犬と会話できるようになる
昨日「犬と遊ぶ」ことで、お互いの距離が少し縮まる話を書きました。
共通の話題があると、人間同士も距離が縮まりますから、一緒に遊べることは大事なことだと思います。
先月からレッスンをしていたMさん。
ご家族にMさんとの会話の方法をいろいろご提案したところ、話が通じるようになってきたとのこと。
嬉しいことです。
犬の考えていることを全てわかろうとすることは恐らく人間である以上限界があります。
しかし、人間の勝手な思い込みでなく、犬の目線で考えてみようとすると、見方は少しずつ変わって、犬と話が通じやすくなってくるのです。
「なんで噛みつくの?」
「なんで言うこと聞いてくれないの?」
という、被害者的発想でなく、何がそこまで犬を追い詰めてしまったのか、こちら側のお願いしたいことがうまく伝わっていないのではないか見直して見る必要があるかもしれません。
私はいわゆる訓練士(ドッグトレーナー)ですが、トレーニングのインストラクターとして、飼い主さんに犬との会話の手助けをするのが大きな仕事です。
ご家族みんなでMさんとのコミュニケーションに努力して下さったおかげで、Mさんの行動がガラッと変わったそうです。
お嬢さんに呼ばれて振り返り、
呼ばれなくても、リードの反対側に飼い主さんがいることを意識し、
目標はお互いを尊重しあえる関係。
愛犬との暮らしは日々の積み重ねです。
出来ることを少しずつ増やして自信を付けて行くことは犬も人も同じ。
根気よく、会話の努力を続けていって欲しいですね。
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