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2020年8月22日 (土)

犬同士の挨拶

今日はNちゃんの社会化を兼ねて、犬が苦手なMさんの犬慣れ練習。

N
ちゃんが今までどういう環境にいたのか情報がないので、どの程度の社会化がされているかは不明です。
わが家に来てから、大きな犬たちと会い、好き放題にしているとちょっと叱られることも学んでいます。
しかし、まだよその犬と挨拶を交わしたことはありません。

一方Mさんは、どちらかと言うと人間の方が大好きですが、元々お散歩が苦手なので、よその犬に会うことはほとんどないため、犬を見ると緊張します。
しかし、お散歩はいろいろな面から見ても必要なので、行っていただくようにしたところ、当然他の犬に遭遇する機会が増えて、少しストレスになっているようです。

とりあえず、クレートに入れたNちゃんを床に置いてMさんだけをハウスから出すと、やはりMさんは遠巻きにしながら吠えます。
外から人が入ってくるというだけで警戒心で吠えるので、私とNちゃんがいるだけでも最初は少々興奮気味。

しばらくMさんと遊び、少し落ち着いたところで、初めてNちゃんをクレートから出してみました。
N
ちゃんは、初めての場所なので、多少腰が引けながらもあちこち歩きまわれています。
しかし、当然のことながらフードが食べられるほどのレベルではありません。

二頭の様子を見ていると、最初は視線を合わせないようにしていました。
M
さんも、子犬にどう対応していいのかわからない様子です。

202008221

そのうち、隙を見てそっとお互いのお尻の匂いを確認し、以降もお互いからむことなく、勝手におもちゃで遊んだり、人の傍に寄っていったりしながら、同じ時間を共有することができました。

202008222

犬同士の挨拶についてはいろいろな考え方があります。
犬と出会うたびに、「ご挨拶」と言って犬を寄せていく人もいます。
犬好きな犬は当然いるわけで、愛想よく、出会った犬と挨拶をして遊ぼうとするケースはよくあります。
いわゆる「ウチの子大丈夫ですから。」というタイプです。

しかし、一方では、Mさんのように犬を見るだけで緊張してしまうタイプの子もいます。
緊張しているとき、相手が立ち去ってくれればホッとしますし、向かってこられるとどうしていいかわからず、吠えてしまったり、空噛みしようとしてしまうこともあります。

つまり、相手があることなので、「ウチの子」ではなく「相手のワンちゃん」の様子を確認することが必要ですね。

わが家の犬たち、基本的には挨拶はさせません。
アシスタントも見習いも、犬より人の方が好きなので、敢えて友達を作ろうとは思っていないようです。
必ず飼い主さんに挨拶に行ってしまいます。
もちろん、小さいころから知っている犬たちとは挨拶出来ますが、見習いは相手がオスのときは、しばらくぶりに会うとやはり緊張してしまうので、3秒ルールではありませんが、「こんにちは。」「それじゃぁまた。」というのが程よい関係が保てます。

いずれにしても、犬が周りにいるのは当たり前の世の中なので、気にせずスルー出来るのが一番。
そのためには、犬の気持ちがいつもフラットでいられるような社会化が必要ですね。


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