オスワリ」の姿勢から「フセ」をする場合だけでなく、立っている状態から「フセ」をする方法も同時に教えてあげると誤解を招くことは少なくなるでしょう。

今日はお預かりのNさんに「フセ」の姿勢を初めて教えてみました。
立っている状態からトリーツで「フセ」の姿勢に誘導しようとしたのですが、全く伏せる気配はありませんでした。
そこで、私の足の下をくぐってもらうことに。

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普段やったことがない行動は言葉で言っても当然わからないので、その行動が出やすい環境を作って誘導してあげるとわかりやすいですね。

どんなに小さくしても、トリーツがすぐに食べられないため、食べながら歩きだしてしまい、作業が持続できない難しさがあるNさんですが、少しずつ繰り返して教えています。


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2020年9月19日 (土)

基礎オビレッスン

今日は横浜での基礎オビレッスンでした。

参加犬はドッグダンス歴の長いベテランや、思春期真っ盛りの若いオス犬、
そして、今回初めてドッグダンスに興味を持たれた若い女の子。
それぞれの課題に合わせてのレッスンとなりました。

おうちでいろいろなことが出来るようになっても、実際外でやろうとするとうまく行かないことが多いのが犬のトレーニング。
それはどんな犬にも共通した課題でもあります。

そこで、課題の内容によってはディストラクションを入れながら、精度をあげる練習。

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若いオス犬は、やることを正確に伝える練習。

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参加犬によっては、グループレッスンそのものに馴れる練習。

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同行したNちゃんも、自分がディストラクションになったり、ディストラクションがあっても呼び戻しが出来る練習をやってみました。

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「鉄は熱いうちに・・・」ではないですが、若い犬は多くのことを素早く吸収してくれるので、しっかり定着できるかどうかはハンドラー次第。

上手に正しい方向に導いてあげましょう。

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2020年9月18日 (金)

犬同士の挨拶は難しい

子犬の頃は母犬や兄妹犬たちと一緒に過ごせたとしても、その後上手に社会化を進めて行かないと、犬との関わり方を学習するのは意外と難しかったりします。

飼主さんの中には、愛犬に犬友がいないとかわいそうな気がしてしまい、お散歩で他の犬と出会うと、むやみに近づけて友達を作らせようとする方がいます。
しかし、犬も人間同様初対面の相手に対しては緊張するものです。

姿勢を低くしながら、自分が敵意を持っていないと上手にアピールできる犬もいますが、中には真正面から相手に向かっていくタイプの犬もいて、来られた方はどうしていいかわからず、逃げようとしたり、反撃に出る犬もいます。
犬同士だから全て言葉が通じるわけではないからです。

子犬に犬友を作ろうとして、相手の犬の状況がわからず近づければ嫌がられる場合もありますし、ましてやドッグランに入れてしまうと、怖い思いをさせてしまわないとも限りません。

「犬はお尻の匂いを嗅ぎあって挨拶をする。」というのは確かに間違いではありませんが、最初から相手のお尻に顔を突っ込めるわけでもなく、犬によっては嫌がられることもあります。

また、うまく行かない原因には、お互いがリードに繋がれていることや、お互いの飼い主がそばにいるので、犬の精神状態がニュートラルでないことが考えられます。
嫌ならいつでも「逃げる」という選択肢を与えてあげることが重要なポイントです。

今日のプライベートレッスンは生後5か月のお嬢さんが、外でなかなかよその犬とうまく挨拶ができないということだったので、アシスタントを同伴しました。

個人的には、犬同士の挨拶の中には、道端で相手を認識しても、特に無用な興奮をすることなく、さらっとすれ違えることも含まれていると考えています。
もちろん、どの犬も冷静にさらっと挨拶が出来るわけではないので、場合によっては「避ける」という選択を余儀なくされる場合もあります。

いずれにしても、他の犬に対して大して興奮することなく、マイペースでいられるアシスタントと一緒に伺ったところ、最初Lさんはいろいろな意味で大興奮でしたが、アシスタントとの距離を強要されることがないので、自分から近寄ったり離れたりしながら安全を確保し、次第に自分に向かってこないアシスタントに対して落ち着いて接することが出来るようになりました。
後半はようやくこっそりアシスタントの後ろに回って匂い嗅ぎもできました。

さらに、勝手に座ったり伏せたりするたびに褒められるアシスタントの真似をして、私に飛びつくより、「オスワリ」や「フセ」の方がメリットがあると学習したLさん、アシスタントの横で同じように伏せてくれました。

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犬はいて当たり前。
いちいち大興奮することなく、平常心が保てるように経験値が積んでいかれるといいですね。

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2020年9月17日 (木)

ドッグダンス:ポジションへの入り方

今日はDogLifeDesignさんでのドッグダンスプライベートレッスン。

Pさんと一緒に踊りたい曲が決まったので、少しずつ具現化するお手伝い。

まずは、Pさんに出来ることをあげてもらい、その完成度をレベル分けと、曲の拍数を確認。

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完成度の低い動きをルーティンに入れるには完成度を上げる練習が必要になるので、今日はちょっとサポートが必要な動きの精度アップ。
そのひとつが足の間のポジションでした。
基本は左右のヒールポジションですが、これらのポジションと違い、日常的にあまり使わない足間のポジションはなかなか身につきにくいものです。

ポジションとして教えても、そのポジションへの入り方がわからないと、犬は言われてもすぐ行動に移せなかったりします。
そこで、ポジションに対する認識を確かなものにするために、いろいろな方向から入れるように教えてあげることにしました。

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様々な方向から入れるようになると、動きもスムースになりますね。


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2020年9月16日 (水)

散歩はいらない?

