犬が満足できるように。
今日のレッスンは先週カウンセリングに伺ったMさん。
あの時の遊び方を実践していただいたところ、その後Mさんのストレスが減ったようで、要求行動が出なくなったそうです。
Mさんにとっては、ただかまって欲しくて出ていた行動ですが、「噛む」「吠える」などは人間にとっては好ましくない行動のひとつです。
人間は遊んであげているつもりでも、犬が楽しんでいるかどうかはわかりません。
犬が本当に楽しめたときは、満足してゆっくり休むこともできます。
楽しくないと、おもちゃを持って逃げてしまい、一人遊びが始まってしまうこともあります。
今日のMさん、ママと引っ張りっこを楽しんだ後、
おもちゃを持ってお気に入りの場所に戻ったものの、また自分からママの元へ。
よほど引っ張りっこが楽しかったのでしょう。
だからと言って、この遊びがMさんにとって「最上級」ではありません。
外に行けば様々な刺激があり、大好きなおもちゃであっても、目もくれないこともあります。
おもちゃより食べ物が優先されることもあります。
Mさんの好ましい行動を強化するために、前回はフードを使いましたが、今日は出したフードを食べようとしなかったので、褒めた後フードを床に転がしたところ慌てて食べに行きました。
トリーツのデリバリー方法によって、トリーツの価値が変わることもあります。
犬とのコミュニケーションは難しいところもありますが、だからこそ、どうやったら伝わるだろうと考えるところも楽しいですね。
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