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2020年8月 3日 (月)

環境設定の重要性

今日カウンセリングに伺ったPさん
どうしてもおトイレの失敗が無くならないとのこと。

子犬のトレーニングはすぐに覚える子と時間のかかる子がいます。
トイレに関しては、覚えの良し悪しだけでなく、個体の性格も関わってきます。
例えば、清潔好きな子と、全く頓着しない子。
周りをあまり気にしない子、神経質な子などなど様々です。

家の中のトイレを覚えること、外でもトイレが出来るようになること。
トイレに関するお悩みは簡単には解決できないこともあります。
環境によっても大きく変わります。


例えば「食糞」。

子犬時代(母犬との同居期間)に兄妹犬や自分の排せつ物が常に周りにある場合は、最初は気にしていなくても、暇になるとおもちゃにしたり、場合によっては口に運んだりする場合があります。
そうならないためには、排泄直後にすぐ片づける必要があります。

さて、Pさんの場合、先住犬(小型犬2頭)が使っているトイレが広いお宅にひとつだけ。
単頭飼いの場合であっても、お部屋が広い時はトイレの数を増やしてあげると失敗は減ります。
今回はさらに、先住犬がいることで、落ち着いてトイレに入れない可能性があります。

そこで、今日は先住犬にはちょっとハウスに入ってもらっている間に、Pさんがトイレに行きたくなるタイミングを見計らって、トイレスペースにいざなって、少し待ってあげたらさっと済ませてくれました。
おうちの方もびっくり。
私も久しぶりにびっくり。
大概は、トイレケージから出して欲しくて最初グズグズ言ったり、知らん顔されることもあるのですが、今回はあまりにも早くトイレを済ませてくれたので、トイレの意味がわかっていないわけではなかったことが証明されました。

賢いPさん。
最初はちょこちょこ跳びついてくれましたが、何もメリットがないとわかると、教えたわけでもないのにオスワリ。

202008031

これから先が楽しみなパピーさんでした。

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