お預かりの小型犬が来て丸一か月。
ある時期から食欲にムラが出始めました。

何しろフード一粒召し上がるのに、結構時間がかかっています。
そのため、トレーニングにフードを使うと、これまた飲み込むまでに時間がかかり、何を褒められたのか忘れてしまうほど。

いずれにしても、まだ1.8キロ弱の体重の子犬では、口の大きさも小さく、バクバク食べるというにはほど遠い状態です。

でも、なんとしても食べてもらうためにはどうするか。
やはりお腹を空かしてもらうほかありません。

そこで、散歩に連れ出したり、見習いが遊びに誘ったりと、いろいろ工夫しています。

ペットショップで子犬を入手するとき、「この犬種は散歩の必要がありません。」と言われる小型犬がいるそうです。
なぜでしょう。
小さいから?

いえいえ、小さくたって犬であることに変わりはありません。

外に連れ出すことには様々なメリットがあります。
自分の足で歩くことで、様々な刺激を自分で確かめ、納得して自信を持つことができます。
視覚、聴覚、嗅覚や触感などが、多くの刺激を犬に与え、犬はそれを自分で分析します。
怖いこともあるでしょう、好奇心をくすぐられることもあるでしょう。
全てが脳を活性化させる大きな要因です。

エネルギーを暇つぶしに使うのではなく、外的刺激を受けながら、自ら体を動かすことが子犬の成長には欠かせません。

そんな刺激がゼロのお散歩なし生活の中で、都合のいい時だけ外に連れ出し、「ドッグカフェでお茶」とか、犬たちが沢山集まるイベントで冷静にしていてもらおうというのはまず無理でしょう。

長時間歩かなくても、外に出て日常生活音に馴らしてあげることで、その後の15年以上のドッグライフのストレスが大きく軽減されるはずです。

散歩がいらない犬はいません。
お散歩があまり得意でない方は、犬ではなくネコの方がいいパートナーになってくれるかもしれませんね。

今日のお客様は、人間の足の横に来る練習。
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お散歩中、楽しそうにピョンピョンしつつ、会う人会う人に興味を示してついていきそうになってしまいます。
少しでも「ヒール」の意味が分かってくれると危険回避にもなるので、もう少し頑張って伝えていきます。


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2020年9月15日 (火)

行動改善には根気が必要

コロナ禍の影響は犬たちにも出ていることは以前にも書きました。
およそ3か月の自粛生活が終わって日常が戻ってきたころ、急に分離不安症状が出てお留守番がストレスになってしまった犬たちがいます。

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月にカウンセリングに伺ってから3か月弱のMさん。
負担になっていたお留守番をどうにか自身で乗り越えられるようになりました。
嬉しいことです。

ただ、分離不安症が治ったわけではありません。
おうちの中でも、ママの姿が見えなくなると、ドアに向かって二足立ちし、ずっと前足でドアをひっかいています。

今回Mさんの行動改善の目標は、安心して留守番できる環境づくりでした。

当初サークルでの留守番において、この二足立ちは数時間繰り返され、体重が落ちたり、足の裏が剥けるという弊害が出ていたので、腰にもよくない二足立ちを止めてもらうためには、二足立ちが出来ない環境を作ることが早急に求められました。

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そこで、サークルの中にクレート(ハウス)を設置し、クレートが心地よい場所と刷り込むこと数か月。
先日ようやく、外出後5分でクレートの中で静かに休めるようになったとお伺いしました。
まずは一安心です。
体重も戻ってきたので、獣医さんからも投薬の必要なしと言われたそうです。

M
さんの一番の問題は分離不安からくる常道行動でしたが、クレートの活用だけでなく、今回は普段苦手と言うことでほとんど行っていなかったお散歩を復活させていただき、外からの刺激で脳の活性化を図りつつ、ご家族でMさんと遊ぶ時間やトレーニングの時間を作って、コミュニケーションを取ることもお願いしてきました。

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少しずつ自信が付けば、精神的な安定にも繋がりますし、遊びや散歩による心身ともに心地よい疲労感は、余分なエネルギーを使わせずに済みます。

生活全体を見直すとともに、Mさんのストレス軽減に役立ついくつかの方法を取り入れていただいたことで、お留守番のストレスが大分軽減されたのではないかと思います。

飼主さんの日々の努力の結果ですね。
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歳と言う年齢もあり、行動を改善するにはかなり時間がかかると思われましたが、早くに効果が表れてなによりでした。

今は自分から進んで入っていられるようになったので、お留守番だけでなく、部屋からママが出て行っても、クレートの中で安心して待っていられるように、これからも日常的にクレートを活用していただくといいと思います。

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少しずつ涼しい時期になってきましたので、お散歩自体も楽しんで行かれるようになると、脳にもいい刺激が与えられると思います。

