子犬の好奇心と警戒心
子犬の成長過程には、好奇心満載で、なんでも受けいれやすい時期と、警戒心が出てきて、馴れるのに時間がかかる時期とがあります。
一般に言われている「社会化期」はなんでも受け入れやすい時期になるべく多くの体験(経験)をさせて、将来人間社会の中で生きやすくさせてあげようという大切な期間です。
もちろん、社会化期の期間を過ぎてしまったからと言って社会化が出来ないわけではなく、たとえ社会化期が過ぎたとしても、更に社会化を強化してあげないと、ますます警戒心が強くなってしまう可能性があります。
好奇心が旺盛な時に、多くの経験をさせたい。
ある意味人間の子育てに近いのですが、好奇心が旺盛だからと、全てを自分で確認させなければいけないということではありません。
子犬にとって危なくないものは、例え最初は腰が引けていても、自力で近づいて確認させる時間をとってあげることが大事ですが、近寄って危ないもの、あるいはやって欲しくないことなどは、止めることが飼い主のお仕事です。
例えば、見習いはチビの頃、家の近所に急に現れたカバー付きの大型バイクを見てフリーズ。
腰が引けている中、しばらくどうするか待っていたら、自分で近寄って匂いを嗅いで、翌日からは気にしなくなりました。
危険度は飼い主の考え方や、子犬の種類(大型犬か小型犬か)によっても異なるで、それぞれに合わせた対応が必要ですが、ある意味危険ではなくても、子犬の取る行動によっては危険になることもあります。
例えば、地面に落ちている小石。
犬なら食べられるものとそうでないものの区別は出来るだろうと思われがちですが、意外と楽しんで口の中で転がしているうちに食べてしまったり、「あっ!」と言った瞬間に、ごくっと呑み込んでしまうケースもあります。
飼主がおおごとにしないで、素通りしてしまえば、犬も大して面白くないと思ってくれる場合もありますが、なかなか思い通りにいかないこともあります。
家の中でも同様です。
何気なく床に落ちている毛玉や、ドッグベッドについているファスナー。
大して気にしないでいると、いつの間にかカミカミして食べてしまったり、壊してしまったり。
「あ~ぁ。」となる前に、それより楽しいものを提案することで、エスカレートを防げるかもしれません。
もちろん、家の中では、当然子犬の口や手の届くところに危険なものを置かないことが鉄則ですが、道端にはいろいろなものが落ちています。
タバコの吸い殻、殺鼠剤、人間の食べ物や焼き鳥の串など、目の離せないものが沢山あります。
子犬育ては目が離せませんね。
今日の散歩で、Nちゃんは地面のシミやら車、玄関前を掃除する人などなど、いろいろ気になるものがありました。
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