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2020年8月24日 (月)

個々の犬のペースに合わせて

今日の午前中は新しく保護犬を迎えたお宅のカウンセリングでした。

以前から単犬種(ボーダー・コリー)レスキューのお手伝いに少し関わっていることもあり、保護犬の里親さんになられる方のお宅には何度かお伺いしています。

ボーダー・コリーの場合、元々人に飼われていた子なので、ある意味人慣れしています。
もちろん、元の飼主さんとの信頼関係が壊れて放棄された犬もいるので、フレンドリーであるかどうかは別としてです。
しかし、ミックス(雑種)の場合、野犬だったり、野犬の子だったりと、人間との関わりの薄い子もいます。
そういった犬たちと仲良くなるには時間がかかります。

こちらから能動的に関わると引いてしまったり、逃げてしまったりする子もいます。
相手がこちらに興味を持ってくれるのを待つことが大事。
当然、そのレベルでは食べ物には興味を示してくれないこともあります。

人間も、今置かれている状況が不確かな(不安を感じるような)場合、何かを食べたいという欲求は、身の安全を図ろうとする欲求には勝てません。

今いる場所が安全な場所だとわかれば、少しずつ心を開いてくれるので、忍耐強く待ってあげましょう。

子犬のように積極的に挨拶しに来てくれる子ではありませんでしたが、飼い主さんとのお話の後半には、そばでまったり寝てくれるほど。

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少しずつ経験値を増やしていきましょう。

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