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愛犬の行動を変えるには多少時間がかかります。
飼主さんが根気よく続けてくださると、結果も早く出ますね。
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2020年9月14日 (月)

犬のパーソナルスペース

コロナ禍にあって、ソーシャルディスタンスという言葉があたりまえになってきている昨今ですが、実は犬にも相手の犬(人、モノなど)との距離がとても重要なポイントになります。

コロナの距離とは別に、エレベーターにたった一人で乗っているとき、後から乗ってきた人が自分のすぐ横に立った、目の前に立たれたら、誰だって嫌ですよね。
いわゆる知らない人(モノ)との距離は誰だって取りたい。

犬も同様です。
仲のいい犬たちであれば、プロレスだって楽しいし、そばで匂いを嗅がれたり、口を舐められたって我慢はできますが、知らない犬がズンズン向かって来たら犬だって緊張します。
犬にだってパーソナルスペースがあるので、そのスペースが広い子の場合、むやみに近づけば無用な興奮をさせてしまうことになります。

今日個人のFacebookでちょっと愚痴ってしまいましたが、トイレ中の我が家の犬たちに犬を近づけてきた方がいたので、犬を遠ざけてくださるようお願いしたところ、意図がうまく伝わらなかったようです。

犬たちのこと、沢山学べる機会が増えているにも関わらず、未だに犬同士を無理やり近づけて友達を作ろうとする飼い主さんがいたり、自分の犬は大丈夫だからと、見ず知らずの犬に自分の犬を近づけようとする人がいるというコメントを頂きました。
確かに、子犬であれば犬友を作りたいと思う気持ちはよくわかりますが、何分相手がいるはなし。
子犬にとっても選択肢は必要ですし、
相手の犬が嫌がっていれば無理に近づけることでお互いよくないトラウマを作らないとも限りません。

不用意に知らない犬に自分の犬を近づけない。
遠ざけて欲しいと言われたら、気分を害することなく、「犬が苦手なんだな。」と理解して、遠ざかってあげるようにしましょう。

誰にでもフレンドリーな犬を持っている人はある意味羨ましいですが、誰とでも友達になろうと興奮する犬を持っている人は大変です。
ハンドラーそっちのけで他の犬に突進していけば、返り討ちにあわないとも限らないですし、ましてや愛犬とドッグスポーツを楽しもうと思ったら、ハンドラーへの集中より、他の犬が気になって、協働作業はうまく行かないでしょう。

いずれにしても、自分の犬のコントロールは気合を入れて頑張りましょう(自戒も含め)。

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わが家は今預かり犬もいるので、犬たちの反応もそれぞれ違ったりします。

この日は、近づいてくる犬に思い切り吠えていたのはNちゃんで、アシスタントと見習いは気にしていませんでした。
その時々で犬たちの態度は変わるので、「うちのコは大丈夫」はあてにならないかもしれませんね。

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2020年9月13日 (日)

引っ張り癖のはなし

愛犬との理想的なお散歩はどんな感じでしょうか。

よく、犬が人間の前を歩くのは良くないということを言う人がいます。
確かにあまり前の方を歩いていれば、出会い頭などの危険回避ができないので、ある程度ハンドラーとの距離はつめておいて欲しいものです。
しかしお散歩なので、ぴったり脚側で歩く必要はないし、時には周囲の匂いが気になることもあるでしょう。
ハンドラーの後ろからトボトボついてくるというのも私はあまり好きではありません。
ある意味犬の様子がわからないということもあるからです。

今預かりの小型犬がいるので、3頭並列であるくのは周りの迷惑になるので、見習いが多少前め、アシスタントが真横、小型犬が若干後ろ目で歩いています。
ボーダー・コリーの歩調に合わせているので、当然小型犬はせっせと回転数を上げながら付いてきている感じです。

秩序立てて歩いてくれているのならまだいいのですが、時に見習いが先に行こうとするので、その場合は止まることにしています。
引っ張っても先には行けないことが何度か繰り返されると、ようやくこちらを気にしてスピード調整してくれますが、毎回出だしは引っ張り気味です。
それでも、しつこく止まって一人で散歩に行くのではないことを伝え続けます。

先日「犬と怪我」の話を書きました。
子犬の頃は可愛らしく先を小走りする犬を微笑ましく見ていられても、体が大きくなってくると笑ってはいられません。

私が初代ボーダー・コリーを迎えたころ、同胎の子を迎える予定だった方がいらっしゃいました。
ところが、ご家族の反対にあい、話は流れてしまいました。
理由は、ボーダー・コリーのような活動犬のハンドリングは奥様には無理だろうと言われたからだそうです。

その後なぜかそのおうちにはゴールデンレトリバーがやってきました。
そして、しばらくすると、奥様は腱鞘炎になられたそうです。

体重が重ければ、それだけ引っ張りを制御するのは大変です。
「引っ張ったら止まる」という簡単な作業であっても、相手の体重が30キロ前後ともなれば、簡単には止められません。
体重が重くなる前から、引っ張ったら止まる練習をしていなくては、押さえられなくなってしまいます。

