犬と遊ぶ
様々な物を受け入れやすい時期の子犬は、好奇心満載で人間にもすぐなつきますが、その時期を過ぎてから人間との関りを知った犬は、人間に親しみを感じるようになるまでは時間がかかります。
さらに、環境が変われば、その変化についていくにも時間を要します。
犬は生まれながら人間に懐く本能を持っているわけではないので、野犬に近い状態で保護された犬たちが、保護当時から尻尾をフリフリ人間の元に走ってくる可能性は極めて低いと言えるでしょう。
しかし、少しずつ犬のペースやスペースを尊重しながら距離感を縮めていくことはできます。
押しつけにならず、犬が自分から行動したくなる環境を作ってあげると、その距離が速く縮まることもあります。
前回カウンセリングで伺ったKさん。
今まで他の犬とばかり遊んでいたそうですが、最近は飼い主さんとボールで遊ぶ楽しさを知ったそうです。
今日は引っ張りっこ遊びの導入。
引っ張りっこは犬の追いかけたくなる本能をくすぐってあげると、付き合ってくれるようになります。
無理強いせず、犬がその気になるのを気長に待ってあげることも大事ですね。
帰りにシッティングに寄ったお宅では、Sさんが「待ってたわよ。」と言わんばかりに、ボールを咥えて持ってきてくれました。
人間が楽しい遊び相手とわかってくれると、話も通じやすいかもしれませんね。
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