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引っ張りの対処には、前に行きたい犬にとって、前に進むこと自体が報酬になっているので、その報酬を得るためにはどうすればいいのかと教える方法と、ハンドラーにアテンションを向けてそばを歩くとどんないいことがあるかということを教える方法があります。
両方組み合わせて使ってもいいですし、どちらかに特化してもいいでしょう。
犬の性格によっても、どちらの方が早く覚えられるか変わってくるでしょう。

要は、引っ張ってもハンドラーがどこへでもついて来ると学習してしまうと、なかなか治らないということです。
早め早めに対処していきましょう。

引っ張るからとハーネスを敬遠される人もいますが、犬の健康や安全面を考えると、カラー(首輪)で制御するのはあまりよくないので、引っ張る犬ほどハーネスを使った方が犬のためにはいいでしょう。


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2020年9月12日 (土)

犬は犬から学びます

今日は久しぶりにアシスタントニコル同伴のプライベートレッスンでした。

あいにくの雨で、お散歩練習が出来なかったため、犬との交流の仕方や、散歩中気になるものがあった時の対処法と、ハウストレーニングを行いました。

アシスタントは1歳前からパピーレッスンに同伴していたこともあり、子犬の対応はお手のものでしたが、さすがに5月に9歳を迎えたこともあり、パピーレッスンでは無理に遊ばなくてもいいと伝えています。
アシスタントの仕事は、犬は世の中にいて当たり前で、どの子も一緒に遊ぶとは限らないし、度を超すと叱られることもあるということを教えてあげることでした。

前回お預かりのNちゃんを同伴した時は、一緒の遊び始めてしまったため、途中で強制休憩をいれましたが、今回はその懸念がないので、ニコルにお任せしました。

しつこくついてまわられてもマイペースでお宅拝見モード。
子犬はニコルの後ろをついて歩きながら、こっそり匂いを嗅いだりしています。

ニコルが私の傍に戻ってきてオスワリをしたりフセをすれば、私は思い切り褒めておやつをあげます。
すると子犬も自分からそばに来てニコルと並んでオスワリをするように。
当然褒められてオヤツももらえるので、自発的に座る確率が高くなってきます。
誰もオスワリしなさいと言っていないのに、座ればいいことがあるとちゃんと見て学んでいるわけですね。

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その後も、ちょっと入るのに時間のかかるハウスも、ゲーム感覚のトレーニングで、いつの間にか自分から入るようになりました。

犬たちはちゃんと学んで進化しています。
いいことは沢山褒めて強化してあげましょう。

※犬は犬から学びますが、先輩犬がお手本になれるレベルでないと、単に楽しくつるむ仲間が増えるだけなので、二頭目を考えるときは、先住犬のレベルをよく見極めてから決めましょう。

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2020年9月11日 (金)

犬と怪我

犬を飼っていれば、人間(飼い主)の怪我は当然想定内です。
子犬の頃はじゃれついて甘噛みをしたり、踏みそうなのを避けようとして躓いたり。
大人になれば引っ張られて転んだり、体当たりされて打ち身になったり。

私も犬が原因で何度か骨折しています。
半年ほど賃貸生活を送っていた時、塀の向こうから急に人が顔を出してびっくりしたニキーが網戸に突進したため、慌てて首輪を掴もうとして室内で転倒。

咄嗟に貸家の網戸を突き破ったらまずいと思ったケチ根性からですね。
左足の小指を骨折しました。
たかが小指、されど小指で、しばらくは足を地面に付けられず、自転車と車を乗り継いで移動しなければいけなくなりました。

その数年後、公園でのんびり読書を楽しんでいた時、突然目の前をスケートボードが通過し、過剰反応したハンスと尻馬にのったニキーを止めようとしたところ、パワーが強すぎてリードを握っていた左手薬指を骨折しました。
それでもリードは離せませんでした。
この後しばらく指が固定されてしまったのでリードが握れなくなり、肩掛けリードで3頭繋いで散歩に行っていました。
かれこれ20年ぐらい前のことです。

ボーダー・コリーと暮らすと怪我は日常茶飯事とも言えます。
そもそもの原因は私の不注意です。
つまり、危険予知が足りないことから起こったアクシデントと言えるでしょう。
しかし、自分が怪我をするなら仕方がありませんが、他人や他犬に怪我を負わせるわけにはいきません。

中型犬のボーダー・コリーに限らず、大型犬はおっとりしていると安心していると、とっさの時には男性ですら止められないことがあります。
「ウチは小型犬だから大丈夫。」とか、「自分の犬は大丈夫。」と思っても、相手の犬が過剰反応して、飼い主さんを引きずって来ないとも限りません。
「ウチには関係ない。」と思われるかもしれませんが、相手に非があったとしても、どちらも負傷するのはやはり避けたいところ。

お散歩中自分の犬をコントロールすることは当然ですが、相手の犬の動向を確認することも必要ですね。

大したことではありませんが、散歩中行く手にトイレ中の犬がいるときは、トイレの処理が終わるまで相手の犬との距離は縮めません。
相手の犬が興奮して急に引っ張って飼い主さんを転ばさないとも限らないからです。

お互い、安全に散歩を楽しみたいですね。

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2020年9月10日 (木)

行動を習慣にする努力を惜しまない

今日は久しぶりにRさんのプライベートレッスン。

暑い時期はなかなか外でのレッスンが出来ないこともあり、
自主練を頑張って頂いていました。
その甲斐あって、外での集中もかなり高くなってきました。

もちろん、まだまだ気になるものが沢山ありますが、
ハンドラーに集中することを習慣にしていくことで、
刺激レベルが少しずつあがっていっても、
一度集中が切れても、戻るまでの時間が短くなってきました。

いいことを沢山褒めて、いい経験値を増やしていくことで、
行動は少しずつ習慣になっていきます。
そのためには飼い主さんの努力は欠かせません。

刺激を前にボーッとしていれば、なかなか犬の集中は戻ってきません。
戻りやすい環境づくりが必要ですね。
ご家族みんなで頑張ってくださると、その成果も早く出ます。

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楽しいトレーニングを続けることで、犬も飼主さんとの協働作業が楽しくなってきます。

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2020年9月 9日 (水)

少し工夫すると回避できるトラブル

犬と暮らし始めても、人間の生活スタイルを全て変える必要はありませんが、ある意味犬主体で考えてあげなくてはいけないこともあります。

今日は特に初めて犬と暮らす人がちょっと勘違いしてしまうことを書いてみました。

成犬になると、トイレは外だけと決めてしまうおうちがあります。
お庭のあるご家庭では問題ありませんが、そうでない場合、外に行くことイコール散歩に出ることになります。
犬の排泄タイミングを考えると、当然のことながら人間同様食べれば出ると考えます。
これ自体は間違っていませんが、だからと言ってご飯を食べてから散歩に出るというのはあまりおすすめできません。
食後は体を消化のために使うので、出来れば休ませてあげて欲しいからです。
特に大型犬種や、胸の深い犬種は、食後の運動によって「胃捻転」という疾病を発症しやすいと言われています。

理想を言えば、成犬の場合朝一番に排泄を兼ねて散歩に出て、発散させて帰ってきてからごはん。
そのあとはゆっくり休むというルーティンを作ってあげると、仕事で留守をする場合も、犬たちを安心して置いて行くことができます。
もちろん、留守の間に気がまぎれるものを置いて行くというのも犬にとっては留守番の寂しさが紛れていいでしょう。

当然飼い主さんの生活パターンがあるので、これが全てに当てはまるわけではありませんが、留守中に寂しくて泣いてしまう犬や、悪戯ばかりして困ってしまうときなどは、心身ともに適度な疲労感を与えてから出かけると、留守中落ち着いて休む確率が高くなります。
そのためにも、犬にストレスがかかりづらい環境を作ってあげたいですね。

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留守中のんびり寝るアシスタントたち。
時に見習いが遠吠えすることがありますが、基本はこんな感じです。

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2020年9月 8日 (火)

ドッグトレーニング:普段やっていないことは出来ない

昔親に言われたこと、
「普段家でやっていないのに、外で出来るわけないでしょ。」
人間は、普段やっていなくても頭で理解しているので出来ることもあります。
例えば言葉遣い。
家では雑な物言いをしていても、外で目上の人と話すときは当然敬語や丁寧語を使うことが出来ます。
それは、普段から親に言われていて、家では面倒でも、外に出たら気をつけなければいけないと本人が理解しているからです。

しかし、犬の場合、普段出来ていないことが、刺激の強い外で出来る可能性は非常に低くなります。
もちろん、普段練習していれば出来る可能性は高くなりますが、日常的に練習していないことはできません。

例えば「オスワリ」。
日常生活では、「オスワリ」と一度言って座らなければ、二度も三度も言って、結果座ればいいわけです。
もちろん、23度言っても座らなかった場合、大勢に影響が無いから「まぁいいわ。」とそのままにしておけば、恐らく「オスワリ」を覚えることはないでしょう。
頑張って3度目でようやく座った場合、犬は三回目で座ればいいと学習していきます。

こういう習慣がついてしまうと、犬と一緒に何かドッグスポーツを楽しもうと思ったとき、お願いしたことをすぐにやってくれないことが習慣になっていると、やりたいスポーツがうまくできなくなってしまったりします。

例えばアジリティ。
スタートで待たせたいのに、犬が何度言っても待ってくれない。
例えばディスク。
次のスローをやりたいのに、犬が咥えているディスクを放してくれない。
例えばドッグダンス。
ここでスピンをやって欲しいのに、全然言うことを聞いてくれないので音楽が流れていってしまった。

というように、日常生活では大して問題ないことでも、ドッグスポーツを極めて行こうとすると、なかなか思うような結果に結びつかなかったりするわけです。

「なんでちゃんとやってくれないんだろう」と思う前に、日常生活ではすぐ自分の話を聞いてくれているのかどうか見直してみるといいかもしれません。

もちろん、ドッグスポーツなど特に楽しむ必要が無く、そばに居てくれるだけでいいと思っているのであれば、犬に多くを要求する必要はありません。
日常生活が円滑に回る最小限度のコミュニケーションが出来ていればいいと思います。
ただし、愛犬の安全を守るのは飼い主さんの義務なので、危険を回避するためには、普段から話を聞いてくれる関係を築いておく必要はあるかもしれませんね。

お預かりのNさん。
特に教えたわけではありませんが、1週間ほど前から私の前で自分から座る頻度が高くなりました。
そこで、座っている姿を見るたびに、「Sit」「Sit, Good♪」と声をかけていたら、「Sit」の声で座るようになってきたのです。

Nさんがこちらに意識を向けているときを確認して、「Sit」と声をかけます。
もちろん、すぐにはお尻が地面につかないので、ちょっと待ってみます。
すると一生懸命考えたNさん、お尻を地面に付けてくれるので、その瞬間「Good!」と言って褒めてあげます。
決して、「Sit, Sit, Sit!」と連呼はしません。
私がNさんにお願いしたいのは「Sit」の一言で、お尻を地面につけるという行動です。
理解できるまで、繰り返し練習していきます。

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オーナーさんにお渡しできるまでに、最低必要なキューと行動をリンク付けできるように頑張ります。

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2020年9月 7日 (月)

3Daysイベント無事終了しました。

先週末3日間続いたWanByWan主催のイベントが終わりました。

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初日はTタッチのプラクティショナーでHomecare for Animals代表の菅沼礼子さんとのコラボアドバイスによるドッグダンスの練習会。

持ち時間20分を自由に使っていただきながら、希望された内容に合わせてアドバイスをさせていただくという初企画。
菅沼さんの目線は犬の体や精神面を主体に、競技としてのドッグダンスを極めるためのアドバイスを。
私はドッグトレーナーの立場から、トレーニングを主体に、きちんとコミュニケーションが取れているかといった側面からアドバイスをさせていただきました。

ご参加のみなさまの目標とされるところは様々です。
ルーティン全体の構成を確認されたい方や、パーツごとの詳細、あるいは犬とのコミュニケーションに特化した練習など、それぞれの課題を前もってお伺いして対応させていただきました。

ご参加者のみなさまがご自身に向けられたアドバイスだけでなく、他のご参加者に提案されたアドバイスも真摯に耳を傾けられていらっしゃいました。

二人のアドバイザーにズバッと指摘されたことで、心が折れてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、長年ドッグダンスを続けている二人からの、少しでもお役に立ちたいという気持ちからですので、これからも楽しく前に進んでいって欲しいと思います。


二日目はドッグダンスリハーサルショウ。
今回は持ち時間を6分枠の他に10分枠を初めて設けました。
小道具などを使われる場合、小道具のセッティングだけで時間を取られてしまうこともありますし、馴致だけで演技に入れない方も過去にいらしたことから、今回は持ち時間を2タイプとしました。

来月以降始まる競技前の練習の場として使っていただいたペアや、会場に馴れることを主眼に練習された方、現時点でのパートナーとの目標に向けてコツコツ練習された方、様々でした。

それぞれのみなさまには三井からコメントを書かせていただいています。
その日目に映ったペアの状況を見て感じたことを書かせていただいています。

生徒さんの場合は、進化の過程を拝見しているので、どうしても、「以前に比べて・・」という感想になってしまいがちなのですが、競技では過去のことは評価されません。
その日のペアのパフォーマンスのみがジャッジされるので、今回も公平を期する意味で、現状の様子に対してのコメントとなっています。
急いで書いているので、乱筆で読みづらかったかもしれません。
誤字もあったかも。
少しでもお役に立てれば幸いです。


三日目はWCRL規定のラリーオビディエンストライアルでした。
コロナ禍ということもあり、なかなか練習もできなかったせいか、今回の参加者は少なめでした。
三密を避けるという意味では、ちょうど良かったかもしれません。

今回も公認ジャッジの川端千賀子ジャッジと二人での共同ジャッジで開催しました。

レベル1はリード付き。
比較的シンプルなコースデザインで、全ペア無事クォリファイしました。

レベル2はオフリーシュで、遠隔作業や障害飛越が入っていきます。
参加ペアはドッグダンスをやっている方もいらっしゃるので、基本オフリーシュでの作業に馴れていることもあり、みなさん上手に集中をとって課題をクリアしてくださいました。


今回はシニアペア用にベテランクラスも開催しました。
ベテランクラスの課題は通常のレベルより数が少ないことと、体に負担がかからない課題が主流になっているというメリットがあります。
犬たちも人間同様、いくつになっても体を動かして刺激を受けていれば元気でいられます。
みなさん無理せず、楽しく課題に取り組んでくれました。

レベル3はレベル2の難度を少しあげたものですが、今回はリトライ(やり直し)することでタイムロスしてしまったペアがいくつかいらっしゃいました。
課題をクリアすることだけでなく、制限タイムを考慮しながら時間配分をするというちょっと難しいクラスです。

全体的には双六のように、一つ一つの課題をパートナーと順番通りにこなしていくというとてもシンプルなゲームです。
ちょっとトレーニングをかじったことのある方や、ドッグスポーツを愛犬と楽しんでみたい方は是非トライしてみてください。
WanByWan
では、不定期に練習会を開催していますので、お気軽にお問合せください。


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日間、愛犬との協働作業を楽しむ多くのペアと接することが出来ました。
ご参加ありがとうございました。

次回のラリーオビディエンストライアルは12/19(土)を予定しています。
前日は希望者がいらっしゃれば、ラリオビ勉強会およびコース体験会の開催を考えています。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、お早めにお問合せください。

次回のドッグダンスの練習会及びリハーサルショウは20213月を予定しています。

ブログおよびFacebookで順次ご案内していきます。

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2020年9月 6日 (日)

ラリーオビディエンストライアル開催しました。

WanByWan主催3Daysイベントの最終日はWCRL規定ラリーオビディエンストライアルでした。

ラリーオビディエンストライアルは年に4回開催していますが、今年はコロナの影響で6月のトライアルは開催できなかったので、半年ぶりの開催となりました。

相変らずコロナは終息の兆しがないので、今回も三密を避け、マスク着用にての開催となりました。

今回は前日のドッグダンスイベントに参加された方も興味を持って見学してくださいました。
少しずつ広まっていくといいですね。

前日までは、残暑厳しい中でのイベント開催でしたが、最終日は少し気温も下がって、犬たちには多少楽だったのではないでしょうか。

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次回は1219日土曜日を予定しております。

ラリーオビディエンスを体験してみたい方はお気軽にお問合せください。
練習会も随時開催しています。

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2020年9月 5日 (土)

ドッグダンスリハーサルショウ開催しました

年に二回開催しているドッグダンスのリハーサルショウ無事に終了しました。

残暑の厳しさに加えコロナ禍で三密を避け、検温させていただきながらの開催となりましたが、今回も素晴らしい演技や頑張る犬たちを沢山見ることができました。
ご参加の皆様お疲れ様でした。

3月開催時は三密を避け、集合写真は撮影しませんでしたが、今回は三密を避けた集合写真を撮らせていただきました。
慣れないことをしたので、端っこが切れてしまったため2枚になりました。

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今回の入賞は、この場を愛犬の集中を取るための場と割り切って細かくパートナーに正解を伝え続けた方、うらやましいほどの俊敏な犬を持ちつつも、その速さに頼ることなく、精度を上げる練習をしてくださった方、独特の世界感を醸し出しながら、最後まで犬の集中を切らすことなくパフォーマンスを見せてくださったペア、そして、完成度の高いルーティンを見せてくださったペアに差し上げることとなりました。

一人の生徒さんの発案から始まったWanByWan主催のドッグダンスリハーサルショウもお蔭様でみなさまのご協力をいただき丸3年続いています。
有り難いことです。

ご参加の皆様には後日本日の画像につきまして、ダウンロードできるサイトをご案内させていただきますので、今しばらくお待ちください。

明日は最終日WCRL規定ラリーオビディエンストライアルです。
ご来場の皆様は道中気を付けておいでください。

開場は9:00を予定しています。

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2020年9月 4日 (金)

ドッグダンスアドバイス付きコラボ練習会開催しました。

今日はHomecare for Animals代表の菅沼礼子さんとWanByWanの三井のコラボアドバイス付きドッグダンス練習会。

みなさんの練習風景やルーティン、調整方法などを拝見させていただきながら、それぞれの得意分野からのアドバイスをさせていただきました。
お役に立てたでしょうか。

東京ほどではありませんが、日差しが強く気温の高いこの地でのドッグダンス練習。
ハンドラーさんだけでなく、犬たちもみんな頑張っていました。

参加者のみなさんのご要望で、その都度のコメントさせていただいたり、最後にまとめてお伝えしたりと、方法はいろいろでしたが、皆様真摯に耳を傾けてくださいました。

秋には様々なドッグダンスのイベントも開催されることでしょう。
その本番に向け、それぞれの目標に向かって一歩一歩積み上げていくと、犬のストレスを軽減していくだけでなく、結果は必ずついてきます。

犬の状況を判断するのはハンドラーの技量です。
ハンドラーの経験値をあげていくためにも、犬から沢山学んでいきましょう。

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明日はドッグダンスのリハーサルショウです。

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2020年9月 3日 (木)

愛犬に伝えたいことは何かをよく考える。

愛犬にやって欲しいことを教えるとき、「正」の強化においては、報酬を使います。
つまり、犬にとってのご褒美です。
それは、美味しいものかもしれないし、撫でてもらうことかもしれません。

あるいは、犬にとって楽しいことかもしれません。

報酬の種類は個々の犬によって違いますし、その時々の状況によっても異なります。
そこを見誤ってしまうと、やって欲しいことがなんなのかうまく伝わらなくなってしまいます。
言葉で伝えられない分難しいですよね。

例えば、「ハウストレーニング」。
初めから、ハウスが好きで中に入る犬はめったにいません。

そこで、ハウスが楽しい場所だと教えるために、ハウスと「いいこと(楽しいこと)」を関連付けていきます。
ハウスの中に美味しいおやつを投げて入れてみたり、大好きなおもちゃを入れてみたりと、犬が入りやすい状況をつくってあげるわけです。
つられて入ってくれたら、またそこでご褒美。
少しでもじっとしていられたらご褒美。というように、楽しいことが続くと、ハウスに自分から入るようになっていきます。

ハウスに入ることができるようになったら、ハウスから出る方法も教えます。
そんなもの、ドアを開ければ飛び出してくるから方法なんていらないと思われるでしょう。
ドアを開ければ飛び出してくるということは、外に出ることは楽しいことと犬がすでに学習していることになります。
しかし、ハウスだけでなく、どんなドアも、開けたら飛び出す習慣があると危険です。
そこで、飼い主が安全確認してから「いいよ」という許可が出たら外にでるということも学んで欲しいので、ハウスから出る方法も教えるわけです。

202009031

この場合は、オヤツなどのご褒美をあえて使う必要はありません。
なぜなら、犬たちは外に出ることがすでに報酬になっているからです。
ハウスのドアを開けても飛び出さないで待っていられたら、「出てもいいよ。」というキューを言ってあげることで、犬はすでにハウスから外に出るという報酬を得たことになります。

しかし、もし保護犬のように、人に馴れておらず、なかなかハウスから出てきてくれない犬の場合は、ハウスの中ではなく外にオヤツを置いてあげるという方法になります。
外に出てもいいかなという気持ちになるのを待ってあげるわけですね。

個々の犬の状態、環境によって異なることを覚えておかないといけませんね。

じっとしていられない犬にじっとていることを教えるのと、全然動いてくれない犬に動くことを教えるのは方法が全然違います。
状況判断は不可欠ですね。

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2020年9月 2日 (水)

ラリーオビディエンス定期レッスン

今日は月に一度のWCRL規定ラリーオビディエンス定期レッスン日でした。
今週末にラリオビトライアルが開催されることもあり、コース練習を体験していただきながら、注意しなければいけないポイント、実際にどういう風にジャッジされるのかお伝えしました。

202009021 202009021

ラリーオビディエンスは基本的にはパートナー(愛犬)を褒めながら課題をクリアしていくことが出来ますが、指示のキューはわかりやすく一回で伝えることが重要です。
指示のキューが繰り返されてしまうと「追加のキュー(Additional Cue)」としてペナルティになります。
これはどんな服従訓練でも同じです。
そのためには、何度も言わなくても、一度で作業に移る練習も必要ですが、指示のキューをパートナーがきちんと理解出来ているかをきちんと確認しておくことも欠かせません。

例えば、左脚側位置に来て欲しいのか、正面ポジションに来て欲しいのか、わかりやすく伝えないと犬は迷ってしまい、あいまいな場所に来てしまうこともあります。
また、日常的に指示のキューを連呼していると、一度で行動に移さなくてもいいと理解して、何度か言われてようやく行動に移すということもあります。

なかなかやってくれないのは、犬が悪いのではなく、日常的にすぐにやる練習を繰り返し行っていないからです。
お願いしたら気持ちよくすぐ行動に移してもらえるように、日常生活の他愛のないお願いでもきちんと練習しておくと、競技会の本番だけでなく、日常生活の中での危険回避にも役立ちます。


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2020年9月 1日 (火)

ドッグダンス:癖はなおりにくい

ドッグダンスに限らず、オビディエンスでも脚側位置(ヒールポジション)はとても重要です。
適当に教えてしまうと、犬も適当に楽な動きをしてしまうので、日々繰り返して習慣にすることが大事です。
一度間違ったことを習慣にしてしまうと、いわゆる「変な癖」がついてしまい、なかなか修正しづらくなってしまいます。

ハンドラーと平行に、決まった位置に前肢を持ってくるヒールポジションを教えようとして、トリーツなどで誘導しようとすると、時にお尻が外に向いて曲がってしまうことがあります。

後方からハンドラーのヒールポジションに誘導すると、まっすぐハンドラーに向かって来るので、曲がることは少なくなりますが、最後にアイコンタクトを取ろうとして犬がハンドラーの顔を見上げようとすると、当然のことながら、顔がハンドラーの方に若干かぶるようになるので、お尻が外に出てしまう確率が高くなります。

真っすぐ立って、顔だけハンドラーに少し傾けるぐらいがちょうどいいのですが、ハンドラーも犬も慣れないとなかなかいい位置を見つけることが出来ません。

そこで、ハンドラーは何とかして犬の後肢をまっすぐにしようとして「裏の手」を使ってしまうことがあります。
この「裏の手」とは何でしょうか。

それは、これ👇です。

202009011

犬の顔をハンドラーと反対側の方に向けることで、必然的にお尻の方がハンドラーの体にくっつくというものです。

後肢をハンドラーの身体に近い場所にいることを感じさせるためには効果的ですが、長く続けていると、犬は外側からハンドラーの顔を見上げる癖がついてしまいます。

それでも、犬の体(後肢)はハンドラーの方に寄せているので、まっすぐ歩くだけであれば大して問題にはならないかもしれません。
見た目は若干変ですが。

しかし、ドッグダンスや高度なテクニックを要する競技になってくると、犬の顔の向きが外に向いていると反応がその都度遅れてしまいます。
顔を正面、あるいはハンドラーを見るという作業が必ずひと手間必要になるからです。

顔を外に向けることでお尻がまっすぐになったら、顔の位置を正面に戻すことも教えてあげましょう。
もちろん、この「裏の手」を使わなくても、犬がまっすぐハンドラーの脚側に立てるようになる方法は沢山あるので、出来ればこの方法は使わない方がいいでしょう。

普通に立っているとこうなります。👇

202009012

体はハンドラーと平行に、顔は正面あるいは少しハンドラーを見上げる程度だが犬への負担も少なくなります。

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